今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

シング・ストリート 7

2016-07-23 18:55:02 | ノーヒットノーラン
どうして青春と恋とバンドはこんなに相性がええんやろ?
ひとことでいうと「ダブリン版青春デンデケデケデケ」。時代も国も全然違うけど、共感できるところ満載なのはどっちも同じだ。
さらによかったのは曲とアニキ。曲は洋楽に興味がなかった俺でも知ってるナンバーでライブシーンは体が動いた。あと自分はうまく行ってないけど、センパイとして弟の人生をしっかり見守り、導いてやる兄貴がたまらんかった。ああいうオトナっていいよな。
でもこの話、もっと面白くなったはず。学校でのエピソードやバンド結成のすったもんだ、メンバーそれぞれのストーリーもいれたらもっとよくなったのに…。
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TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 8

2016-07-10 22:46:54 | ノーヒットノーラン
うらやましい!
クドカンがやりきった脚本、監督作品。今までの作品は現実世界とクドカンワールドのギャップをどうしても感じてしまって、気持ちはわかるし、おもろいんだけど、乗り切れない部分をいつも感じていた。でも今回は何があってもOKな地獄!造形も表現もイキイキしてるし、現実世界でのリビドーにまみれた細かいネタもいい。さらに地獄の大きなうねりのもとになっているロックの曲も一流ミュージシャンを集めて本気で遊んでる。気分爽快なロックミュージカルとして、舞台でも見たいなぁ。今年ここまで一番の快作だ。
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インディペンデンス・デイ リサージェンス 5

2016-07-10 21:04:12 | ノーヒットノーラン
限度あるやろ。
20年前、ID4はその圧倒的な敵の巨大さと、言いにくいタイトルが印象に残っている。20年たってなぜか作った続編は、敵が巨大すぎてピンとこない凡作。宇宙船の直径が1.6キロて、梅田から本町くらいまで全部円盤よ。怖いとかじゃなくてイメージできない。最後は中途半端な女王蜂みたいなのをいじめ抜いただけだし、なんで作ったんかなぁ?
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64 後編 4

2016-06-21 23:14:12 | ノーヒットノーラン
気合いと根性て!
映画史に残る名作にしたい、その意気込みは買う。ただ4番ばかり集めて見せ場を作っても一昔前の巨人みたいに勝てるわけじゃない。いい役者集めたよ、それぞれ力入ってるよ、でもミステリーの一番肝の部分があれでいいの?原作は読んでないからわからんけど、やたら長い顔見世興行に見てて疲れた。じっくり見せる芝居は何人かに絞らないと。
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Fake 8

2016-06-17 22:22:07 | ノーヒットノーラン
旨いなぁ…。
衝撃だった「A」「A2」から15年。森達也監督が佐村河内さんに迫ったドキュメント。タイトルはFake(偽物)。でも偽物なのは佐村河内さんの作品や難聴だけでなく、新垣さんのほうも、煽ったマスコミ、そしてドキュメントとしてのこの作品すらそうかもしれない。メディアリテラシーが求められる現代だけど、何を拠り所に判断したらいいかわからなくなる。多くのドキュメントは見終わったら、新たな世界観や知識を得ることができるけど、これの観後感は混乱。演出してるわけではない刺身のまんまだけど、計算された付け合わせとタレで別物に昇華してる。よくできたカルパッチョみたいな作品だ。
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デッド・プール 4

2016-06-09 18:47:08 | ノーヒットノーラン
わかる人だけでやって
X-メンシリーズのスピンオフ。かなり前から力入れて宣伝してたし、普通のヒーローものとは違う系統の作品かと思って期待してたのに…。もともと子どもが考えたみたいな超人ばかりのシリーズ自体、あんまり好きではないのに加え、ストーリーや説明、 ギャグや戦闘シーン、すべてにおいて下品で雑!日本だとヤンキー映画レベルだなぁ。それこそアメリカ映画にでてくるハイスクールの学食みたいなイメージ。おばちゃんが区分けされた皿の上におたまでグチャッて盛っただけの食事みたい。食えないことはないんだろうけど。
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ 5

2016-06-05 08:29:34 | ノーヒットノーラン
歳とったなぁ。
世界一の驕り高いアメリカ人たちの抱える問題を鋭くかつ、やんちゃな切り口で見せてきたマイケル・ムーア。久しぶりの作品だったけど楽しみにしてたのに…。世界の羨ましい国を巡って「いいなぁ」って見学&インタビューするだけ。昔ならそれを持ち帰って必ず一騒動起こしてた。今回は並べたあと「でもみんなアメリカ発だよ、基本に立ち返ろう」的な残念なまとめ。
結局、アメリカが推し進めた「カネ第一、人を押し退けて強いもんがアメリカンドリーム」的な主義の限界がきてて、そこに気づいて変化に踏み切った国がうまく行ってるってことやん。アメリカもあかんけど、そこにアホみたいに続いていってる日本もなぁ。
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スポットライト 世紀のスクープ 6

