ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

きときと

2005-08-30 | 日常
最近あまり体の調子がよくありませんでした。
何をしてもやる気がなくて眠くてだるいのです。
声も小さくなって消えてしまいそうでした。
(痩せているわけではないので実際には消えません。念のため。)
この夏はマニキュアが塗れませんでしたよ。ペディキュアだけ。

そんな最近でしたが、今日、鍼灸の先生が施療後に云いました。
「まぁ。きときとの顔をして。」

「きときと」はこちらの方言で、「新鮮」「活きがいい」「ぴちぴち」といった意味合いで使われる言葉です。「きときとのお魚」などとよく云います。

どうやら鍼灸できときとになったらしいですよ。

コーンポタージュ

2005-08-29 | 美味

この数日。急に涼しくなってきたですね。
なんだか体が冷えてきましたよ。

夏もそろそろ終わりますね。
おなか。疲れたりしてないですか。
一緒に。コーンポタージュいかがですか。


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とうもろこしを茹でているときのにおいが好きです。
甘くて優しくてシアワセなにおいがします。
ジューサーにかけて、うらごしをして、とろとろになったところに塩と胡椒で味をととのえて。
あったかいままでも美味しいし、器ごと冷たくしても美味しいです。

もちろんそのまま食べるのもダイスキですよ。
でも一列ごと食べるのは私だけかなぁ。

マシュー・バーニー「拘束のドローイング」+レアンドロのプール

2005-08-28 | あーと

マシュー・バーニー「拘束のドローイング」展を見に行きましたよ。
なかなか行けなくて、最後の週にすべりこむように見にいきました。
覚悟はしていたけれど、本当に見るのにとても体力のいる内容でした。
草間弥生さんの作品を見るときの感じと似ています。
心の中の、スキとかキライとかいう以前のところで、生理的なところをぐらぐらと掴まれて、えぐられているような気持ちになります。

ストイックに追求された不自由と自由。
それは身体に乳酸をいっぱい溜め込みながら、来るべき筋肉増強に向けてトレーニングに励み続ける人に似ています。

残念なことに当日券が売り切れていて映画を見ることができなかったのですけれど、映画も見ていたら帰れなくなるくらいに疲れてしまっていたかもしれません。

だからレアンドロのプールで、ゆっくりおやすみしてから帰りましたよ。
あの日と違って、この日はとてもいいお天気で、水がキラキラしていて。
上から見ても。下から見ても。ほんとに素敵でした。



関連記事
金沢21世紀美術館にゆく(2004.10.14)
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高知の太陽の恵み「ほしぴー」

2005-08-25 | 美味
これ。何だと思いますか?

「ほしピー」なんですって。キレイな色ですね。
「土佐レッド」という赤ピーマンを細く切って干したもの。
高知の太陽の恵みです。
友人が作ったものをいただいたんですよ。
このままかじっても甘くて美味しいのです。
でもせっかくなので色々作ってみたいなぁ。というわけで。
キレイな色を生かして、お豆さんとスープにしましたよ。
見てください。ミニトマトの色が負けちゃってますよ。

とても優しいいいお出しが出ました。
干すと野菜の青臭さみたいなものが消えて甘みが凝縮するんですね。
元気になれそうですよ。
いつもありがと。南風耕作堂さん。

音三昧~鈴鹿サーキットにゆく

2005-08-24 | 遠足

フィニッシュラインは。ここに。

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鈴鹿で行われた「International Pokka 1000km」を見に行きましたよ。
一緒に行った方が「限定100個」にツラレテ買いました。
POKKAの缶コーヒー。その名も「DRIVER」。
鈴鹿のコースが缶にデザインされてますね。さすが「限定100個」ですね。

でもね。途中で気がついちゃったんですよ。
鈴鹿サーキットのPOKKAの自販機。コレと同じの売ってますよ。
しかもネットでも購入できちゃうみたいじゃないですか。
考えてみたら、缶ジュースの最低ロット数を考えれば100缶なわけないですよね。
あくまでこのセットが「限定」だったんですよね。ぶふ。
三人で行ったのに、三人とも自販機を見るまで気づかなかったんですよ。くすくす。

さて。レースはと云いますと…。
初めてのレース観戦でいきなりトータル10時間以上も外に居たんです。
予想通り、あのものすごい音ですぐに疲れてしまいました。
(F1はこんなもんじゃないとたしなめられましたが…。)
すぐに眠くなって、本戦7時間あまりのうち半分くらいは寝ていました。

本戦よりも、実はヴィッツ・レースが楽しかったです。

エンジン音も小さくて、動きもコミカルで、なんだか愛らしいのです。
でも、コーナーではタイヤがきゅるるる~と一生懸命なご様子。
途中、接触があり左後ろを突かれた一台がスピン。
スローモーションで、くるくると回るヴィッツ。
事故になる!と思いましたが、みんな上手に避けて行きました。
スピンした車も無事レースに復帰して行きました。
毎年見ている二人は、ヴィッツ・レースでこんなことはありえないと笑いました。
見ている方は、どきどきしながらも笑ってみていられます。
でもお身内はいつもどんな思いなのかなぁ。
レースを続けられる精神力ってどういうものなのかなぁ。
そんなことを考えながら見ていました。

レースが終わるとコースに降りることができるんですよ。

あの音が嘘みたいな。どこまでも静かな路面です。

生茶パンダ・キーホルダー(おまけつき)

2005-08-19 | ぱむだ
実家では。家族以外にも。私との対面を待ちわびる子たちが。
なんと。たくさんの生茶パンダたち。
うわぁ。おむかえありがと。ありがと。

ん?よく見てみますと。
おひとり。なかまはずれさんが。いらっしゃいますね。だあれだ?



