きょうのきもち

嬉しいこと

それはちょうど、厚焼き玉子が上手に焼けた時みたいに、
えっへんと腰に手をあてたくなるような感じだ。


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大学生の頃、ノートに書き留めた「きょうのきもち」。
何がそんなに嬉しかったのか、今となっては思い出せない。
でも、腰に手をあてて胸を張る、なんてこと、
いつからやってないんだろうか。と思う。
朝が来たら。やってみよう。笑

○×バトン

家鴨さんのところから○×バトンというのをいただいてきましたですよ。

ルールは以下の通り。

★ 見た人は絶対やること。（いや。そんな必要ないですとも。）
★ 経験したことあるものには○、無いものには×
★ 最後に質問を１つ足す。
★ 終わったら３人の人に回す。（回しませぬ。やりたい方はどなたでもどうぞ。）

・入院　○
・手術　○　
・骨折　○　この歳になって初めて…。
・献血　○　高校生の頃は「血の気、多いね」って云われた。
・失神　○　手術したとき、麻酔薬が合わなかったようで術後失神した。
・風俗　×　
・しゃぶしゃぶ　○
・エスカルゴ　○
・万引き　×
・補導　×
・女を殴る　×
・男を殴る　○　ぐーではないよ。
・就職　○
・退職　○
・アルバイト　○
・海外旅行　○
・ギター　○　でも30分ほどで放棄。指が痛すぎる。
・ピアノ　○
・バイオリン　○　
　中学校に誰かが持ってきたのを借りてやってみた。
　きらきらひかるーおそらのほしよー♪を弾いて満足。
・メガネ　○　
　目の悪い私。コンタクトか眼鏡がなかったら生きていけない。
　地震が来たらどうしようって思って常に持ち歩いてる。
・オペラ鑑賞　○　でも眠くて寝た。
・テレビ出演　○　
　出演ではなくて、いつのまに映っていたというレベル。
　学生の頃は講演会を聴きながらノートを取っている姿を何故かよく撮られた。
　というわけで夕方の地方ニュース限定出演。
・パチンコ　○　
　大学生の頃、パチンコで暮らせてる友人がいた。
　一度つれていってもらって、かかってるところで交代してもらった。
　5分後、全部なくなってしまった…。
・競馬　○　場外馬券場というところ。案の定あたらなかった。
・合コン　×　きっと行っても何を話したらいいのかわからない。
・北海道　○
・沖縄　×　行きたい！
・四国　○
・大阪　○
・名古屋　○　
・エスカレーターを逆走　○　実はつい最近にも何処かであったような…。
・フルマラソン　×　30キロが限界。その先の景色を見たことはないの。
・自動車の運転　○　好き。新しいマーチくん。半年で1万キロを超えました。　
・10kg以上減量　×　7～8キロやせたことはある。もちろん戻った。
・交通事故　○
　というほど大げさなものはないけれど…。
　止まっているときにバックしてきた車にこすられたことはある。
　それから、後部座席に座っていて、ほられたことはある。
・電車とホームの隙間に落ちる　×
・1万円以上拾う　×
・1万円以上落とす　○　学生の頃、新幹線か特急の中で1万円をすられた。
・50万以上の物を買う　×
・ラブレターをもらう　○　　
・一目惚れ　○　
　人にはないけれど衝動買いしたくなるモノは結構ある。本はたいてい一目ぼれ。
・幽体離脱　×　
・先生に殴られる　○　
　中学時代の数学の先生は忘れ物をした生徒の顔を勢い良く両手ではさんだ。
　頭のてっぺんから拳骨が落ちてきたこともある。
・徒競走で1位　×　アコガレだった。アコガレのまま大人になってしまった。
・妊婦に席を譲る　○
・他人の子供を叱る　○　
　正確にはやんわりたしなめた。というべきか。
　しっかりと叱るような勇気はまだないらしい。
・20歳を過ぎてシラフで転ぶ　○　それで骨折した。
・同棲　×
・ストリート誌に載る　×
・2m以上の高さから落ちる　×
・学級委員長　○
・恋人が外国人　×
・刺青　×
・ナンパ　○
・逆ナンパ　×
・ディズニーランド　○
・一人暮らし　○
・スキー　○
・スノボ　×
・サーフィン　×
・異性に告白　○　
・同性から告白される　×
・中退　×
・留年　×　でも休学したことはあるよ。
・浪人　×
・喫煙　×
・禁煙　×　
・飲酒運転　○　
　正確にはお酒の入ったジェラートを食べたの。
　普通の人には全く大丈夫な量らしいのだけれど…。
　顔がぽわぽわして運転がものすごく恐かった。
　それ以来お酒の入っているお菓子は運転前は食べないことにしている。
・保証人　×
・幽霊を見る　×
・先生を殴る　×
・親を殴る　×
・ポッキセル　×
・食中毒　○　あの焼き肉屋さんには二度と行かない。
・無言電話　○　したことはないよ。されたことはある。
・ピンポンダッシュ　○
・愛されるより愛したい派　×
・ぬるい牛乳が飲める　○
・バンジージャンプ　×
・パトカーに乗る　○　
　高速道路でパトカーだと気づかず追い越した。
　そのまま気づかず走り去り、追いかけられて停められた。
　パトカーの中で「気づかなかったの？」と笑われた。
・感動して泣く　○
・ライブ　○
・終電で寝過ごして帰れなくなった　×
・パンより米が好き　○　でも美味しいパンも好き。
・町で芸能人を見かけたことがある　○
・結婚するなら顔より中身だ　○
・大爆笑　○　
・車と家以外で100万以上のお買い物　×
・スポーツ観戦　○　でも格闘技系は×。
・絶叫マシンを好む　×
・グラスボート　×
・あなたの初体験は？（何でも可。）　○　やっぱり今年のトピックは骨折！
・甘いものは好き？　○
・1人でカラオケBOXに行ける？　×
　ひとりでは行かないけど、大勢というのも好きじゃない。　
・正座させられてお説教される　○　修学旅行あるいは合宿にて。
・エステやデトックスなどの美容関連　○　
　化粧品屋さんで顔のお手入れ。でもその後荒れた。くすん。
　色々いってみたいけれど、お肌が弱いからやっぱり恐くて行けない。
・動物園に行きたい　○　上野、神戸、和歌山…パンダパンダ！
・鍼灸　○　ないと生きていけない。

