もう、大分前に放送した回になるのだけど、
いまだに心に残る、おりょうさんのセリフがある。
まずは、そのセリフのある第24回「愛の蛍」のあらすじ
2010/06/13放送
NHKHP
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/story/index.html#24
より抜粋
京の池田屋に向かった龍馬(福山雅治)は、亀弥太(音尾琢真)の死を目の当たりにする。池田屋を襲撃したのは新選組だった。
怒りに震える龍馬は、引き上げていく新選組に挑もうとするが、居合わせた桂小五郎(谷原章介)に止められる。
桂は池田屋で殺された者たちの無念をいつか必ず晴らすと誓う。
龍馬はお龍(真木よう子)の家に身を隠していたが、亀弥太の死を防げなかった自分自身にいらだっていた。
そのころ、勝麟太郎(武田鉄矢)は幕府の老中に呼び出され、池田屋での策謀に神戸海軍操練所の浪士がいたことについて詰問される。
お龍は、亀弥太が志を貫いて死んだのだから褒めるべきだと龍馬に言う。
その言葉を聞き、龍馬も自分の志を取り戻す。
京を出発して、神戸に戻ろうとする龍馬。龍馬は伏見の船宿・寺田屋で亡き母にそっくりの女性を目撃する。
上記のあらすじにもあるが、お龍の台詞
「志を貫かれたんでしょ、あのお人は?
坂本さんは褒めておあげにならんとあかんのと違いますか?」
私はだいたいいつも、ドラマを見ていると主人公の気持ちになってしまう。
この回もいつもと同様、見ながら竜馬のように、亀弥太が死んで悲しい気持ちになっていた。
私は龍馬のように「救えなかった」という気持ちのくやしさはなかったけど、
でも、せっかく何か持って生まれたのに、死んでしまうのが悲しく思った。
そんなときに、お龍のセリフを聞いて、はっとした。
そうかあ、私は自分のなかの「こうあるべき」という見方で、
亀弥太を見ていたんだ。
それで、勝手に悲しんでいたんだ。
それは、亀弥太を思いやっているようで、そうじゃなかった。
それで、亀弥太に対する気持ちを見直してみた。
「よく、志を貫いたね」
そう思うと、不思議な安心感を感じる。
これらのことは、普段の生活でも、自分自身に対しても、
同じことをしているような気がする。
普段、自分に対し、
「こんなに辛いのは、あんなことをしたからだったのかも」
という言葉が浮かぶことがある。
でも、
「よく、志を貫いたね」
といような、心に寄り添う部分を、
自分の中にもっと感じたいな、と思った。
いまだに心に残る、おりょうさんのセリフがある。
まずは、そのセリフのある第24回「愛の蛍」のあらすじ
2010/06/13放送
NHKHP
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/story/index.html#24
より抜粋
京の池田屋に向かった龍馬(福山雅治)は、亀弥太(音尾琢真)の死を目の当たりにする。池田屋を襲撃したのは新選組だった。
怒りに震える龍馬は、引き上げていく新選組に挑もうとするが、居合わせた桂小五郎(谷原章介)に止められる。
桂は池田屋で殺された者たちの無念をいつか必ず晴らすと誓う。
龍馬はお龍(真木よう子)の家に身を隠していたが、亀弥太の死を防げなかった自分自身にいらだっていた。
そのころ、勝麟太郎(武田鉄矢)は幕府の老中に呼び出され、池田屋での策謀に神戸海軍操練所の浪士がいたことについて詰問される。
お龍は、亀弥太が志を貫いて死んだのだから褒めるべきだと龍馬に言う。
その言葉を聞き、龍馬も自分の志を取り戻す。
京を出発して、神戸に戻ろうとする龍馬。龍馬は伏見の船宿・寺田屋で亡き母にそっくりの女性を目撃する。
上記のあらすじにもあるが、お龍の台詞
「志を貫かれたんでしょ、あのお人は?
坂本さんは褒めておあげにならんとあかんのと違いますか?」
私はだいたいいつも、ドラマを見ていると主人公の気持ちになってしまう。
この回もいつもと同様、見ながら竜馬のように、亀弥太が死んで悲しい気持ちになっていた。
私は龍馬のように「救えなかった」という気持ちのくやしさはなかったけど、
でも、せっかく何か持って生まれたのに、死んでしまうのが悲しく思った。
そんなときに、お龍のセリフを聞いて、はっとした。
そうかあ、私は自分のなかの「こうあるべき」という見方で、
亀弥太を見ていたんだ。
それで、勝手に悲しんでいたんだ。
それは、亀弥太を思いやっているようで、そうじゃなかった。
それで、亀弥太に対する気持ちを見直してみた。
「よく、志を貫いたね」
そう思うと、不思議な安心感を感じる。
これらのことは、普段の生活でも、自分自身に対しても、
同じことをしているような気がする。
普段、自分に対し、
「こんなに辛いのは、あんなことをしたからだったのかも」
という言葉が浮かぶことがある。
でも、
「よく、志を貫いたね」
といような、心に寄り添う部分を、
自分の中にもっと感じたいな、と思った。