漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。
前回の続きです。(日経新聞記事より)
不整脈で一番多いのが 「トントントトン」 など脈のタイミングがずれる期外収縮です。一瞬ドキンとしたり脈が飛んだりした様に感じますが、これは健康な人の8割が経験しているとも云われ、あまり心配は要らないとの事です。
疲労や睡眠不足などが引き金になっているので、身体を休ませなさいというサインとも云えます。
また 「目まい」 や 「失神」 を伴うと不整脈のタイプを問わず、非常に危険なサインです。心電図等による詳しい検査が必要です。
また、安静時の脈が１分間に100回を超える頻脈の場合も病気が隠れている場合が有ります。
多いのは 「トトトト．．．」 と速い脈が規則正しく続く 「洞頻脈」 です。これは運動や緊張、発熱や飲酒でも起きる事が多く、ほとんどは心配の要らないものですが、中には肺の病気や甲状腺機能亢進症、貧血など心臓以外の疾患が原因の事も有りますので注意が必要です。
脈は血圧などと同様に、日常的に測っておくと体調のバロメーターになりますが、神経質になり過ぎると反ってストレスになりやすいのも事実です。体調が悪い時や想い出した時に測るのが良いかもしれません。
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お早うございます。
(日経新聞記事より) 脈の異常は不整脈と呼ばれ、脈が「速い」「遅い」「飛ぶ」「不規則」 の４種類に分けられますが、最近特に注目されているのが、脈が不規則になる 「心房細動」 です。
心房細動自体は命にかかわらないのですが、脳梗塞のリスクが高まります。心房の収縮力が落ちるため、血液がよどんで血栓(血の塊)が出来、これが脳まで運ばれると血管を詰まらせる事になります。
心房細動は動悸や息切れ、胸の違和感などの症状が出ることも有りますが、無症状のことも多く、脳梗塞を起こして初めて気がつく例も少なくありません。
脈が不規則に乱れていたら循環器内科や循環器科などの専門医を受診した方が良いと云えます。
次回に続きます。
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お早うございます。
(朝日新聞記事より) 国や市町村の高齢化率は、人口に占める65歳以上の割合で見ていますが、何か根拠は有るのでしょうか?
総務省によると、65歳以上を高齢者とするのが国際的にもほぼ共通しているとの事です。1956年の国連報告書で位置づけられたとされていますが、その根拠は不明です。
平均寿命も延び、同じ65歳でも昔と今とでは体力的に違います。国内のある研究によると、2002年時点で歩行速度などの体力が10年前より10歳ほど若返っていたとの事です。一方でうつ等になる人の数は昔に比べて改善していないとの指摘も有ります。
内閣府は2012年、団塊の世代約3500人を対象に、「何歳からが高齢者か?」 を尋ねました。その結果、65歳以上と答えた人は1割しかおらず、8割は70歳以上の年齢をあげました。
高齢者を再定義しようと、日本老年医学会などが昨年から議論をしています。ただ、年金や雇用など社会制度と密接に関連して来る問題ですので、社会的な合意を得るのは簡単ではない様です。
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お早うございます。昨日は 耳鳴り 常習性便秘 慢性頭痛 胃腸虚弱 の漢方相談が有りました。
前回の続きです。(日経新聞６月２９日記事より)
速く歩く傾向と人の顔を覚える能力との間に深い関係が有ることを前回に御紹介しました。
また別の実験では、手先の器用さを調べるため、並べられた２０個の木片をひっくり返す時間を測る試験も実施したところ、顔や空間の記憶能力と手先の器用さの間には関連が見られませんでした。
これらの事から、文字ではない視覚情報を扱うワーキングメモリーが円滑な歩行にとって大切だと見られています。目標に向かって素早く歩くには、見え方が刻々と変わる周囲の情景を的確にとらえ処理する必要が有りますが、これに視覚情報のワーキングメモリーが深く関与している事をうかがわせます。
ワーキングメモリーは、会話や暗算をはじめ日常生活において必要な情報を一時的に保持して利用する機能で、大脳の前頭前野が主にその機能を担っていると考えられています。
高齢者がまめに歩いたり、指先を使った作業をしたりすれば認知症になりにくいと云われていますが、高齢になるほどワーキングメモリーの機能が低下すると云われていますが、今後の詳しい研究が待たれるところです。
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お早うございます。昨日は 膀胱ガン 吐き気 夏風邪 慢性頭痛 の漢方相談が有りました。
（日経新聞6月29日記事より） 人の顔を覚えるなど視覚情報を一時的に記憶する能力と、足早に歩ける能力との間に深い関係があるらしい事が判明しました。
熊本大の積山教授らは、高齢者を対象にワーキングメモリー（作業記憶）を使う課題を与えて成績を測り、その人たちが目標に向かって歩く速さや手先の器用さとの関連を調べました。
ワーキングメモリーの試験は、被験者に2秒間ずつ画像を見せて、「今見ているものは1つ前（或いは2つ前）の画像と同じか？」 を問うもので、顔、数字と、白紙の画面のどこかに点が1つ記してある画像の3種類を用意しました。
その結果、顔と点の位置を良く覚えている人ほど歩く速度が速い傾向が有りました。
これまで、文字を覚える力と運動習慣との間には関連が有ることが知られていましたが、今回の実験で、顔や空間上の位置に関する記憶能力が文字の記憶よりも強く歩行能力に関連している事が判りました。
次回に続きます。
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お早うございます。昨日は 熱中症予防 夏の胃腸障害 常習性便秘 耳鳴り 糖尿病 の漢方相談が有りました。
前回の続きです。（日経新聞7月13日記事より）