つけくわえる質問
・年齢詐称　○
　中学1年生のとき。
　鍾乳洞を見に行って、小学生と偽り、入場料を小人料金しか払わなかった。
　…らしい（記憶なく、先日、母に突然その話をされて驚いた。）

家鴨さんへ。「ありがとちゃんこ、ごっつぁんで～す♪」のトラックバック！

18歳だった

大学入試の時期になると。いつも思い出すことがあります。

つねに正露丸糖衣Aを携帯していた冬。
わたしは大学を受験しました。

行きの電車。

はじめての。郷愁をさそう。雪のちらつく米原駅。
ホームには。おべんと売りの。おいちゃん。
柳行李を肩から前にぶらさげて。これまた郷愁。
うれしげに買ったのは。
竹の皮に包まれたおにぎりのお弁当。
北陸線は。なんだか。東海道本線とは。ちがう。予感。
トンネルをぬけると。まぎれもなく。そこは。雪国。
わくわく。わくわく。

試験を無事に終えて。

帰りの電車のなか。 アナウンス。
「つぎは。近江今津です。」

・・・え？どこ？
行きにはそんな駅名はなかったよ。
そういえば。みえるはずと反対に。
行きと同じ方向に。雪山が見える。

や、やらかしたようです。
間違えて湖西線に乗ってしまったようです。

ココロの中ではおろおろおろおろ。
でも。京都まで行けば、新幹線沿線まで出れば。何とかなるさ。

京都駅から実家に電話したら。父が大笑いしました。
笑い声に。ほっとしたのでした。

同じホームから。違う線の電車が出る。
そんなことさえ。知らなかった。わたし。18歳。

夢バトン

jun_creamyさんからいただいた夢バトン。
これは書いてて恥ずかしかったです。
ある意味フェチバトンよりもずっと恥ずかしいですよ。
さて。いってみましょ。

Ｑ１．小さい頃、何になりたかったですか？

子どもの頃は伝記を読むたびに影響されて、いろんなものになりたかったです。
ナイチンゲールを読んでは看護婦（今は看護師ですね）に憧れ、キュリー夫人を読んでは科学者や研究者に憧れ、野口英世を読んで医者にも憧れました。
無節操この上なく夢ばかり見ている子どもでした。読んだだけで何でもできるような気持ちになっていて、努力もせずに何でもできると決め込んでいたようです。結局、これと決められるものがないまま夢はコロコロ変わっていて、全然現実的にならなかったです。

