ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

ベトナムへの旅22~アオザイに始まりアオザイに終わる

2005-03-07 | 【遠足】ベトナム
ベトナムの記事をずっと読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
なんと22まで来てしまいましたけれど、今日が最後のベトナム記事です。

アオザイではじまった私たちの旅。やっぱり最後の記事もアオザイのこと。

どんなアオザイにするか、本当にとても迷いました。
何軒も何軒もまわって、色々と見ました。
観光客向けのお店も地元の布屋さんも見ました。
地元の布屋さんのアオザイは本当に色鮮やかで素敵でした。
つややかな色使い。日本では絶対になさそうな色の組み合わせ。鮮やかな花模様。
だけど結局日本で着ることを考えると、ただでさえ着る回数は少ないだろうに、華美すぎるものは機会をより限定してしまうかも・・・。

結局落ち着いたのが日本人が経営する「ZAKKA」のアオザイ。
色もデザインも抑えめなものがあって・・・うん、これがいい。
光の加減で時折シルバーのようにも見えるモスグリーン色。
そしてスリットからのぞくパンツは白。
ひんやりしていて、するっと肌になじんで。やっぱりシルク100%。

自分サイズのオーダーメイド。20箇所近く採寸しました。
仮縫いで再び補正。着る時は同じ下着をつけるようにって云われました。
知らなくて、最初の採寸時と仮縫いの時では違う下着で行ってしまっていたのですけど・・・。

右胸、前裾の左上から右下に斜めに、そして背中の半身にも、刺繍がほどこされています。
(正面から見た図はちょっとの間おあずけなのです)
花は桜。
サクラとハスの花と、迷いに迷って桜にしたのでした。
ふじ色から白へのグラデーションの糸で刺繍されています。
スパンコールやビーズがちりばめられていて後ろの半身にも花びらがはらはらしています。

これからいっぱい着れるといいな。
どなたか私を結婚式披露宴に呼んでくださいませんか♪
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ベトナムへの旅21~バッグをめぐるあれこれ

2005-03-04 | 【遠足】ベトナム
美味しい記事をいくつかアップしましたが、まだベトナムは終わっていなかったのです。はは。
おみやげさんたちの続きなんですよ。

日本でもよく見かけるアタバッグですよ。

下世話ですが、これが日本との価格差が最も大きいと思いました。
ベンタイン市場にて、日本の価格の1/5以下でしたよ。
形が崩せないものなので、それだけ運搬コストが高くなるということなのですね。きっと。

刺繍モノも悩みましたよ。

悩んだけど華美なものはやっぱり買いませんでした。
ちょっと可愛いなあと思ったこれ。
型崩れしないように、両端から紐が出ていて、それを真ん中で結ぶようになっているのです。

意外と夏になったら使いまわせそうなバッグ。

てろんてろんの生地なので、中に入っているものによって、大きさがぷっくり膨れたり薄っぺらくなったり、形も比較的自由度が高いです。

素朴なかんじのポーチ。化粧ポーチとかに使ったらいいかな。

開けてみるとちょっとびっくりするんです・・・。

サテン。。。一気にランジェリーポーチな雰囲気でしょ?


えっと、ちょっとね、バッグやポーチを買うのはためらったりもしたんですね。
いや、これだけ買ったくせにと云われそうですけど。
なんかね、糸が一本抜けていたりとか、少し汚れていたりとかするんですよね。
それで、新しいのがあったら出していただけますか?って聞くのですけれど、どうやらそういうのがイヤみたいなんですね。まぁ日本人が潔癖なのかもしれないけれど。
糸一本くらいどうした?っていう目で見られるんですね。

それから、実はこの黄緑のほう、最初にお店に並んでいたのは、中の色が違っていたんですよ。
でも買ってみたら中身も同じ色だったです。

ちびちびぞうさんもそうだったんだけど、微妙に違っていたりする手作りの風合い。
デザインや使っている布の組み合わせが違っていたり。。。
作るヒトは意外と気分で作っているのですね。
それがとっても素敵だなぁと思うのです。
選ぶほうはそれがまた楽しかったりする。

だけど、それを仕入れて売る方はそれを品揃えが豊富という風には受け取らないみたいなんですね。
微妙な違いは「違っている」ことにはならないらしいのです。

買う方は、この外の布と中の布の違いがよかったのに・・・と思ったりもするのですけど、そういう文化がベトナムにはないみたいです。
というかそういうことには無頓着なのかな。
差別化すればもっと売れるのに(笑)。

