11月25日,道徳で「くまさんのなみだ」(『みんなで考える道徳』1年 日本標準)という資料を使って授業をした。
中心価値は友情,思いやりである。
資料のストーリーは次の通りである。
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森の動物たちが,仲よく相撲をして遊んでいました。
そこに,よく意地悪するくまさんがやってきました。
「何だ,相撲か。僕が一番力持ちだぞ。」
と,そばの木を抜いてみんなの邪魔をしました。
ところがくまさんは,その木を足の上に落としてしまいました。
「痛いよう。痛いよう。」 (後略)
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ここまで資料を読み進めて,次のような発問をした。
「自分が森の動物たちなら,くまさんを見てどう思いますか。」
子どもたちの書く答えは,次のように分かれると予想した。
A.意地悪をするからバチがあたったんだ。
B.かわいそう。大変だ。助けてあげよう。
子どもたちの書いている意見を机間巡視で把握していった。
Bが22名と圧倒的に多く,Aは2人だけであった。
まずBの意見を書いた子5名を指名し,発表させた。
子どもたちは「うん,うん。そうだよね」と聞いている。
次にSさんに発表させた。
心の優しい子として,周囲からも認められている子である。
SさんはAの意見を書いたのである。
この意見を聞いた子どもたちから,「えー?」という声が聞かれた。
当然理想的な答えはBである。
圧倒的にBが多いとは,何と素直な考え方をするよい子たちなのであろう,授業も展開しやすいな,などとは私は考えなかった。
「嘘をついている」と,子どもたちを追及した。
自分が実際にそういう場面に出くわしたら,本当にBのように思うのか。現実的にはAではないのか。
中心価値は友情,思いやりである。
資料のストーリーは次の通りである。
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森の動物たちが,仲よく相撲をして遊んでいました。
そこに,よく意地悪するくまさんがやってきました。
「何だ,相撲か。僕が一番力持ちだぞ。」
と,そばの木を抜いてみんなの邪魔をしました。
ところがくまさんは,その木を足の上に落としてしまいました。
「痛いよう。痛いよう。」 (後略)
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ここまで資料を読み進めて,次のような発問をした。
「自分が森の動物たちなら,くまさんを見てどう思いますか。」
子どもたちの書く答えは,次のように分かれると予想した。
A.意地悪をするからバチがあたったんだ。
B.かわいそう。大変だ。助けてあげよう。
子どもたちの書いている意見を机間巡視で把握していった。
Bが22名と圧倒的に多く,Aは2人だけであった。
まずBの意見を書いた子5名を指名し,発表させた。
子どもたちは「うん,うん。そうだよね」と聞いている。
次にSさんに発表させた。
心の優しい子として,周囲からも認められている子である。
SさんはAの意見を書いたのである。
この意見を聞いた子どもたちから,「えー?」という声が聞かれた。
当然理想的な答えはBである。
圧倒的にBが多いとは,何と素直な考え方をするよい子たちなのであろう,授業も展開しやすいな,などとは私は考えなかった。
「嘘をついている」と,子どもたちを追及した。
自分が実際にそういう場面に出くわしたら,本当にBのように思うのか。現実的にはAではないのか。