漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 高齢者の風邪 肩の痛み の漢方相談が有りました。
昨日の続きです。(福島民友1月20日記事より)
抗うつ剤の服用により便秘を招く場合がある事を御紹介しましたが、一方ではうつ状態が続くと自律神経系に影響して腸管の運動を低下させる事も多くあります。
ここで鍵を握るのが、腸神経において重要な働きをするセロトニンです。腸神経は腸管に食べ物が入って来た時に、腸管を走る神経が情報を腸全体に伝えるのですが、この伝達に関与しているのがセロトニンです。
腸内のセロトニンの分泌を促す食品としては納豆、チーズ、ヨーグルト、バナナ等があります。
うつ病は脳内のセロトニンの減少が影響すると云われていますので、腸で出来たセロトニンとの関係はどうなるか興味深い問題ですが、現時点では腸内のセロトニンとの関連性は明らかではありません。