ああ。おみやげ、ようやく、おわり。
この中のひとつは私のものになる予定です♪
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ベトナムへの旅20~自分のばっかりごめんなさい♪

2005-03-02 | 【遠足】ベトナム
えーと。帰ってきて驚いたことですが、今回の旅ではやたらと自分のモノばかり買っていました(ベトナムにいる間に気づけよと自分に突っ込んだりもするわけですが)。
たいてい旅に出ると自分へのおみやげは後回しになります。
人へのおみやげが気になってそれが済むまで自分のモノが買えないのです。
だのに、今回はものすごいことになっていました。
これまでフランスやイタリアやハワイなどでブランドものをたっくさん買う人々をすごいなぁって思っていたのですけれど、人のことは云えない気がしてきました。
いや、私が買ったものはとってもお安いものばかりなのですけれどね。
自分に買ったものを公開して読む方は楽しいのかどうかわからないのですけれどお見せしちゃいます。私のブログだからいいよね?いいよね??

グレーのワンピースです。

shoko trangで購入しましたよ。長さは膝丈くらい。
ちょっと緩めなサイズで、そのまま着てしまうとマタニティな感じになってしまいそうだったので、肩口のところとウエストの部分を詰めてもらいましたよ。
お昼前に購入してその日の夕方には直していただけました。
ハンガーにつるしてみると、布が寄ってしまってちょっと雰囲気が伝わりにくいと思うのですけれど(うちにマネキンさんがあったらよいのだけれど)、着てみると体のラインがキレイに見えるようなつくりになっています。

チャイナドレス風な襟元。

襟元の白いパイピングとボタン。
日本にいると、パイピング用につくられたバイアステープが売っていますよね。
だからそういうのを使って作ってるように見えます。
でもアオザイのオーダーのお店で知ったことだけれど、ちゃんと布を細く裁断するところからやるのですよね。
いや、ちょっと考えてみればバイアステープはそのようにつくられたものなんだけど、だから当たり前のことなんだけど、オーダーの過程で布を選ぶところから自分でやってみるとわかることってあるんだよなって改めて思ったのでした。
一枚の布から紐もできるしかわいいボタンもつくれる。このワンピのボタンはまあるいですが、お花模様だったりいろいろの形になるのが不思議です。

裾には蓮の刺繍が入っています。

早く着たいなあ。早く夏にならないかなあ。

shoko trangはShokoの姉妹店。
shoko trangの方は白とベージュを基調とする色使いでシンプルなデザイン。
素材も天然系で上質。つくりも丁寧。
こちらのお店のものはどれもとっても気に入ってしまいました。
日本にあったら通っちゃうのにな。
と思ったらなんと日本にオンラインショップがありました♪
SHOKO-PLUS。でもやっぱり日本で買うとお高いようでございます。

お買い物は一軒では終わりません。
Mangroveで購入したモスグリーンのワンピース。

購入した次の日に早速着ていました。

ベトナム人の友人のお見立てのモスグリーン。
「きくさんはこれ。きっと似合うよ。」「はい。わかりました。」
襟元の感じは全然違うのですけれど、全体的な形は上のグレーのワンピと似た感じで、長さも膝が隠れるくらい。
でもこちらは麻と綿の混紡なので普段着風。
襟元にお花の刺繍が入っています。
少し深く開いているように見えるけど、着てしまうと肌にぴったりとなじんでよれたりすることもないので、全く気になりません。

マングローブは、オーダーできるお店なんですけれど、私は試着してみたらそのまんまぴったりだったんで、そのまんま買ってしまいました。
友人はワンピースをオーダーしてましたよ♪
ベトナム人の友人も「ほしくなっちゃった~」って私のワンピと同じ素材・刺繍のシャツをオーダーしていました。

ベトナムの人はスカートを履いている人が少ないです。
友人もあまり履かないって云っていました。
理由はよくわかりません。
ひとつはバイクに乗りまくっているからだと思うのですけれど、他にも理由があるのかなぁ。

えーと。サンダルも買ってしまったんですよね。

ヒール部分についてる刺繍が可愛いではないですか♪

右側のグレーのはこれまたベトナム人の友人のお見立て。
「アオザイにはこういうサンダルがほしいでしょ。」「はい。わかりました。」
でもアオザイを着てなくても、このサンダルだけきっと履いちゃいますから♪
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ベトナムへの旅19~ひとめぼれぞうさん