一番左端でわ~い♪ってしているこの子。
この子はキーホルダーではないらしいのですよ。
エンピツやペンの先につけられるようになっているんです。

妹ちゃん。素敵なぷれぜんと。ありがとですよ。

ブルーベリーのチーズタルトですよ

2005-08-17 | 美味
ブルーベリーのチーズタルトです。こんがり焼けました。
タルトのふちのなみなみ模様が愛らしくて嬉しくなってしまいます。

昨年の秋にはいちじくのタルトを焼いてくれた妹ちゃんが作ってくれましたよ。
実家の近くのブルーベリー畑のフレッシュなブルーベリーを使って。

チーズソースの部分もきれいな紫色に染まっていて。
焼きたても美味しいですが、一晩冷蔵庫で寝かせると、しっとりと馴染んでいて。
ブルーベリーとクリームチーズの酸味がいい感じで。
真夏でもぱくぱく食べてしまう美味しさなんですよ。


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この記事は。ひとりの部屋にもどってきて。タルトをかじりながら。書いています。
実家に帰ると。愛情を感じるモノやコトがいっぱいです。
たぶんそれらは。常にそばにあると。うざったく感じたりもするようなもので。
何気ない毎日の出来事に感謝するということは。なかなか難しいことだけれど。
このシアワセな気持ちを。ありがとうの気持ちを。忘れないでいよう。って思うのです。

涼の流れを

2005-08-15 | 美味
くずきりが美味しい季節になりました。

こちらは森八のくずきり。
こんな風に。心太みたいに容器から押し出していただくんですよ。

たっぷりの黒蜜をからめていただきます。
ほんとは氷水の中にくずきりを泳がせて。
別の器に入れた黒蜜をつけながらいただくと、より涼しいみたいです。

ふぅ。涼しいです。

豊かな恵みの意味するところ

2005-08-15 | 美味
これ、なんだかご存知ですか?
エビみたいに丸まっていて、シャコみたいな手もついています。

有明海で「マジャク」と呼ばれている珍味。
ヤドカリのお仲間で、学名は「アナジャコ」といいます。
形はシャコと少し似ているんですけれどもシャコとは別種。
大きさは体調10cm程度で殻も柔らかいえ、茹でたりから揚げにしたりして、頭から丸ごと食べます。
実はこれは父の日にうおたけの通販を利用して父の日に贈ったもの。
有明海沿岸で育った父にはきっと喜んでもらえると踏んでいたんですよ。
でも…。微妙な反応だったらしいんですよ。原因はなんでしょうかね?

やっぱりこのお顔ですかね。コワイですか。目が退化しちゃってますね。
ずっと干潟の中で生活しているから必要ないんですね。きっと。

私が実家に帰るまで冷凍庫でやつらは眠っていたんですよ。
でも解凍したのと揚げなおしたのと、食べてみたんですけれど…。
美味しいじゃん!!!
高知で食べたときのエガ二の内子みたいな、あるいは子持ちシャコの子の部分みたいな美味しさもあるですよ。
茹でたてだったらもっともっと美味しいはず。ざんねん。
やっぱりできればその地で食べてみたい!!

「まじゃく」は、筆を使った伝統的な捕り方があるのだそうです。
マジャクの棲家らしき穴を見つけたら、筆を入れます。そうすると、マジャクが穴から異物を出そうと筆を掴みつつ押しあげるので、そのまま引っ張りあげて穴から取り出すのです。
父が、話してくれました。
有明海がもたらしてくれていた恵みのこと。
マジャクのほかにも、シャコやトビハゼやムツゴロウを捕ったこと(でもカンタンにたくさん釣れるわけではないこと)。
でも干潟の浅瀬では、子供でも、アサリや赤貝なら、どれだけでも、今では考えられないほどの量が捕れたこと。

日本の干潟は激減していて、係争中の諫早干潟(a)なども含めると戦前の約半分くらいに減っている(b)のだけれども、現在残されている干潟のうち、その40%は有明海に残されている(c)と云われています。
こんなに美味しいモノがあって、そしてその地域でなくては捕れないモノがある。私にはそれこそが基準です。「生きていくこと」や「生かされていること」の大切さは、「食べること」の中にこそ隠れているって思うのです。

【参考】
a.ISAHAYA HIGATA NET
b.NACS-J ~藤前干潟の保全に関する要望書・資料
c.WWFジャパン ~WWF有明海プロジェクト