再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

還暦の年を迎えるにあたって思うこと

2015-12-27 07:07:11 | チャット
あと数日で新しい年を迎えます。
2016年申年は、私の生まれた1956年申年から数えて60年、還暦の年となります。
これまでの60年を振り返ると、その約3分の2の40年間は、人生の準備期間だったように思います。
私は人間この世に天から生を受けた以上は、誰でも必ずなんらかの役割があると信じておりますが、それを天命と呼ぶのでしょうか。
不惑の年齢と言われる40歳は、この自分自身に与えられた天命の実現・実践に向けて、歩き始める時なのでしょう。
ただ、まだその時点では、自らの天命は漠としておぼろげなままでしょうから、それからの残りの人生を賭けて、天命を知りそれを実現するための旅に出るのが不惑の年だと思います。
そして40歳から70歳までの30年間が、天命の成就に向けた人生の正味期間なのでしょう。
論語では、40にして惑わず、50にして天命を知り、60にして耳にしたがい、70にして心の欲するところに従いて矩を越えずと言われています。
しかし、私自身は未熟者なので、50にして未だ天命を知らずして、あと残りの10年で、70までにはなんとか天命を知りたいものだと思っております。
だから70歳までの人生の正味期間では、天命の成就までは辿りつけないかもしれませんが、今はそれでもやむなしと開き直って、少しでも前に進むしかないでしょう。
「人生の本舞台は常に将来にあり」
この明治時代の政治家の言葉が今の私を支えていますし、私の原点でもあります。
還暦という節目の年を迎えるにあたり、人生何度目かの原点回帰をします。
本年もいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお付き合いください。
では、良いお年をお迎えください!