2005-03-01 | 【遠足】ベトナム
ベトナムには、ぱむだの仲間、いなかったよ。
だから。ついつい。うわきしちゃったよ。ごめん。

ベンタイン市場で見つけたぞうさんの蝋燭。
ちびちびちゃんが5頭。
すべて手書きで模様や色が入っています。
ひとつとして同じものがありません。
かわいい!!ひとめぼれでした♪
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ベトナムへの旅18~帰国後のお楽しみ:美味しい篇

2005-03-01 | 【遠足】ベトナム
帰国後の急激な寒さの中でもなかなかベトナム気分が抜けません。
そんなふわふわした気持ちの中での楽しみはおみやげです。
ベトナム人の友人がくださって皆でいただいたものなんかも。
ふくめて。ご紹介しちゃいます。

まずはとってもオススメのココナッツキャンディですよ。

手前のが、シンプルなココナッツキャンディ。
もう何度も書いてますが、超美味ですから!
でも、残念なことに気温差30度の国に持ち帰ったら、
包み紙がキャンディとくっついていました(泣)。
でもでも美味しいから許す!!
奥のはいろんな果物がかいてありますよ。
ジャックフルーツ、バナナ、パイナップル、セサミとピーナッツも入ってます。
ジンジャーも効いていて、干し葡萄のような食感もあるし。。。
なんとも不思議な味わいなのです。
包み紙にいる女の子が誰なのかはこれまた謎です。

次は胡麻のお菓子。

ライスペーパーのようなものの間に、
むちっとした甘いお餅のようなものが挟まっているお菓子。
米か麦の飴のようなものにゴマのつぶつぶがぎっしり練りこまれています。
とっても甘いです。
外側はパリパリしていてお米の薄焼きせんべいのように香ばしくて。
中はねっとりむっちり甘~い感じ。

あっという間になくなってゆくですよ。
乾燥剤もところかわれば。です。

これまた胡麻のお菓子。

これはさっきの胡麻のお菓子の外側のパリパリがなくなったみたいなもの。
今度は形が薄くないのですけど。

これもむっちりしていて、上手に食べないと歯にくっつく感じです。
甘さは自然な甘さなんですよね。
合成甘味料なんかはつかっていないのです。
上のお菓子もこのお菓子も、
原材料は米、小麦、砂糖、胡麻、バニラエッセンス。だけ。
だからすごく甘いんだけど、後味は悪くない。

そうそう。蓮茶を忘れずにご紹介しなくちゃ。ですね。
蓮茶のもともとの作り方は蓮の花に茶葉を詰めて香りを移すもの。
今はそういう風流な手間のかかることをやっているところは少なくて、
私などには、まず手に入らないものなのですけれど。

これはティーバッグの蓮茶。上品な味わいですよ。

パッケージを見ると、日本じゃないなあってよくわかりますね。
日本だとあまり食べ物のパッケージに使わなそうな色使いですもの。
友人がお線香みたい。って。たしかに~。

こちらはリーフの蓮茶。

ほんとは実家用に買ったものだけど、我慢できなくて開けてしまいました。
妹ちゃんへ>ごめんくさいぷぅ(^人^)
一緒に写っている菊花模様のバッチャン焼は、以前友人からいただいたもの。
こちらのリーフもとっても美味しかったです。

ひとつ残念なことに、地元のスーパーに行きそびれたんですよね。
市場には行ったのですけれど・・・。
日常、市民の人が買うようなものをほとんど見に行きませんでした。
ちょっと時間が足りなかったです。

日本でもそうなのですけれど、旅先でおもしろいことのひとつがスーパー。
おなじみの量販店でも、NBやPBだけじゃなくて、
やっぱり地域ごとに品揃えは微妙に違っている。
同じ商品がおいてあっても、陳列数の違いで売れ筋もわかる。
キャンプの食材を地元のA-COOPなどで買うのが楽しかったりします。

次こそはスーパー行くぞぉ♪ ベトナムよ。私を待っていてね♪
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ベトナムへの旅17~どろ君のなかまいり

2005-02-28 | 【遠足】ベトナム
西条八十のおはなしに「フランスのどろ」っていうおはなしがあります。
(西條嫩子編『西條八十の童話と童謡』小学館、1981年所収)

