(2)宝運びゲームⅠ(慣れる)
3~7時間目は「宝運びゲーム」を行った。
宝運びゲームのルールは次の通りである。
・攻撃側は1人1個宝(紅白玉)を持つ。タグを取られずにゴールラインまでたどり着いたら宝置き場に宝を置く。
・宝を置いたら,スタートラインに戻り,再度宝を持ってスタートする。
・途中で鬼にタグを取られたら,タグを返してもらってスタートラインに戻り,再度スタートする。
・守備側は「じゃまじゃまゾーン」から出られない。
・多くの点数を取ったチームの勝ちとなる。
3~4時間目は,特に戦術を話し合わせる予定はなかった。
ゲームを行って,動きに慣れさせる段階のはずであった。
ところが,教師から投げ掛けが何もなかったにも関わらず,全チームがそれぞれ戦術を話し合い始めた。
ゲームがスタートすると,最初のうちは一気に突破しようとする動きが多く見られた。
守備側が攻撃陣の動きについていけず,タグを取ることができなかった。
しばらくすると,1対2や2対2の状況が生まれてきた。
ここがこのゲームの真骨頂である。どのような作戦を立てたかが試されるところである。
Mさんはじゃまじゃまゾーンの手前に立って守備者を撹乱しているだけで,なかなか突破しようとしない。
これは作戦であり,Mさんが相手を引き付けている間に,ほかの子がゾーンをすり抜けていくという戦術であった。
1回目のゲームの時点で,このような高等な戦術(おとり作戦)が出てくることに驚いた。
子どもたちの感想から,次のような戦術を立てていたことが分かった。
・人のいないところを走り抜けていく。
・おとり作戦
・フェイント作戦
また,4時間目の試合では,攻め1人守り2人という状況になったときの動きで優れた動きが見られた。
1人で突破しようとせず,2人あるいは3人揃うまで待っているという作戦が取られていたのである。
また,くるくると回りながらゾーンを突破するという動きも見られた。
これは,2時間目で紹介した動きを取り入れたものである。
3~7時間目は「宝運びゲーム」を行った。
宝運びゲームのルールは次の通りである。
・攻撃側は1人1個宝(紅白玉)を持つ。タグを取られずにゴールラインまでたどり着いたら宝置き場に宝を置く。
・宝を置いたら,スタートラインに戻り,再度宝を持ってスタートする。
・途中で鬼にタグを取られたら,タグを返してもらってスタートラインに戻り,再度スタートする。
・守備側は「じゃまじゃまゾーン」から出られない。
・多くの点数を取ったチームの勝ちとなる。
3~4時間目は,特に戦術を話し合わせる予定はなかった。
ゲームを行って,動きに慣れさせる段階のはずであった。
ところが,教師から投げ掛けが何もなかったにも関わらず,全チームがそれぞれ戦術を話し合い始めた。
ゲームがスタートすると,最初のうちは一気に突破しようとする動きが多く見られた。
守備側が攻撃陣の動きについていけず,タグを取ることができなかった。
しばらくすると,1対2や2対2の状況が生まれてきた。
ここがこのゲームの真骨頂である。どのような作戦を立てたかが試されるところである。
Mさんはじゃまじゃまゾーンの手前に立って守備者を撹乱しているだけで,なかなか突破しようとしない。
これは作戦であり,Mさんが相手を引き付けている間に,ほかの子がゾーンをすり抜けていくという戦術であった。
1回目のゲームの時点で,このような高等な戦術(おとり作戦)が出てくることに驚いた。
子どもたちの感想から,次のような戦術を立てていたことが分かった。
・人のいないところを走り抜けていく。
・おとり作戦
・フェイント作戦
また,4時間目の試合では,攻め1人守り2人という状況になったときの動きで優れた動きが見られた。
1人で突破しようとせず,2人あるいは3人揃うまで待っているという作戦が取られていたのである。
また,くるくると回りながらゾーンを突破するという動きも見られた。
これは,2時間目で紹介した動きを取り入れたものである。