ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

4日目

2008-09-24 07:19:31 | モニョモニョくん
       

本当に傾いてました。


今日は、朝からウフィッツ美術館に行って(予約していなかったので、1時間待ち)「ビーナスの誕生」や「春」、ダビンチの「受胎告知」やラファエロの自画像などをサラッと見た後(子連れって、これが限界)、ご飯を食べて電車で一時間の傾いたところへ行ってきました。ふむふむ、傾いちょる。

夕ご飯はガイドブックに載っていたお店へ行って、生ハムメロン、ボンゴレパスタ、ゴルゴンゾーラのリゾット、子牛のロースト、鳥胸肉のキノコソースがけ、赤ワイン、エスプレッソを堪能しました。今までで一番おいしかった~。やっとイタリアへ来たぞって感じ。今まで食べたのは、本当にハズレだったのか、かなりの値段をだしたリストランテでさえ、日本のファミレス以下のパスタがでてきたりしてがっかりだったので、やっと盛り上がりました。モニョさまも、パスタとリゾットをすごい勢いで食べて、メロンもわしづかみ。ちょっと安心です。自分でも「元気でた♪」と言って嬉しそうにしてました。

さて。モニョさまのイタリア語、日に日に語彙が増えていってます。ホテルのフロントのみなさんに本当によくしてもらい、特に、あるフロントのお兄さんがとっても優しく話しかけて新しい言葉も教えてくれるので、とっても嬉しいみたい。モニョさまったら、そのお兄さんのことが大好きなのです。今日もフロントで少し相手をしてもらってから、部屋へ入ると「なんて名前?」「なんて名前?」と聞くので、何のことかと思ったら、そのお兄さんの名前が知りたかったらしい。恥ずかしくてはっきり言わないもんだから、分からなかった。100均のテキストを見てモニョさんに聞き方を教え、伝言ゲーム状態でお兄さんに聞いたりしてみました。「タニ」さんらしい。おっと、これなら覚えられる♪

あんまり面白いので(私が)、100均テキストを値段以上にフル活用させていただき、新しい言葉をあれこれモニョさんに言わせていました。(明らかに実験?)例えば今日は「Tani, Come stai?」(=タニさん、How are you?)とモニョさんが突然大きな声ではっきり聞いたら、お兄さんビックリしつつも嬉しそうに返事をして、モニョさんにも返事の仕方を教えてくれたり。他の新しい言葉を教えてくれたり。モニョさんはモニョさんでイタリア語を覚えつつ、日本語でも「タニ、おやすみ。」と言ったり、お兄さんも日本語を覚えてくれたり。話したい、話したい、が身を乗り出す様に伝わってきます。

そんなこんなで面白いほど覚えるし、自ら「もっと!もっと!」だし、何より全く臆すことなくコミュニケーションをとる2歳の我が子に、頼もしさというか、なかなかやりますなー、というか、私も知らなかった自分の子の一面を知ったようで、ふふっと嬉しくて、そして同時に「負けちゃおれん。」なのです。


滞在中にどこまでいくか?このイタリア語。面白いので実験続行。私も100均テキストに神頼み。


     
    斜塔からの帰りのバス停のすぐ後ろにあった家の変なポスト