短い短いおはなし。
海外旅行経験は数えるほどしかないけれど、帰国するたびに思い出すおはなしです。

フランスの公園で靴についたどろ君が靴の主に「もし・・・」と云うのです。
初めての土地で日本のどろ君たちの仲間入りするのが心細いから、靴の主から一言日本のどろ君たちによろしく云ってくれないかと。

関空に降り立つわたし。
心の中でつぶやきます。
「さぁ。仲良くするんだよ。」
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ベトナムへの旅16~終わりよければさらに良し

2005-02-28 | 【遠足】ベトナム
帰国の途に着く時間はあっという間にやってきます。
ベトナム人の友人ともホテルの前でおわかれ。
ほんとに何から何までお世話してくれてお母さんみたいな人。

押しの弱い私にはぴったりの彼女です。
本当に本当にありがとう。
おかげでどれだけ楽しい旅になったかわからないよ。

空港へ向かう車の中、ふたりしてうるうるです。
まだ帰りたくないよ。
こんなに素敵な人がいる熱い街にまだまだ居たいよ。
でもあっという間に空港です。

ベトナムの人たちが空港の中に入ること制限されています。
だから夜中だというのに、到着を待つ人たちが空港の外には溢れている。
横目にみながら空港へ入ります。
閑散としていて静かで、ホーチミンの街の中とは別世界。

出国手続きに向かいます。

私の名前はベトナム語で素敵な意味を持つ名前のひとつみたい。
お店の名前にもよく使われていました。
買い物途中お店の人に「可愛い名前ね」と云われたりもしました。

出国手続きをしてくれた男性。
私の名前を何度か読んだ後で、
「あなたのご主人になる人は毎日その名前が呼べていいね。」
なんてな意味のことを云ってくれました。
えへへ。カムオン(ありがと)。
最後の最後にベトナムの地で会話したベトナム人にそんなこと云ってもらえて嬉しくなっちゃいました。
お世辞でもいいよ。
また来たいって最後の最後まで思わせてくれてありがと。

夜中に出発。
飛び立ってすぐに左ウイングの向こうに見えたオリオン座。
絶対にまた来るよ。この星をたよりに。
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ベトナムへの旅15~最後の晩餐

2005-02-28 | 【遠足】ベトナム
今日でこの町並みともお別れです。
木々の間を抜けてくる光。いっぱい浴びて覚えておこう。


最後の晩餐。またも美味しいお店です。Tan Namというお店。
土鍋を使った伝統的なお料理が味わえるというところ。

ベトナムのビールで乾杯しましたよ。

TigerBeerのコースターがちょっとすてきです。
ベトナムでは女性がお酒を飲むことはあまり感心されません。
ベトナム人の友人は日本への留学中は飲んだのに、
帰国後はやっぱりほとんど飲まないということでした。

日本語がぺらぺらで、私たちとの会話に全く支障のない彼女は、
別の日に、お店の従業員さんに噂されたりしました。
「彼女はベトナム人の顔つきなのに日本語もぺらぺらだ。
いったい何人なのか???」
それは、一緒に赤ワインを飲んでいたせいもあるのかな。

こちら、ちくわのようなもの。
さとうきびにエビのすり身を巻きつけて焼いたものです。
ほぐして、ライスペーパーで巻いていただきます。
野菜・香草類、スターフルーツ、ビーフンも一緒に巻きます。


次はおなじみのバインセオ。ベトナムのお好み焼きです。
美味しいのですよね。これ。ダイスキです。

えびや豚肉などと一緒に焼かれた薄めの生地。周りはパリパリしています。
半分に織り込まれた真ん中にはしゃきしゃきもやしがたっぷり入っています。
そのままでも、野菜やライスペーパーでくるんでいただいても、いいのです。

こちら、なまずに似た川魚、雷魚を煮付けたもの。

濃い味付けでしょっぱいです。白いゴハンによく合うお料理なのだそう。
川魚とは云われないとわからないです。鯖みたい。
これは家庭でもよくつくるお料理のひとつだそうです。

土鍋で炊いた炊き込みご飯。

鶏肉、しいたけ、ごぼう。
日本の炊きこみご飯と同じような味わい。
やっぱりこちらが先で、日本に伝わったのかなぁ・・・。
おこげも出来ていて、香ばしい~♪ お米文化バンザイ!

