目指せ!映画批評家

時たまネタバレしながら、メジャーな作品からマイナーな作品まで色んな映画を色んな視点で楽しむ力を育みます★

ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲- ★★

2011-04-30 11:14:54 | ★★
DVDで鑑賞。



(あらすじ)
ゼブラーマンこと市川新市が地球の平和を守り、その姿を突如消してから15年後の2025年。東京はゼブラシティへとその名を変えていた。そのゼブラシティではゼブラタイムという特別な時間を設けていた。それは朝と夕方の5時から5分間だけ、警察官(ゼブラポリス)や議員などの権力者はあらゆる犯罪行為を許されるという恐ろしいものだった。

様変わりしたゼブラシティの道端で市川は突然目を覚ます。しかし、彼は記憶を失っており、力も白の部分しか存在しなかった。ゼブラタイムによって迫害された人々が身を寄せるコミューン「白馬の家」に匿われた市川は、あるきっかけで自分がゼブラーマンだったことを思い出し、平和を取り戻すべくリハビリに励むのだが……。
(wikipediaより)

なぜ、今更鑑賞したのかは何とも言えないところですが、1作目でもそれほど高い評価をしていなかったようですね。

http://blog.goo.ne.jp/kikidiary/e/72578434078694bc21637ffa555ae637

というか、まあ、ぶっちゃけると仲里依紗を観るために借りたようなものだったのですが、オープニングでほぼその願望は達成されたため、後は惰性で鑑賞するような形になってしまいました。この仲里依紗は2曲もこの映画のために歌ってまして、でも、CDが欲しくなるほどのものでもなかったので、まあ、これはこれで、イイのかな、と。
それにしても仲里依紗作品はなんだかんだ言いながら「純喫茶磯辺」「時をかける少女」などあまり間を置かずに観た印象がありますが、私はこういうはっちゃけた彼女は苦手かなあ・・苦笑。「あーーはっはっはっは」という笑い方は溜飲が下がるものではありましたが・・。彼女のこの役のための映画といっても過言ではない映画でした。うーん、哀川翔はこれでよかったのかな。

ゼブラーマンの善の部分と悪の部分が分かれて~というくだりはドラゴンボールのピッコロあたりを思い出させる展開ですが、それにしてもゼブラーマンという題材でここまであれこれややこしい話をやるニーズってあるのかいな、と首をかしげてしまいます。1作目はそれでもゼブラーマンになりたいというヒーロー願望を持った冴えない先生がこっそり地球を守るために戦っていくうちに本当に地球を救ってしまう、というような「キック・アス」にも少し通ずる面白さがあったのですが、今作ではそういう面白さもなく、有名になってしまったゼブラーマンがひたすら、デストピアな未来で葛藤し、本来の自分を取り戻す話になっています。が、彼の葛藤などそこまで見たいものでもないし、なんともはや・・。

というわけでお話としては少々、退屈、見所といえば仲嬢のゼブラクイーン姿のみ、というなんともはや困ったお話になっていますね。

それにしてもマニアックな題材だよなあ・・。


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