再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

ITセミナーへの出席

2008-10-26 10:17:16 | チャット

先週、某大手IT企業のセミナーに参加しました。

私はエネルギー関係の話をさせていただきましたが、そこで聞いたIT系最先端の話は、大変刺激的なものでした。

クラウドコンピューティング

「クラウド」とは、「」。

空に浮かぶ雲の中にあるICTInformation Communication Technology)リソースを必要な時に、必要なだけ、簡単に使うことができる。

というのが、定義であり、グーグルのCEOが流行らせた言葉だそうである。

最初、私にはまさに「雲をつかむ」ような話でしたが、徐々にその大きなコンセプトに魅せられた。おそらくまだ良く理解できていないとは思うものの、感覚的に何かを予感させる力があるのではないか。

「言霊力」のある言葉とでも言うべきか。

その売り文句の中に、「中小ベンチャー企業でもクラウドの広がりからグローバルに展開可能」というものがあったが、まさに「知恵」さえあれば、グローバル企業になれるということか。これだけでもワクワクさせるものがあるではないか。

まだまだ世の中には、知らないことだらけだと、あらためて感じると共に、異業種のセミナーのようなところにも時々顔を出すべきだということか。

エネルギーとITの融合などと口では言っているものの、実はまったくIT世界を知らないことを痛感した一日でした。


先輩企業家の教え

2008-10-18 16:08:22 | チャット

今週、久しぶりに私が尊敬するベンチャー企業家にお会いする機会を得た。

その方は、私よりも御歳は一回りどころか、今年、古希(70歳)とのことで、大大先輩である。また、経営者としての経験と実績も大変なものがある方である。

すでに創業されて10年が経過し、やっと事業も軌道に乗ってきたようである。いつも大変にお元気で、いよいよこれからが本番と上場を目指されており、その熱いエネルギーと同時に冷静でブレない考え方には、いつも感心させられる。

お話の中で、その会社のおもしろい習慣を聞いた。役員がそれぞれ1か月交代で事務所の神棚を毎早朝にしつらえるのだそうである。毎日ただ淡々と同じことを繰り返すことによって、徐々に気持が透明になり落ち着いてくるそうである。

歌舞伎の玉三郎や野球のイチローも、テレビ番組で同じようなことを言っていた。舞台のある日に楽屋に入る時、試合のある日に球場に入る時、それぞれに自分のかたち・形・型があり、それを淡々と繰り返しながら、自分の気持ちを高めていく。

自分の「かた」を持ったビジネスパーソン、そして、自分自身の気持ちを自らコントロールすることができること、それがプロフェッショナルの必要条件なのであろう。


逆境時の人生論

2008-10-11 16:25:32 | チャット

世界的な金融危機による同時株安と世界不況の到来。アフガンや中東など、さまざまな地域でのテロリズムの横行。

国内では凶悪事件や政治不信。中小企業のみならず、大企業の突然の倒産。

自分一人の力ではなんともしがたいことばかりへの脱力感。本当に明るい話題が少なく、先行き不安な毎日が続きます。そんな不安感があると、夢や希望なども持ちにくいものです。

こんな時には、ふとした救いの言葉などに出会うこともあるでしょう。

しかし、要は逆境の時は、足元を見つめて、今あること、今できること、今やるべきこと、今やらなければならないこと、そうした今を愚直に生きるしかない。気力が萎えそうな自分を奮い立たせて、今を精一杯生きるしかない。

しかしまた、そうは分かっていても、この単純なことが一番難しいのかもしれないが。


人生の意味論

2008-10-04 10:25:57 | チャット

今年も10月に入り、残すところ3か月。秋風に吹かれて早朝の散歩をしていると、ふとこんなことが頭をよぎりました。

私は、「存在するものには必ず意味がある」という言葉を信じています。散歩道の石にも樹木にも、それぞれがそこに在るには、在るだけの意味があるのです。決して、無駄なものは存在しない。

ましてや、精神を宿した人間は、それぞれにもっと深い「生きる意味」がある。

「自分は一体何のために生きているのか?」あるいは、「自分の生きることには、何の意味があるのか?」

時として、そんな哲学的な自問自答をすることがあります。

そして、心のどこかで、「ああそうだったのか!自分はこのために今まで生かされてきたのだ」と、いつか風のように「ふっと」と気づく日が来るのではないか。

自然の中を歩いていると、能動的ではなく、受動的に「生かされている自分」を感じます。そして、いつの日か、「なんのために生かされているのか?」という答えをくかむ日が来ることでしょう。

その日こそが、人生最良の瞬間かもしれません。それはひょっとして、死を迎えるまさにその時かもしれません。

その日が必ず来ることを信じて、今を精一杯かつ能動的に生きる。それしか今の私にはできません。