これは甘酸っぱいスープ。
白いひらひらしたの、何に見えます?
ワンタンみたいって思ったんですけど・・・。

白いひらひらはタケノコなのです。味のバランスがとってもよくて美味。
下には脂がのった川魚。ブリのようにこってりとした味わいです。
この川魚はアメリカに大量に輸出されているそう。
しかもあまりの美味しさ&安さのためにアメリカの川魚が売れない騒ぎに。
ベトナム対アメリカのダンピング問題になったお魚なのだそうです。

最後の晩餐もやっぱり食べつくしでした。

まだまだ食べ尽くせていないのに、そろそろ帰る準備をしなくてはいけません。
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ベトナムへの旅14~上弦の月が負けそうです

2005-02-25 | 【遠足】ベトナム
夜のホーチミンの街はとっても明るいです。色とりどりで刺激的。

ホーチミン人民委員会庁舎のライトアップ。
フランス統治時代の建設で、当時はシティホールとして利用されていたそうな。

夜が来ても人の波は途絶えることはありません。
どんどん増えてくるみたいです。

中央郵便局は19世紀末のフランス植民地時代に建てられたものだそう。

天井はドーム型になっていて、駅のようにも見えます。
(ベトナムには電車はないそうですよ。)

あんまり明るくって。街の中は活気に溢れかえっていて。
上弦の月が負けちゃいそうです。

すねちゃったのか、ひんまがって写ってるし♪
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ベトナムへの旅13~ベトナムスケッチ・美味しい篇

2005-02-25 | 【遠足】ベトナム
ええと。ええと。美味しいお話、ふたたびなんですけれども。
今日は写真がないのです。
私が訪れたお店の多くは大きなお店だったんですけど。
やっぱりなんとなくカメラを取り出しにくいお店もあったわけなんですね。

ホーチミンについた日に伺ったお店「Tib」。
店員さんがとっても親切で、いたれりつくせりな感じだったんです。
静かなお店で、訪れたお店の中で一番洗練されていました。
(ベトナムのお店は大きな声で話すことが必要なお店が多かったです。
音楽が流れていたり、わさわさざわざわしていたりして。
バラエティに富んだいろんな場所に行けたことは本当に幸せでした。)

写真がとれなかったんです。でもとっても美味しかったんです。
だから、今日はへたっぴな絵でお茶を濁そうかと思っています。
なんとか雰囲気がお伝えできたらいいんだけどな。
この絵のせいで不味そうに見えたらどうしよう・・・。
さきに云っておこう。ごめんなさい。

ホーチミンにいながらにして、北部・中部・南部のお料理が味わえるこのお店。
「Tib」。有名な作曲家の一族が経営しているお店だそうです。

★えびのつみれ入りのおかゆ

胡椒の風味の強いスパイシーなおかゆです。
えびのつみれは優しいお味。香菜もたっぷり。
おかゆというよりはゴハンにスープをかけたみたいな。
さらっとしたお米の粒が残っていて、口の中へするするする~り♪

器は黒のバッチャン焼。内側は薄黄色。
(日本でベトナム雑貨としてよく見かける菊花模様の器。
レストランでは一度も見かけませんでした。シンプルな白い器が多かったです。
菊花模様はベンタイン市場やおみやげ物屋さんでしか見かけませんでした。)

それからベトナムのテーブルマナー。
お箸は日本と違って縦の向きに置きます。
先がとがったお箸ではなくて、太さが一定の少し太めのお箸です。
ひとり分ずつ、小皿、そしてその上にお椀がおかれています。
小皿とお椀にとりわけていただきます。

★Banh Beo(バン・ベオ。米粉を溶いて蒸したお料理。)

こんな風に小皿で蒸されたもの。中部地方フエの料理です。
上にエビそぼろ、パリパリの豚の皮が乗っています。
それにヌクマムベースの優しいダシをかけていただきます。
しっとりしているんだけど、あまり粘り気はありません。
優しい味で美味しいなぁ♪

★米粉の揚げ餅

外はカリカリ。中はとろ~りなんですよ。
絵は少ししか描いてないけれど、これまたたっくさん出てきたんです。
びっくりするです。食べきれなかったです。

★生春巻き

・・・この絵は特にひどいですね(苦笑)。
えっと、缶詰のみかんじゃなくて、エビですから!!!
砕いたピーナッツ入りの少し甘めのみそダレ、
ヌクマムベースの甘くて酸っぱくて辛いタレ。
どちらで食べても美味しいのですよぉよぉ。