Ｑ２．その夢はかないましたか？

たくさんあった夢のほとんどがかなっていません。
いや、夢がありすぎですね。

Ｑ３．現在の夢は？

「きく・かふぇ」のオーナー
（今かんがえました。安易だ。）
食べて飲んでリラックスできて楽しくて安全な場所が世の中に増えてほしいって思うから。
でも、実現のために超えるべきハードルはきっとたくさんあるんだろうな。
たとえば。
・美味しいパンやお菓子を焼けるようになること
・旬を感じられる身体にやさしいたくさんのレシピを覚えること
・東洋医学、マッサージやリラクゼーションや心理学のお勉強をすること
・自分自身の健康を維持すること（こりゃ難しい）
・人をひきつけるオーラを身にまとうこと（これが一番難しい）
今思いつくことはこのくらい。
ほんとはこれ以外にも重要なものがあるってわかっているのだけれど。

Ｑ４．宝くじが３億円当たったら？

世界パンダツアーに出かけ、じっくりパンダと戯れたら、3億円を食いつぶしつつ、自給自足的生活の研究にはげみ、少しずつ実現する。

Ｑ５．あなたにとって夢のような世界とは？

・ブラックボックスのない世界
・パンダ語のわかる世界

Ｑ６．昨日みた夢は？

いやな夢。一番みたくない類の夢。
でも、ちょっと前に、パンダまつりの夢を見ました。
夢はカラーで日本語で見ますよ。
パンダ語がわかったらパンダ語で夢をみたいです。

Ｑ７．この夢の話を聞いてみたいと思う５人は？

なんだか私以外には面白くない記事になっちゃったように思いますよ。

そんなわけで、まわさないでおきまするが、書きたい方がいらっしゃったら、ぜひもってってくださいな。

TB先
■ぱしっ！と夢バトン（jun_creamyさん「こっちは月でてるよ」）

Fetish Baton

Fetish BatonなるものをKenさんから受け取ってしまいましたよ。
難しいなぁとしばらく考えました。好きなものは、パンダとかまろとかたまごとか色々あるけれど。「fetish」って単なるスキとは違うのですよね。本来の欲望の対象が顛倒あるいは倒錯した形として表れるということですよね。

１．あなたは何フェチ？
「手」フェチです。
特に腕から手にかけてのラインの曲線が細くてキレイな人が好きです。
極端に書くと、こういう手が好きです。男女を問わず。

全体のフォルムが細身で、指が長く、手首と手のひらの境目があまりなく。
そして、親指の部分が他の４本にキレイにしまわれる収まりの良い手。
まるで曲線が美しいフォークみたいな。
こういう手の人が指輪をしているとどきどきしてしまうんですよ。

ちなみに私は、極端に書くとこんな風に、手首と手のひらがくっきりと分かれていて、親指もぽこっと出ているんです。

以前この話を知人にしたら、手首と手のひらの境目があんまりない人は、進化論としてはより人間以前の動物に近いんだよ。と云われました。手のひらや親指の発達は、ヒトにとっては決定的に重要だったからです。
フェチということで考えると、そういう手に惹かれる私は、単に見た目の美しさでそれに惹かれているのではなく、おそらくきっと動物的なモノへの憧れが転じているということなんだろうなぁと納得します。私は何事も考えないと実行できない。だから、本能的に自分の感覚だけを信じて、自分の進むべき方向を嗅覚で選ぶことのできる人、そして何につけ猪突猛進できる人に憧れがあるのだということなのですね。
（もちろん私が大好きな手をしている人たちが、本能的な感覚が思考より先行するとは限りませんよ。念のため。）

２．異性を見る時、まず何処を見る？
もちろん最初は「顔」、特に「目」を見ますけれど、もしもお話しないで人を見ていられるのなら…。やっぱり「手」です。手に関連して、手のひらで車のハンドルを回されるのはたまりませんよ（きっと女の人でこれが好きな人は多いはず）。

