「Think Locally, Act Globally!」(ローカルに考え、しかしグローバルに行動する)
あれれ?これって、「Think Globally, Act Locally!」(グローバルに考えつつ、ローカルで行動する)という環境問題への一般常識的な対処姿勢と逆ではないのか?
それが第一感であった。
その言葉の提言者は、内閣特別顧問の黒川清先生。昨年、政府のイノベーション戦略会議の座長を務めた人です。
先生、曰く、
『「ローカルに考える」とは、世界の中で自分たちの強さ、コアコンピタンスは何かを認識すること。その強みを生かし、世界の中の誰に、どんな価値を提供するのかを考え、グローバルの競争の中で実現していく。それば「グローバルに行動する」の意味だ』と。(週刊東洋経済「イノベーションへの提言者」 2007.12.29-2008.1.5)
「日本の省エネ技術が世界一であることの実証とそれらを活用したビジネス展開を」
これは、私個人の50歳代を生き抜く主要テーマです。
黒川先生の言葉は、いろいろと私のもやもやを一気に吹き飛ばしてくれました。
まずは、「Think Locally!」。自分の足元を真摯に、かつじっくり見つめることからスタートします。
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