★ソフトシェルクラブの揚げ物

トマトと胡瓜の半月切りで周りを飾りクレソンを添えて。
ボリュームたっぷり♪
ライムをしぼった塩コショウでいただきますよ。
ふ~ぅ。美味しい♪
ベトナムはカニよりもエビのイメージだったんだけど、
とってもカニが美味しいなぁって思いましたよ。

★Com Sen(コム・セン。ハスのゴハン。)

こちらもフエのお料理です。
ハスの実のゴハンを炒めて蓮の葉でくるんで蒸してあります。
ハスの葉にナイフを入れてはらりと開くと・・・。
ふわふわ卵や鶏肉の甘み、蓮の実の香ばしい匂い、
さっぱりパラパラのゴハン、うーん、うーん、うなってしまうよ。
気づいてみたら、この日はお米のお料理をいっぱい食べましたなぁ。
おなかいっぱいすぎて残しちゃいました。

でもこの後やっぱりデザートいただいたんですよ。
(この時ベトナムの友人に「別バラ」という言葉を覚えていただきました♪)
プリン、いただいたんですよ。
ベトナムのプリンは「す」が入っているのが特徴。
そして、しっかりしていて、甘いのです。ふふん♪

どうかな。絵の足りないの、言葉で補えたかな。どうぞご勘弁。
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ベトナムへの旅12~ベトナムポップな夜♪

2005-02-25 | 【遠足】ベトナム
喫茶店へコンサートを聴きに行こう。
ベトナム人の友人に誘われました。
喫茶店でコンサートってどんな感じなんだろ。ちょっとどきどき。

お店はほぼ満席。一番前のど真ん中しか空いていません。
ひぇ~。日本人の私がこんな席に座っちゃった。

ベトナムコーヒーをオーダー。
机の上にはピンク色の紙が置いてあります。
本日の出演歌手が書いてあります。
すっごくたくさんいるのね。

市内の喫茶店や野外のコンサート会場を、
日替わりで歌手の皆さんが歌い歩くのだそうです。
穏やかな歌もあるしアップテンポの歌もあるのですが、
みんなすわって静かに聴いています。
アルコールを飲んでいる方もいるけれど、
男性同士で来て、甘いパフェのようなアイスを食べてる方もいます。

MCの女性。ベトナムの方にはめずらしく緩いウェーブの髪。

次の方を紹介してくださってます。私は友人に通訳していただくのです。

友人のお気に入りの歌手。Thanh Hoaさん。

フレンチ、英語、ベトナム語で歌っています。明るくポップな歌。

私が素敵だなぁって思った方。Khanh Duさん。

すっごく上手いのです。落ち着いて見えるけど若いそうな。
彼女も3曲歌ったのですけど、そのうちの2曲は英語。
帰りの飛行機の中でもその2曲のサビがエンドレスエンドレス♪
(今でも歌えるよ。どうやらCDも買えるみたい。
ちょっと探そうかとたくらんでいます。)

ちょっぴりアイドルチックな方もいます。Nhom Dom Dom。

ステージが狭いので踊るのに苦労してちょっとかわいそう。
真夏の陽気なのに、ブーツを履いている出演者が多くてびっくり。
ベトナムでもブーツって売っているのですね???

テトなので、くじ大会がありましたよ。
当たりくじを、なんと私が引かされちゃった!
自分のが当たっちゃったらどうしよう?!

・・・なんてなことはいらぬ心配でございました。

中国雑技団みたいな男性もいましたよ。Quai kiet Thanh Long。

ベトナム語、中国語、英語、日本語が入り乱れて、コント形式に進みます。
動物の鳴き声の真似が、すごくうまいのです。
言葉がわからなくても笑っちゃう。歌も上手い。
テナーサックス、トロンボーン、チューバも口でやっちゃう。
ひとり何役なんでしょうか。
ボイパなんて言葉をこの方が知っているかどうかはわかりません。

最後はとっても有名な男性歌手。友人も好きな方だそう。
他の人は3曲くらいなのに、最後の方は5曲くらい歌うのだそうです。
途中でおいとましましたが、なんだかとても面白い夜でした。
民族音楽あり、歌謡曲あり。

ベトナムは一日が長いのです。
朝は6時半くらいからクラクションを鳴らしまくる音が聞こえます。
そして夜11時を過ぎても、まだまだ興奮冷めやらぬコンサート会場の喫茶店。
私も興奮してホテルに帰ってもなかなか寝付けません。
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ベトナムへの旅11~食べても食べても食べきれない♪

