再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

ピリカって知ってますか?

2012-10-28 16:52:30 | チャット
ピリカ(PIRIKA)の存在を某社長から教えていただき、それ以来、かれころ60回の投稿をしました。

投稿したということは、60回なんらかのゴミを拾って、PIRIKAサイトへその結果を報告したということです。

このサイト(http://www.pirika.org/)へアクセスして、指定のアプリを携帯やスマホにダウンロードするだけ。後は、身近なところでゴミ拾いをしたら、そのゴミを写真にとって投稿するだけ。とても簡単です。

そうするとどこからか知らない人から、おそらく同じPIRIKA仲間から、すぐにも「ありがとう」というメッセージが届く。

散歩などをしていて、道ばたにゴミが落ちていると確かに気になるものの、敢えてそれを拾うことは普通しない。なかなかできるものではない。

でも、「よし!これからPIRIKAだ」とゴミ袋を片手に、軍手を両手にして出かけると、何気なく拾うことに抵抗がなくなる。

そして、たとえ小さな空き缶一つを拾ったとしても、なんか世の中に良いことをしたようないい気分になる。そして、その結果を投稿すると、誰かから「ありがとう」と返ってくる。

なんか感謝されてうれしいような照れくさいような、でも決して悪い気分ではない。

そんな不思議な魅力を持つアプリPIRIKA。

ゴミ拾いアプリ「ピリカ」で世界をきれいに!

どんな小さなことでも、一人一人が自分のできる範囲で少しずつやれば、もし世界全体に広がれば大きな動きになるはず。とても夢のある壮大なプロジェクトではないか。

ぜひ、皆さんも騙されたとおもって一度体験してみてください。案外気分がいいものですよ。

ちなみに、私はいつも愛娘のHoppiと一緒にPIRIKAタイム。だから勝手にHoPIRIKAと名付けてます。



エネルギー政策の一貫性を願う!

2012-10-20 14:20:38 | コラム
昨日、震災直後の2011年6月より政府のエネルギー・環境会議の事務局を務める内閣官房内閣審議官の講演を聞くことができた。

そのエネルギー・環境会議がスタートして、約1年後の2012年6月29日の第11回エネルギー・環境会議で、例の「3つのシナリオ」が提示された。

その3つとは、原発比率が2030年時点で①ゼロシナリオ、②15シナリオ、③20~25シナリオである。

ちなみに2010年の発電構成では、原子力は約15%であり、現行のエネルギー基本計画では、2030年で46%(除くコジェネ)となっている。

この3つのシナリオをベースとして、6月~8月にかけて国民的議論がなされたこととして、9月14日に発表されたのが、「革新的エネルギー・環境戦略」である。その後、この戦略は閣議決定の手順を踏んで、いよいよその実行段階に入ったことになっている。

現政権では、今年の年末までに、当戦略に基づいて、原子力政策、グリーン政策大綱、電力システム改革戦略、地球温暖化対策の計画見直しなどが行われることになっている。

わが国の将来を決める極めて重要な国家戦略の一つである「エネルギー・環境戦略」が、果たして今の弱体政府で完遂できるのであろうか。

いずれにしても、「近いうち」に解散があり、近々にも間違いなく政権の枠組みは変わるであろう。

そうなった時に、エネルギー・環境戦略の構築おいて、ここまで積上げて来たものは、一体どうなってしまうのであろうか。

内閣審議官への質疑応答の時間で、この戦略の継続性に関する質問がいくつか出たが、いくら審議官が上層部の方であっても、一官僚の身分ではこの質問にはっきりと答えられるはずがない。質問者もそのことは重々承知しながらのようにも見える。

答える官僚の側も、今言えることは「与えられたことを一生懸命にやっているだけ」と開き直るしかないのではないか。

明らかに政治が不毛である。そういう政治を選んだのは、われわれ国民であって政治家だけを責める訳にはいかないが。

本当に日本国の20年50年100年後を見据えた正しい戦略立案と選択が、われわれはできるのだろうか。もどかしさを感じるものの、そのもどかしい思いをどこにもぶつけるところがない。

