再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

実体験に基づいた起業論(9)

2008-01-27 06:22:10 | 連載:実戦的起業論

理念論(3):企業理念の役割

高邁で具体性のない企業理念など、本当に必要なのかという疑問を持つ人がいる。

確かに、会社が右肩上がりで順風満帆であれば、それだけで社員のモチベーションは上がり、企業理念など必要ないかもしれない。

しかし、私はどんな企業でも、現在、超優良企業と言われている会社でも、必ず一度や二度は、苦境の時代を潜り抜けているはずである。

人間にも、生きるための寄って立つ「何か」が必要なように、企業にも、原点のような「何か」が必要なのではないか。それこそが、企業理念なのだと思う。

それはむしろ、具体性のない漠としたものの方が良いかもしれない。ただし、それはあいまいという意味ではなく、一本芯の通った思想であるべきである。

「もうだめかもしれない」

そう弱気になった時こそ、もう一度立ち戻るべき原点。そこから、勇気とやる気を振り絞って、再挑戦する原点

それこそが、真の企業理念なのである。

(次回に続く)

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