2005-02-22 | 【遠足】ベトナム
さて、夕食2食分で撮った写真たち、ご紹介しちゃいます。

お食事したところは、ダックストンホテルのThe Grill(以下「D」)。

それから、nha hang com ngon(「美味しいごはんの店」。以下「N」)。
ngonはフランス統治時代からある建物を改装して使っています。
吹き抜けになっていて、2階席から下を見下ろすと・・・。

民族音楽を楽しみながらゴハンをいただくのです。
当地の音楽だけでなくて、各国の音楽も奏でていました。
外国人も多いせいかな。
「時の流れに身をまかせ」やら「スカボローフェア」なんかも。

さて。ごはんごはん♪

★蓮の茎のサラダ(D)

白いのが蓮の茎。しゃきしゃきとした食感です。
えびせんと一緒にいただきます。ピーナッツのぷつぷつも楽しい。
酸味・辛味・甘味がほどよいバランスです。

★青パパイヤのサラダ(N)

大根のパリパリ感と似た感じの食感。
こちらもえびせんと一緒にいただくんですよ。
同じく酸味・辛味・甘味の効いた味。
でも、蓮の茎のサラダよりももっと辛いです。

ベトナムで驚くのは、日本でいただくベトナム料理と印象が違うこと。
日本で食べるものよりもずっとずっと辛いものが多いのです。
辛いアジア料理の代表はタイ料理のように思っていたけれど、
ベトナム料理も辛いものが多いです。

友人曰く、タイ料理の方が自分で辛味を加減できる。
ベトナム料理の方が辛い。ですって。

★えびしんじょの胡麻衣&八宝菜(D)

胡麻が香ばしくってえびしんじょが美味。
八宝菜の青菜は高菜のような野沢菜のような味わい。
日本にはないかも。美味しいです♪

★生春巻き(N)

いやぁ。やっぱり美味しいですね。
日本で食べると大葉が入っていることが多くて、
大葉が嫌いな私は抜いちゃうんですが、
こちらはバジルを使っているのでうれしい。
ヌクマムベースのタレも美味しいけれど、
砕いたピーナッツの入ったみそダレがうま~い♪

春巻きは揚げ春巻きの方がお手軽で家庭でもよくつくるそうです。
ホテルの朝食でも揚げ春巻きが出ていましたよ。
揚げ春巻きのライスペーパーは網目状になっていて、
(つまり揚げ春巻き用のライスペーパーって云うのがあるのです)
それがサクサク香ばしいの♪

★イカの炭火焼(N)

チリソースのようなタレにつけていただきます。このタレが辛いのです。

そうそう。街の中ではスルメが売られています。屋台で。
日本でもスルメは食べるけど・・・。
カップルがいっぱいの噴水の周りや公園の回りにスルメの屋台。
・・・なんだか不思議な光景。

★カニのタマリンドソース(N)

これはほんっと~うに絶品でございました。
今おもいだしても垂涎ものでございます。
ガザミ系のカニのおなかをひらくと・・・。
驚くほどの内子。内子好きにはたまりませぬ~。
そして、ミソもとろりとろ~り。
甘酸っぱいタマリンドソースが絡んで絡んで♪くぅ~♪

★ココナッツアイス&マスカルポーネとチョコ&タロイモのケーキ(D)

ココナッツアイス、濃厚でおいしゅうございました。
タロイモのケーキはちょっと固かったです。
マスカルポーネとチョコのムース。
チョコの部分がビターでとっても美味しかったんですよ。

2食分ご紹介したけれど、これでもベトナムを制覇したことにならないのです。
まだまだ続くのです♪
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ベトナムへの旅10~この流れはどこまでも・・・強くたくましい人々

2005-02-21 | 【遠足】ベトナム
とまったホテルはサイゴン川のほとりにありました。
残念ながら川に面したお部屋ではなかったのですけれども。
代わりに友人のオフィスからサイゴン川を一望させていただきましたよ。

パノラマ風につなげてみました(ちょっとつなぎ目がおかしいですがご勘弁)。

大きく蛇行しながら何処までも続いてゆくサイゴン川。

青々とした緑の広がる郊外。
でも、一方で、開発が進んでいます。
道路の幅を広げていて、さまざまな場所に開発予告の看板が立っています。

ベトナムではバイクに乗るのにヘルメットをかぶる人が少ないです。
でも、ホーチミン市と郊外の町を結ぶ道沿いにある橋で、
必ずヘルメットをかぶっていないと渡ることの出来ない橋があります。
これ以上、ホーチミン市内のバイクの数を増やさないで、
公共交通(バス)の利用を促進するために。

さて、ヘルメットを持たない人は、どうするでしょうか?



