すこし前のこと。本屋さんで目にとまった表紙。
『九月の四分の一』
初めて読む作家さんの本は、たいていタイトルに惹かれて手にとってしまいます。
人へのひとめぼれはしたことがないけれど、本の場合はほとんどがひとめぼれです。
手にとった大崎善生『九月の四分の一』(2006年、新潮文庫)。
冷たい余韻のある文章に惹かれました。
そして『アジアンタムブルー』(2005年、角川文庫)を読み。
『パイロットフィッシュ』(2004年、角川文庫)を読みました。
いつもなら発行年が古いものから読むのに、新しいものからさかのぼるように読んだのは、私としてはめずらしいことでした。
でも『パイロットフィッシュ』まで読み終えたとき、この順番で読むことがきっと私には約束されていたんだなと思ったのでした。
初めて訪れた場所なのに懐かしく思えたり「呼ばれたんだ」って思えたりすることがあるように。
ひとつまえの「遠き日に」は、『パイロットフィッシュ』にインスパイアされたもの。
この順番で読まなかったらひとつまえの記事はきっと書けませんでした。
きっと、過ぎ去ってから、そうあるべくしてあったんだとわかることがあるものなのですよね。
TB
■パイロットフィッシュ(大崎善生)(蒼葉月さん「ゆるり、蒼葉月 -hazukiblue-」)
『九月の四分の一』
初めて読む作家さんの本は、たいていタイトルに惹かれて手にとってしまいます。
人へのひとめぼれはしたことがないけれど、本の場合はほとんどがひとめぼれです。
手にとった大崎善生『九月の四分の一』(2006年、新潮文庫)。
冷たい余韻のある文章に惹かれました。
そして『アジアンタムブルー』(2005年、角川文庫)を読み。
『パイロットフィッシュ』(2004年、角川文庫)を読みました。
いつもなら発行年が古いものから読むのに、新しいものからさかのぼるように読んだのは、私としてはめずらしいことでした。
でも『パイロットフィッシュ』まで読み終えたとき、この順番で読むことがきっと私には約束されていたんだなと思ったのでした。
初めて訪れた場所なのに懐かしく思えたり「呼ばれたんだ」って思えたりすることがあるように。
ひとつまえの「遠き日に」は、『パイロットフィッシュ』にインスパイアされたもの。
この順番で読まなかったらひとつまえの記事はきっと書けませんでした。
きっと、過ぎ去ってから、そうあるべくしてあったんだとわかることがあるものなのですよね。
TB
■パイロットフィッシュ(大崎善生)(蒼葉月さん「ゆるり、蒼葉月 -hazukiblue-」)