稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、6月20日)

2018年06月21日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。毎週水曜日、19時半から。

弟子と形稽古。表裏5本まで。
足の引き付け、どちらの足から動かすかを説明。
回数を重ねるにつけ立派になってきた。

館長、私、F六段、K芦五段、K野三段、弟子初段。
見学稽古でHさんが来られた。
試合剣道だが、ちいさい頃から剣道をされていて動きが良い。
ぜひこのまま長正館の館員になって欲しいものだ。


(いつも通り準備運動と素振りから始まる)


(F六段と井上館長、井上館長は器用にヒョイヒョイと捌くのがうまい)


(HさんとF六段)


(F六段と弟子)


(弟子とF六段の相面)


(F六段と弟子の相面)


(K野三段とK芦五段の相面)


(K芦五段とK野三段、返し胴)


【感想・反省点】

弟子が他所で指導される際、
左拳を下げて打つ面打ちをしなさいと言われる時と、
左拳を上げて打つ面打ちをしなさいと言われる時があるんですけど、
どちらが正しいんでしょうか?  という質問を受けた。

左拳を上げて打たなければ、打ちに強度も冴えも無い。
しかし左拳を下げてこすり打つような面も、中学生や高校生の試合では有効となる場合もあり、
お勧めはしないがこれもまた出来なければならないと答えた。
(小手を打つ時は、私もたまにこのやり方で打つ場合がある)

あの左拳を下げての刺し面打ちは本来は有効打突としてはあり得ない。
本来は有効打突にしてはならない打ちだと個人的には思う。
全日本の選手でも小さく打ってるように見えるがけっこう上まで振り上げている。
あくまで大きく振り上げることが出来てから小さく振るのが良い。
しかし左拳を下げて打つのは極力避けたい。
大人でもたまに見かけるが見栄えの良いものでも無い。

稽古はともかく蒸し暑く息が上がってしようが無い。
もう無理をする年では無い。脳梗塞を心配する年だ。
限界の一歩手前で何回も息を入れた。

面の得意なF六段とも真っ直ぐの相面の勝負を何回もした。
互角の相面ではお互いに打つことが出来ない。
何回か僅かに早めたり遅れたりしながら試してみたがうまく行かない。
相面はいま一番の課題である。
コメント
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