少なくとも、震災後の1年半に亘ったさまざまな議論の蓄積が、なんらかの形で活かされ、そして今まで積上げた本質の部分だけでも継続されていくことを願って止まない。

今はただ願うしかない自分自身が悔しくもある。




乃木大将と人参

2012-10-14 17:11:46 | チャット
昨日、久しぶりに義父と酒を酌み交わす機会を得た。昭和6年生まれで御歳81歳。実の親爺よりは2歳若いが、それでももう立派なおじいちゃんである。

この義父と始めた会った時は、今の自分よりも少し若かったのかと思うと、実に不思議な感じもする。

海軍兵学校の時に終戦を迎えたことからも、戦争関連の話となるともう止まらなくなる。

昨夜もいつものように酒が入った独演会が始まると、ひょんなことから「乃木大将と人参」の話が出た。

この言葉を聞いて分かる人は、戦前に小学校教育を受けた人だけだと思っていた義父は、私がこの意味を知っていたことに大変驚いた様子であった。

私にとっては、幼いころからこの話は耳にたこができるほど、祖母から言い聞かされたものである。

要は「人参のような栄養価の高いものをちゃんと食べないと、乃木大将のような偉い人にはなれないよ」というもの。

いかにも戦前の軍国主義的な教育そのものではあるが、なぜか私はこれで人参が食べられるようになった。当時は、人参を食べないと一人前の大人になれないと信じていたようだ。

食べ物を大切にして、絶対に好き嫌いを言わない。祖母の教えは、今もって生きている。

こんなたわいもない話で盛り上がって、義父との楽しい一時を過ごせたことは、とても良かったと思う。

これもある意味の人生の原点回帰の経験であり、明日からの闘うエネルギーの充電にもなった。

ただ、お陰でこれまた久しぶりの二日酔いに苦しむ羽目に。

幼いころから、酒はほどほどにしないと偉い人になれませんよ。と祖母にもっと叱ってもらっておけば良かったかな。



直接コミュニケーションの効用

2012-10-08 12:48:52 | チャット
先週から年1回の全社員との面談を行っている。

一人あたり1時間程度ではあるが、まずは対象者から昨期の自己分析による総括を聴き、その上で今期の計画や意気込みを語ってもらう。

普段から仕事の場面や飲み会などで、いろいろと話はしているつもりでも、いざ1対1で場を改め正対して話をするとなると、それも自分自身のことを中心に話をするとなると、お互いになかなかエネルギーがいるものである。

特に、社員の皆さんは社長との個人面談ということで、それなりに緊張し、おそらく疲れることであろう。少なくとも楽しくはないはずである。

私としては、こういう場ではある程度言葉や表現は選ぶものの、自分の日頃感じていることやこの場で感じたことをできるだけ素直に相手に伝えようと努力しているつもりであるが、果たして、どの程度その思いや考えが伝わっているだろうか。

むしろ、どの程度、その方の言ったことや言いたかったことを理解できただろうかという方が重要かもしれないと思う。

ついついこちらから一方的に話してしまうことだけは、気をつけなくてはいけないとは思うものの、はっと気づくと、いつも私が話しているでは駄目である。

いずれにしても、こうした直接のコミュニケーションは、やはり大切だなとつくづく感じる。

なによりも自分自身が最も勉強になる。面談後に振り返ってみると、いろいろな重い思いもずっしりと心に残ることもあるが、それでも相手を理解する上では本当に重要なことだと思わざるを得ない。

どうしても、社長という立場であると、ついつい自分のことを理解してもらいたいと手を変え品を変え話をしたがるものであるが、まずは相手を良く理解することが第一歩だということも、今更ながら再認識した。

もっともっとこうした場を自ら作っていかなければいけないと、これも反省点の一つであるが、今後の糧としていきたいと思った次第である。年1回ではなく、もっとやろうかなとも考えているが、社員にとってはいい迷惑だろうか。

結果として、私が一番成長をさせてもらっているのかもしれない。正直そんな気もしている。

また、明日からの数人との面談も残っているので、頑張りたいと思う。