ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

S・A・G・A 佐賀 その1

2005-08-16 11:43:23 | おでかけ
お盆はどっぷり佐賀でした。

結局、先輩ママちゃんかよぴんの同じ頃に母子手帳持参でディズニー旅行したよ!の心強い体験談&実家の母の励ましと、パパちゃんの「旦那の実家じゃかえって気をつかうだろうから。」という温かいご理解のもと,佐賀旅行を決行! 
2泊3日佐賀ぐるり旅を楽しんできました

13日の朝早く新幹線と特急電車で相生→岡山→博多→佐賀へ移動  佐賀駅でレンタカーを借りて、まずはパパちゃんの実家へ。お昼ごはんをご馳走になりつつ妊婦ぶりを報告した後、お盆の支度を少しだけお手伝いしたりお墓参りに行ったり、初めてのお盆を体験しました。

初めてのお正月の時、あまりのお作法の違いにウルルン滞在記なみのカルチャーショックをうけた嫁としては、今回もちょっと心配・・・あらかじめ電話でお盆についてお義母さんに確認 すると「なんもなかよ。提灯ともして白玉粉でお団子作ると。」と言われてしまいました。ちょ、提灯??お団子??? 結婚て異文化交流だ。

私の実家の方でお盆の時に出す、まわり灯籠みたいなものを想像していたのですが甘かった。とにかくロ~~~~~ング!そして設置タイプではなく吊すタイプ。家紋も入ってます。仏壇の近くに飾るこのタイプとは別に、玄関先にも家紋の入った卵形の提灯があったり、お墓に灯していく小さいタイプのものがあったり、お墓の墓石の上に竹竿をたててそこにも提灯をかけるそうです。

お供えはたくさんの果物やお野菜の他に、一日目は白玉粉で作ったお団子に粒あんがかけてあるもの&梅干し&奈良漬け、二日目、三日目はお素麺と冬瓜の煮たもののようなものが仏様の数だけお箸とともに準備されていました。ご先祖様も甘いものが好きだったり、夏はやっぱり素麺なのね。と、みょうに納得。じゃ、いざお仏壇にお参り。・・・え?パパちゃんなんでお財布出してるの??おもむろにお財布から100円玉を出してお線香立ての足下にそっと置いてからナムナムしてます そういえば他にもおいてある・・・。もう何も聞くまい。パパちゃんに100円玉をもらって私もナムナム。 

お墓に行ったときにもまだまだありました異文化交流。私の地元のお墓と違って、5段くらい階段がついていて少し高いところにある墓石のタイプで、お参りする時には階段の下で履き物を脱いでから裸足でトトトとあがって3本ずつお線香をあげます。初盆を迎えるお墓の上にはムシロのようなもので日よけみたいにしてあったり、お仏壇同様に10円玉や100円玉がおいてあったり、私の中ではへぇ~!へぇ~!へぇ~!と関心することの連続でした。 

夕方早めに出発して車で一時間もかからない嬉野温泉へ移動。朝からの移動でぐったりだったので、お部屋に通してもらってすぐにお昼寝しました。 まだ木のいい香りのする新しい旅館は、大きすぎず、お部屋の感じも家のように落ち着く和みのお宿で大満足。 さすがに大浴場での転倒が怖かったので温泉はあきらめるつもりでお部屋にお風呂のついた宿を選んだのですが、なんと!お部屋にも家庭用のお風呂くらいの大きさではあれども檜の風呂釜がついていて、24時間温泉が蛇口から出るということだったので、妊婦も気楽に温泉を楽しむことが出来ました (ただ、妊婦本に避けるようにした方がいいと書いてあったのを覚えていたので、ラジウム泉でないことだけ確認してもらいました。)

佐賀の旅、一日目はこんな感じでの~んびりこころおきなくダラダラゴロゴロ。上げ膳・据え膳でごちそうもいただきました。 病院の先生に反対されたまま来たので、後ろめたさや不安も少なからずあったのですが、いくら移動などの疲れでしんどくても、さすがに新米の嫁がパパちゃん家でゴロゴロするわけにもいかないので、思い切って連れてきてもらってよかったなぁ~と感謝。