３．最近プッシュ出来る部位
「目」ということにしておこう。うーん。これ以上は書けませぬ。

４．異性の好きな部位５つ
ひとつめはもちろん「手」。
ふたつめは「腕から手首」。
手と似ているのですが、ちょっと違うので分けて書きます。男の人で力を入れていないのに、血管が浮き出ている人がいますね。そういうちょっと筋肉質な腕で、腕時計の似合う腕と手首というのも好きなんですよ。
みっつめは「声」。
これは部位と云っていいのでしょうか。ちょっとわからないのですけれど。声と語り口は、私の中でとっても重要です。今いちばん好きな声は姜尚中氏（ちなみにお顔はコチラで。顔は特別好みと云うわけではありませぬが。）。
よっつめは「肩甲骨」。
もっと云ってしまうと、その周りの僧帽筋や広背筋がキレイな人が好きです。でもムキムキな人は苦手です。あくまで健康的な程度にキレイな体のラインがある人が好きですよ。
さいごに「前髪」。
切りたての前髪が好きなんですよ。くしゅって触りたくなります。

５．フェチを感じる衣装は？
「ジーンズ」。
キレイなヒップライン。裾のくしゅくしゅ具合。このジーンズの膝に添えられたごつい腕時計をした手首。きゅん。

６．バトンを渡す5人
もしも、読んで、書きたいって思ってくださる方がいらっしゃったら、どなたでも持ってってくださいませ～。

（私自身は、自分で考えるのは楽しかったんですけれど、これは私以外の方にとって面白い記事になったんでしょうか。）

TB先
■Fetish Baton（Kenさん　BLOG STATION)

体を表すもの

Musical Baton

Musical Batonがモヨコさんとギビさんから届きました。
しっかと受けとめたあと、考えながらしばらく走ってみました。

・・・はて。
私はあんまり音楽にポリシーを持って聴いているわけじゃないのでどうしようかな。
なんだか答えるのが恥ずかしいような答えしかないな。
でもせっかく贈られたバトン。私も誰かに贈りたいな。
そんなわけで答えてみましたよ。

１．Total volume of music files on my computer is: （パソコンに入っている音楽ファイルの容量）
８KB（うぅ。なんだか書くのも恥ずかしい数字だな。）。
えと。もともと入っているサンプル以外は何も入れてないのです。
音声ファイルはたくさんあるけれど・・・。

２．The last CD I bought was: （さいきん買ったCD）
平原綾香　/ The Voice （2004年）
最後に買ったのがお正月・・・。

３．Song playing right now is: （いま聴いている曲）
大萩康司 / Bleu　（2003年）
2004年のアルバム『島へ』に収録された「羽衣伝説」を、生で聴いたのですけれどすごかったです。彼のギターは繊細で力強くでも熱狂的な感じじゃなくクール。適度なその距離感が心地よいです。

４．Five songs (tunes) I listen to a lot or mean a lot to me are: （よく聞く或いは特別な思い入れのある5曲）

●Dreams Come True / 眼鏡越しの空 (The Swinging Star 1992年)
●槇原敬之 / Pain (UNDERWEAR 1996年)
どちらも高校生の頃からずっと聴き続けている唯二のアーティスト。
行きつ戻りつしながら繰り返し繰り返し聴いてきた曲たち。

●Hedwig and the Angry Inch / ORIGIN OF LOVE (ORIGIN OF LOVE original motion picture soundtrack 2001年）
映画「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」のサントラ。
プラトンの『饗宴』をモチーフとするというこの曲を聴くたびにうるうるします。

●Imogen Heap / AEROPLANE（i MEGAPHONE 2002年）
強くて優しいってこういうことかなぁと思う声。
渋谷AXに出演していてピアノの弾き語りで歌っているのをテレビで見て、感激してすぐにアルバムを購入したのでした。でも残念ながらアルバムは違うアレンジでした。テレビで聴いた弾き語りバージョンの方がよかったな。

●Ann Sally / 蘇州夜曲（moon dance 2003年）
西條八十の作詞。日本語って本当にきれいって思うです。
アン・サリーさんのちょっとくぐもった声。耳元で囁かれてるような優しい声。
疲れた夜に聴きたくなる一曲。

５．Five people to whom I'm passing the baton: （バトンを渡す5人）

テルミンとJAZZのこちろうさん。
テルミン奏者のこちろうさん。JAZZを含めてたくさん聴いてらっしゃるみたいなんですよ。うんちくを聴いてみたい。

＝いきあたってばったり＝の家鴨さん。
ご自身もバンド経験あり。音楽活動をなさるお友達もいらっしゃるという家鴨さん。きっと私が知らない世界をいっぱい知ってるんだろうなって思うんです。

