Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

クラシックギター、リフィニッシュ。

2017-03-03 22:22:25 | 日記


今日は曇りで、ちらっと雪も降る天気。

作業はクラシックギターのリペア。
表板リフィニッシュのため、塗膜を剥離して行きました。
以前、クラックリペアをやり直して、ブリッジの塗膜を剥離した所まで進めてました。
剥離前です。


塗料はトップコートは堅かったのですが、色の部分は柔らかく、塗膜はそこそこの厚みでした。
剥離作業は結構大変で、下地を削らないよう、剥離。
ラフに下地調整して終了でした。
ブリッジや指板の際は塗料のたまりがあり、ノミで削って剥離しました。




濃い色の塗装で、ロゼッタもほぼ一色にしか見えませんでしたが、剥離するとオリジナルの色のモザイクが出てきました。


この後、下地調整し、セラックフレンチポリッシュで仕上げます。

明日は様子を見て作業を決めます。

毎年、何度も言ってますが、時間の経過は年とともに早まる一方。
今年は製作を、、、と、目標を立てましたが、気がつけば3月。
その3月も、もう3日経ってしまいました。
ギターを作らないと、東京のフェスに持って行く楽器がありません。

写真は塗膜の剥離が終わったクラシックギターです。
剥がすだけですが、1日がかりです。


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