一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

アショーカ王(BC268-BC232)

2013年03月27日 | 仏教

アショーカ(サンスクリット:?????、IAST:Aśoka?、訳:無憂=むう、在位:紀元前268年頃 - 紀元前232年頃)は、マウリヤ朝の第3代の王である。漢訳音写では阿育王と書かれる。インド亜大陸をほぼ統一した。釈尊滅後およそ100年(または200年)に現れたという伝説もあるアショーカ王は、古代インドにあって仏教を守護した大王として知られる。アショカとも表記される。

 釈迦の滅後、小規模であった仏教教団は、次第に拡大を続けていったが、マウリヤ王朝のアショーカ王(マウリヤ王朝の創設者であるチャンドラグプタ王の孫であり、ビンドゥサーラ王の子であるアショーカ王)の仏教への帰依によって、仏教教団はその規模を急速に拡大していった。すなわち、仏教が世界宗教の一つへと、その規模を拡大していった源泉とは、アショーカ王の仏教に対する庇護を抜きにしては語れないのである。

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