親子や親しい関係の間柄で愛情が深まったり、良いコミュニケーションを取っている時には、脳内でオキシトシンと云うホルモンが多く分泌されています。
逆に、親から虐待を受けた子供は一般にオキシトシンを作る量が少ない事か知られています。
一方では、医学研究としてオキシトシンを自閉症の治療に生かす試みが出て来ました。東京大学や金沢大学などのグループが、オキシトシンの点鼻スプレーによる投与で、人と上手く意思疎通が出来なかった人たちの症状を改善出来ないか研究の最中です。
発作的に大暴れする男子生徒は投与後、自制できる様になりました。またかんしゃくを起こし易かった女子生徒では情緒が安定し自傷行為が減ったとの事です。
こうした事例を見てきた金沢大の東田教授は、「オキシトシンはさびついた歯車を回るようにする潤滑油のようだ。．．．」と例えています。
近い将来、実用化出来る見通しが開けて来たようです。
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お早うございます。昨日は 甲状腺腫 耳鳴り 頭重 の漢方相談が有りました。
（日経新聞7月13日記事より） 最近の研究から、親子や友人、同僚などが一緒に食事をする際、良好な関係にあるほど体内でオキシトシンの量が増える傾向が判りました。不安な時に出るストレスホルモンの 「コルチゾール」 の発生を抑え、信頼感を育んでいるという記憶を強める効果が有るようです。
オキシトシンが約60年前に判明した当初は、哺乳動物が出産時に子宮を収縮させる働きと、授乳時に乳を出すように促す働きしか判っていませんでした。
ところが1990年代半ば、ネズミにオキシトシンを注射する米国での実験で、つがいの絆が強まる行動が確認されて以降、見方がガラリと変わり、脳の中でどんな作用をしているのかを探る研究が盛んになったのです。
授乳時のオキシトシンは単に乳腺を収縮させて乳を出やすくするだけでなく、母と子の脳内で相互のつながりを記憶にとどめる役割を持つことが確かめられました。
安心したからオキシトシンが作られるのか、オキシトシンが作られて安心感が高まるのか、原因と結果の関係が未だ十分に解明出来ていない面はあるのですが、オキシトシンを促す行動や活動を意識すれば日々健やかに過ごせる可能性は高まりそうです。
次回に続きます。
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お早うございます。昨日は 慢性関節リウマチ 高齢者の風邪 大腸がん の漢方相談が有りました。
(日経新聞記事より) 東北大の赤池孝章教授らが４月に、動脈硬化を促進する新しい病原体を見つけたと発表しました。
病原体は 「ヘリコバクター・シネディ菌」 で、感染すると血管細胞への脂肪の蓄積を増加させるとの事です。
赤池教授らは動脈硬化になった人の病巣にシネディ菌がいる事を以前に見つけていましたが、今回、マウスを用いた実験や培養したマクロファージを用いた別の実験により証拠が集まったとして、今回の問題提起に至ったとの事です。
因みにヘリコバクター・ピロリ菌とは胃潰瘍や胃がんの原因になる菌として有名ですが、シネディとピロリは形状やゲノム(全遺伝情報) から同じ仲間の細菌と分類されています。
動脈硬化の原因に細菌が関与しているとすれば、予防や治療に抗菌剤やワクチンなどが有望になるかもしれません。
研究は未だ始まったばかりですが、今後の研究の進展が待たれます。
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お早うございます。昨日は 高齢者の風邪 翼状片 声帯ポリーブ の漢方相談が有りました。
(日経新聞５月３日記事より) 噛むことの効用は、子供、成人、高齢者とそれぞれの世代にとって少しずつ違います。
子供の乳歯が永久歯に生え代わるのは小学校低学年頃からですが、同時にあごの筋肉も発達して来ます。3～4歳になったらしっかり噛む習慣を付け始めるのが大切です。
幼児を対象にした実験では、「身体がまっすぐ正面を向いている」 「椅子に寄りかからない」 「足の裏が床に着いている」 「背筋がまっすぐ」 ．．．などの項目がきちんと出来ていると噛める回数が増加するそうです。
正しい姿勢でないと力が入らないと云う事なのですが、これは大人でも同じであるそうです。
成人になると、良く噛むことは生活習慣病の予防では軽視出来なくなります。良く噛むことは満腹中枢に働きかけて食べ過ぎを防ぐほか、ストレスを軽減させる効果があります。
歯科関係者などは、一般的に一口あたり３０回噛むことを勧めています。成人は歯の組織が未成熟な子供や、唾液の量が少なくなる高齢者に比べて虫歯になりにくいので、口の中の環境やしっかり噛むことへの意識が薄れがちですが、この時期の取り組みが恒例になった時に残る歯の本数や糖尿病などにかかるリスクに差をもたらすとの事です。
次回に続きます。
漢方薬 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 胃腸障害 慢性鼻炎 下肢静脈瘤 の漢方相談が有りました。
(日経新聞5月1日記事より) 世界保健機関(WHO) は30日、抗生物質が効かない耐性菌が世界で拡大傾向にあるとの報告書を発表しました。
WHOは耐性菌の拡大はすでに深刻な状態にあると判断、医療関係者らに抗生物質の処方を必要最低限に抑えること等を呼び掛けています。
報告書は世界114カ国から集めたデータを基に作成されました。
WHOは体内にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌を持つ人は、耐性の無い黄色ブドウ球菌を持つ人に比べ、死亡する確率が64%高まると推定、耐性菌の感染で治療や入院が長引き、医療費が膨らむ傾向もあるとしています。
具体的な対策として、各国政府に調査・研究の強化などを求め、一般の患者に対しては、他の人と抗生物質を分け合ったり、過去に残した薬剤を服用したりするのは避けるべきだとしています。
今年は4月になってもインフルエンザが終息しない様ですが、上記の事と何か関係が有るのでしょうか？
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