橋の両側にはヘルメット貸し業のお店が出来ていたのでした。
橋を渡る前に借りて、もう一度帰りに橋を渡りきってからお店に返却。

なんでも商売にできる。なんでも始められる。
強くたくましいベトナムの人々です。
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ベトナムへの旅9~フォーを食べずに帰れませんから!

2005-02-21 | 【遠足】ベトナム
お米の国ベトナムのお料理はまだまだ続きますよ。
絶対に食べなくちゃのベトナム料理のひとつはフォー。
米粉でつくった麺のさっぱりした味わいに滋味のスープ。

友人が日本に留学していたときに作ってくれました。
スープには日本では考えられない食材が入っていましたよ。
丸ごとパイナップルとかね。
複雑な味わいにはそんな隠し玉があったのねと思ったものでした。

ホテルの朝食にもありました。
こちらはダックストンホテルの夜のバイキングのフォー。
(ちなみに泊まったホテルは別だったのですよ)

なんともいえずクセのあるスープでした。
日本で食べるフォーは日本向けにアレンジされてるんだな。
やっぱり本場は違うね。嬉しくなってきました。

こちらはフォー専門店「24」のフォー・ボー(牛肉のフォー)。
「24」というのは、フォー1杯が24000ドンから食べられることと、
24種類の食材が使われているからなのだとか。

フォーは牛肉と鶏肉のものがよく食べられていたそうですが、
鶏インフルエンザの影響で、フォー・ガー(鶏肉のフォー)は、
メニューの一番下に追いやられていました。
ちなみに牛肉のフォーだけで10種類以上ありましたよ。

トッピングは、もやし、玉ねぎ、バジル、ノコギリコリアンダー、トウガラシ。
ライムをきゅっと搾って、ヌクマムをすこし垂らして。

ベトナムではライムが色々なことに使われていました。
ハチミツ茶にもしぼって入れたり。
汚れた指を洗うフィンガーボールのお湯にもしぼって入れたり。
ベトナムとライムはあまり結びついていなかったので意外でした。

このお店には外国人のビジネスマンも観光客もたくさんいました。
メニューも親切だし、こぎれいな感じのお店だからかな。
私たちがいるフロアもあっという間に満席になりました。

ダックストンホテルと違って飲みやすいスープでした。日本人が好きな味かも。

それからそれから、牛肉が本当に柔らかくって美味でした♪
火が通りすぎないくらいの感じで。ちょっとびっくりでした。
(ベトナムの牛肉は、水牛を使っているところも多くて、
あんまり美味しくないってどこかで読んだ記憶があったので。)
友人が牛スジのフォーを頼んだのですけど、それも美味しかったです♪

このお店で初めて知ったのですけれど、おしぼりが有料でした。
トコロ変われば、なのですね。ふむふむ。

ああ。美味しいベトナム。まだまだ続きます。
一体どれだけ書くつもり?なんて云わないでね。おねがい♪
コメント (4)
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ベトナムへの旅8~お正月もはたらく子供たち

2005-02-21 | 【遠足】ベトナム
島でフルーツを食べている間、音楽を聞かせてくれました。
伝統的な音楽で、農民たちがつくってきた歌。
歌うのは子供たちです。

こんなに小さな子たちがテトの間も働いています。

一番小さいのに、一番いっちょまえなこの子。
大人顔負けに上手です。しぐさもプロ。

歌い終わったあと、友人がぽち袋にお年玉を入れて、歌った子達に手渡しました。

受け取った子達。
自分だけのものにせずにチップ入れに戻していました。

日本のお正月の子供たちのことを考えました。

小学校の頃、冬休み明けに学校で、お年玉の合計を書かされました。
(いま思うと、ものすごいこと書かされてたんだとわかりますが)
「今年は7万円で少なかった」と自慢するクラスメイトが羨ましかった。
私はもともとその土地の人ではなかったし、親戚が遠くて、
たいていの年は両親からのお年玉プラスαだったから。

今の日本のお正月の子供たちってどんなだろう。
ちょっぴりせつなくなりました。

---帰りの飛行機の中で寝屋川の小学校の事件のニュースを見ました。
ニュースを見ながら、この子達の事が頭に浮かびました。
またせつなくなって涙が出てきました。---
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