再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

「スイングバイIPO」はスタートアップの新規出口戦略となるか?

2024-06-15 14:49:09 | 日記
一昨日(6/14)の日経新聞朝刊に「新興に第3の出口戦略」と銘打った記事が出ました(https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240614&ng=DGKKZO81365330T10C24A6TB2000)。
そこで紹介されたスタートアップにおける新しい成長戦略は、「スイングバイIPO」という手法です。
この初めて耳にしたIPO(初めての自社株式の株式公開)は、一旦、大企業によるM&A(合併・買収)を受け入れた上で、新規株式公開を目指すというもの。
そのような手法をうまく活用するスタートアップが増えてきているようで、この手法がスタートアップの第3番目の出口戦略となるのではないかという期待が込められています。
ちなみに出口戦略の一番手は、もちろん単独のIPOで、二番手としてはM&Aによる企業売却であり、このスイングバイ手法が次なる戦略として注目されているということです。
私自身は、まさにこの一番手と二番手の手法をそれぞれ実体験してきた身としては、もしこの第三手がうまく機能するのであれば、今後のスタートアップのみならず、成長に行き詰まりを感じている中小中堅企業には朗報であり、ひいては日本経済の復活の一助にも資することにもなるとの期待を感じます。
特に、単独IPO手法の最大の欠点は、比較的に小粒な企業価値での上場となってしまうことで、その後の企業成長においてかえって上場が足枷になってしますことだと言われています。
「人・モノ・金」の全てが揃っている優良大企業の庇護の元で、ある規模になるまでじっくりと事業自体の成長を目指せるのであれば、創業者チームにとってとても力強い応援になるでしょう。
問題は、大企業側のこのスタートアップを庇護するインセンティブがどこにあり、何のためにするのか、このあたりのしっかりした戦略感が前提となることは言うまでもないであろう。
いずれにしても、企業の成長戦略において選択肢が増えることは歓迎すべきことであり、そのあたりの苦労の実態を知るものとして、多数の失敗経験を踏まえ後進の後ろ盾となれればと思っている。
自分自身は、そのための日々の研鑽は継続していきたいものだと感じた次第です。


「コーチ探せる」サイトに登録しました!

2024-05-20 09:43:00 | 日記
今月から正式に「コーチ探せる」というサイトに登録しました。
コーチングの講習会で知り合った方から紹介を受けたのですが、実はその方が運営されているのでした。
このサイトは、コーチングにおけるマッチングを提供するもので、何らかのコーチングサービスを提供したいと思っている方と、自分の悩みや課題解決を支援して欲しいコーチを探している方の両方が登録できるようになっております。
コーチを探している方は、登録無料ですので、ぜひ一度、お尋ねください!
URLは以下の通りです。
https://www.c-sagaseru.com/pages/about

初めてコーチングのプレゼンテーションをしました!

2024-04-29 14:22:07 | 日記
先週、エコまちサークルという私的な勉強会のような会合で、初めてコーチングのプレゼンテーションをしました。
これまでは、主にオンラインで One on Oneの説明は経験しましたが、講演会の場で複数の方にパワポ資料によってプレゼンテーションをしたのは初めてでした。
この1年間ほど、自分自身の今後のキャリア展開について、いろいろと悩み苦しんだことを素直にお話ししようと思って臨みましたが、なんとか自分の思いは伝わったのではないかと思っております。
その後の懇親会でも、いろいろな質問等をいただき、やはり対面での対話というは学ぶべきことが多々あるものだと、あらためて感じた次第です。
今後も、機会があれば、このような場は積極的に活用していきたいと思います。
参考までに、その時の資料データを添付しておきますので、ご一覧いただければ幸いです。
https://www.aqua-cons.com/wp-content/uploads/2024/04/20240425coaching_prz.pdf

初心者コーチのつぶやき

2024-04-20 06:58:00 | 日記
本格的にコーチングを始めて2ヶ月になります。
そこで気づいたことは、皆さんいろいろな悩みを抱えて生きていらっしゃることです。
本当に人それぞれに誰にも言えない様々な悩みがあるものだと驚いてもいます。
クライアントから、そんなお悩みを聴かせていただけるためには、まずは一定の信頼関係があってのことだと言うのことも実感できるようになりました。
また私自身もコーチングを提供するだけではなく、先輩コーチからのコーチングを受けるようにして、その時々の悩みを話しています。
これまで長年ビジネス上でお付き合いしてきた方が、こんなことで悩んでいたのだと知り、コーチングの効用も確認できました。
ある程度の悩みは、まずは言語化すること、コーチに聴いてもらうことで、実際に解決に向かうこともあるのですね。
コーチングは深い。これは人生100年時代には必須の手法ではないかと、あらためて確認し、コーチとしての自らの精進の必要性もひしひしと感じている今日この頃です。


リスキリングについての考察

2024-02-22 16:32:00 | 日記
最近リスキリングという言葉が喧しい。
あるセミナーにて、講師が話したことが妙に頭に残っている。
「リスキリング」と「学び直し」とは、似て非なるものであり、かなり混同して使われていると。
Reskillという英語は、そもそも他動詞であり、何かが(主語)何かに(目的語)新しいスキルを習得させるという使い方が正しい。つまり、会社や組織が、従業員をリスキリングするのであって、成長意欲ある個人が自らのために新しいことを学ぶ、学び直すことではないというもの。
リスキリングは、会社や組織が、または経営者が実施責任を持つべき「業務」であり、従業員視点では、リスキリングとは、新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、新しい業務や職業に就くことである。
そうなると、リスキリングは企業戦略上の必須事項であり、リスキリングはすべてのリーダーとマネージャーの責任となる。
なるほどと目から鱗が落ちる思いがしました。
同時に、企業戦略上の重要マターである以上、やはり、将来の企業経営を担うであろう若手こそがリスキリングの対象になるべきだということになるだろう。
ある一定の年齢を過ぎた者は、今後、社会、会社や組織に貢献し続けたいと思うのであれば、自らが自らに投資する覚悟でリスキリングに臨まなければならないことになるであろう。
I will reskill myself!
今自らに問われているのは、「過去に何をしてきたかではなく、これから何ができるのか?」ということになる。
残りのビジネスマン人生をそのように考え楽しみたいものだ。