地球のどこか片隅でのaonumaさん。
槇原敬之＆コスモスの記事にTBさせていただいたのがきっかけのaonumaさん。もしかしたら私と曲の好みが似てるのかなって思ったりします。

こっちは月でてるよのjun_creamyさん。
二胡を弾けちゃうjun_creamyさん。やっぱり東洋の悠久で妖艶な曲を聴いてらっしゃるんじゃないかなって興味津々なんですよ。

あいあいDiaryのあいあいさん。
ベネズエラ民謡を聴かれたり、大江光さんの音楽にふれたり。楽しみながらも真摯に音に向かってるっていう様がわかって、いいなって思うんです。

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思い出のある曲は他にもたくさんあるので、とっても迷ったのですけれど、いずれ機会があったらそれについてはまた書こうかな。

5人の方にはTBはお送りしません。
もちろん気が向かなかったらスルーしてくださいませ♪

雨色の文字

大学に進学することが決まった3月の雨の日。

中高と同じ学校だった人から電話があった。
その人から電話があったのはその日が最初で最後だったと思う。
すれ違えば挨拶も話もするけれど、特別親しかったわけじゃなかったから。

彼の電話は要領を得なかった。

「倉庫を見て。」

電話はすぐに切れた。

家の倉庫にはカセットテープがひとつ。
ピチカート・ファイブやオリジナル・ラブが入ってるオリジナルのものだった。
ああ。そういえば以前スキだって云っていたな。
私は知らなかったから、どういう人かどういう曲か教えてくれたんだ。

実家を離れ大学生活をはじめてから気付いた。
カセットテープにはにじんだ文字。

「KIMI NO TAMENI」

車になんか乗れなかったあの頃のわたしたち。
雨の中を自転車で急いで帰る彼を思った。


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Kenさんの「16歳の告白」の７に近いかな。TBです。

高校一年生だった。

人に呼びかけるように書いてても、それはいつも自分自身への励ましなんだと思う。
自分自身の事よくわかってなくて、人の事なんてわかってるはずないもの・・・。

なんだったっけなぁ。漫画にあったんだけど・・・。

人の考えることなんていちいちわかんない。
人のためなんてゆっても本人がそれを望むかどうかなんてわかんない。
だったら自分のためってゆってる方が傷つかずにすむ・・・って。

そうかもしれないなぁーってつくづく思う。
自分が人のこと思ってやっても本人が傷ついちゃったらどーしよーもないんだもんね・・・。
でもね。


高校1年生の私が書いていたこと。
言葉づかいだとか、脈絡のなさだとか、もちろん考え方だとか。
気恥ずかしいことはたくさんあるけれど。

一番最初の文の「それはいつも自分自身への励まし」というところ。
これを「利己的な遺伝子」だとか、「情けは人のためならず」だとか言い換えてもいい。
でも。結局のところ。
人を思いやることは、結局、自分を大切にすることとイコールだ。そう思う。

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今日はゆっくり過ごしました。4月以降初めてのパンダ日。
お休みの日もずっと何かしら予定が入っていたり、予定がなくても起き上がれないほど体調が悪かったりして、衣替えもできずにいました。

たくさん洗濯をしてお掃除をして。
ゆっくりと白いゴハンを炊いて。
ああ。うれしいな。

惜しむらくは天気が悪くてお布団が干せなかったこと。
まだホットカーペットがしまえませんよ。

変化を楽しむということ

子供のころはいろんなものが理解できなかった。

たとえば高野豆腐。変な食感。じゅわってしてて。なんか変。
たとえば心太。酢醤油の味しかしない。何が美味しいの？
たとえば納豆。体中で理解できない理解できない理解できない。