2016-05-27 20:46:02 | ノーヒットノーラン
あれ?ラスボスは?
ボストングローブの記者が、長いこと揉み消されてきた教会の神父たちによる児童虐待という大スキャンダルを暴いた実話の映画化。日本と違い、多数の人間にとっての心の拠り所になっている教会。その暗部を暴き、平和(に見えた)な町を混乱させる。もちろん正しいのは記者のほうだが、防衛本能からか教会や住民が普段見せない恐ろしい顔を見せて…かと思ったらそうではなかった。途中から巨悪の追及より特ダネに力が入っていたし、結局教会のシステムにメスを入れるくだりが描かれず、ちょっと残尿感があるなぁ。
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アイヒマン・ショー 5

2016-05-26 21:38:22 | ノーヒットノーラン
う~ん。
ユダヤ人の虐殺を指示したナチスの将校アイヒマンの裁判を中継した男たちの実話ベースの物語。妨害やプレッシャーに負けず、中継をやりきった男たちより、自分の行為に身動ぎしないアイヒマンの非道ぶりや、当時の悲惨な映像のほうに目や心を奪われるのは、やっぱりピントがボケてるよなぁ。
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海よりもまだ深く 7

2016-05-25 19:47:45 | ノーヒットノーラン
おかんに電話したくなった。
大好きな是枝監督の新作。ひとつ前の少女マンガなぞりがイマイチだったので、心配していたが杞憂だった。
ダメな中年男を中心に母親、別れた妻と息子が織り成す「普通の人の何も起こらない」物語。でもひとつひとつのエピソードが心のササクレをちょっとだけ刺激してくる。笑い、あるある、せつなさ、絶望…見ながら自分とおかんのことが重なってしゃあない。樹木希林、素晴らしすぎる。
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殿、利息でござる 7

2016-05-20 21:19:37 | ノーヒットノーラン
学校で流してほしいくらい。
事前情報はチョンマゲが銭になってる阿部サダヲのポスターだけ。「超高速!…」で当てた松竹の2匹目のドジョウねらいかと思ってた。ドジョウでなく、ウナギだった。お上の圧政に苦しむ宿場町のため、自分には何の利益も名誉もないのに出資し、奮闘した農民や商人の物語。しかも実話。助けあいや思いやり、慎ましさ。今の日本に少なくなり、世の中がギクシャクしている原因だ。その美しさをコメディベースでしっかり描いた秀作。二言目には「それ、どんな得になるの?」なんてほざくガキの首根っこ捕まえて見せてやりたい。
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ズートピア 7

2016-05-20 19:26:21 | ノーヒットノーラン
GW映画ナンバー1や。
息子たちと行くつもりだったけど、タイミング逃し一人で見た。これがよかった。ディズニーなんで子どももしっかり楽しめるんだけど、同時にオトナだから感じる気持ちとか設定をしっかり存在させている。人間社会だってズートピアと同じいろんな個性の集まりだし、食う側と食われる側だってちゃんとある。王道の物語の上に隠喩とか伏線がたくさん仕掛けてあるのが見事。DVDになって息子たちと見直すのが楽しみだ。
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蔦監督 7

2016-05-20 18:58:47 | ノーヒットノーラン
じいちゃんも、許してくれるさ。
あの池田高校 蔦文也監督の半生を周囲の証言や当時の映像で構成したドキュメント。高校野球の歴史を変えた名将だけど、酒飲んで大変やったとか、今だとやったらあかんことバチバチだったとか、有名になったあとの変化だとか、影の部分もしっかり描いてある。天国の本人が見たら…怒らんやろ、だって監督がかわいい孫なんだから。身内だからこそ撮れる映像が満載だし、周囲の人々の「あんたのじいちゃんはな…」と語る口調もやさしい。他の誰にも撮れない映像をボクらに公開してくれて、あの時の記憶を甦らせてくれた。それだけで充分だ。
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64 前編 5

2016-05-18 16:24:31 | ノーヒットノーラン
そんなかなぁ。
回りで非常に高い評価やねんけど。まあまだ前半だけなのでなんとも言えない。個人的には記者クラブの連中のよくわからない特権意識が大嫌いなので、演技とわかっててもイライラする。後半は楽しみだけど。
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ちはやふる 下の句 5

2016-05-18 14:26:40 | ノーヒットノーラン
ジェネレーションギャップといや、そうだけど。
チームのために努力しあい、助けあう。それは個人の勝利とか幸せのためなんかな?あの物語ではそうとしか捉えられなかった。one for allってそんなこととちゃうよな、そこばかり引っ掛かったし、恋愛部分がうざい。
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