でもどれも大人になって好きになった。

ツツジも。キライだった。
何がキレイなんだかさっぱりわからなかった。
花びらの中心近くにあるぶつぶつが気持ち悪かった。
でも。大人になってみると。キレイだな。

好きなものが増えていくのって。やっぱり嬉しいなあ。

青春の境目

部活をやっていたころはよく青春18きっぷを使っていた。
広島に行った。そして埼玉に。長野に。
実家への行き帰りにも使っていた。

でもいつの頃からか使えなくなった。
いつの頃からか自分の中で時間費用の方が高くなった。

青春18きっぷが使えなくなるときは何かの境目だって思う。

それはやっぱり。青春の境目なのかな？

白木蓮が咲くころ(追記あり）

通っていた中学校の前庭の真ん中にあった。
ハクモクレンの木。
ちょうど卒業式のころに白い色。
雪の積もらない街だったけれど。
3月の雪みたいだなって思っていた。

下級生のころ。
校舎の窓から眺めていた。
ハクモクレンの木の下。
第二ボタンをせがまれる先輩の姿。

ああ。青春なり。
なんて。きゅんとしたんだ。




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追記。
あのハクモクレンの木。
もうあの前庭にはないことを知った。
木々は切られて。のっぺりした花壇になっていた。
農林水産大臣賞を受賞したんだそうだ。
そっか。そっか。

一生 出てこないでね～おとなになるとはずかしいこと。ぱーと３。～

こんばんは。微積の意味を大学に入って初めて知ったきくです。

恒等式　解きつもひとつ考える　不成立の「あなた≡わたし」

ところで、気づいたんですよ。例のはずかしのノート達（こんなのとかこんなのですね）がね、1冊足りないんですよ。通し番号つけてあるんですけど、「24」がないんですよ。
・・・そういえば、高校時代にすでに失くなっていることに気づいてたんですけど、そのうち貸した誰かから返ってくるだろうとそのままにしていたんですよね。
でももう、誰に貸している間に戻ってこなくなったのかもわからない。いや、持ってる本人だってその存在さえ忘れているに違いないのです。
ぎゃー。一体、誰が持ってるの・・・。
Note24さん。どうかお願い。そのまま一生出てこないでね。

おとなになるとはずかしいこと。ぱーと２。

またもやおとなになるとはずかしいことを見つけてしまったんで、ぱーと２としてお届けいたします。
中学生の頃に三十一文字を書き始めたのは、たぶん俵万智さんの影響だと思うんですが、いっこうに上手にはならなかったんですよ。その後、高校生になりたての私が、俵万智さんの句で好きだったものがいくつかあります。

「今一番行きたいところをいってごらん」行きたいところはあなたのところ

まっさきに気がついている君からの手紙いちばん最後にあける

百円で一分話せぬ距離にいるこの青空が見えないと言う

　 ～俵万智『とれたての短歌です。』～

「今一番…」「まっさきに…」のふたつは、俵万智さん自選の「万智の一人百首」にも取り上げられています。
「百円で…」が好きだったのは、当時つきあっていた人が100円で10分弱しか話せないところに住んでいたんですよね。中学校の頃は同じ市内だったから10円で3分、100円あったら30分話せたのに。クラスメイトでなくなっただけでも十分さみしい理由になるのに、100円で10分しか話せない距離になったのが、電車で30分行かないと会えない距離になったのが、高校生の私にはとてつもなく遠かったんですよね。

　待ち合わせ　いつも一分前に着く　だってあなたはちょうどに来るから

　消しゴムで心の中まで消せたなら　あなたの名前も消えてくれるの？

中学生の頃は数学も理科も大好きでした。特に数学はパズルみたいでとても楽しかったんです。でも高校に入ってから二次曲線の軸が動き始めた頃から楽しくなくなりました。それと同じ時期に理科も好きでなくなっていきました。
そんな高校１年の私。

　先生の声はまるで子守唄　特に理科がさいこーさっ

　考えているふりをして　居眠りは物理の授業が一番さ

自分で記事にしておいてなんですが…穴があったら入りたい…です。

季節外れの花粉症みたいに心が敏感になる

散る花も又来む春は見もやせむ　やがて別れし人ぞ恋しき　

先日、中学生の頃のはずかしいヤツを少しご披露しましたけれど、その頃、大好きだった歌がこれです。短冊に書いて部屋に貼っていました(爆)。おかしな中学生。

菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)が『更科日記』のなかで、夕暮れのなかに散りゆく桜を見ながら、乳母の死を思って詠んだ句です。
目の前の桜は、今散ってゆくとしても、また来年には会える。だけど。亡くなってしまった人にはもう二度と会えない。

桜の季節じゃないけれど。思い出してしまいました。
季節外れの花粉症みたいに。

生まれたての赤ちゃんを目の前にしてから、とても心が敏感です。