YAMAHA-FG230リペア。

今日は少し雲がありましたが、穏やかな天気でした。

作業はリペア。
YAMAHA-FG230のナットとサドル交換です。
まずは、現状でチューニングしてサウンドチェック。
確認後に作業に入りました。
交換前のナットです。


ナットを取り外すとトラスロッド部分が穴になっているのでマホガニーで埋木しました。
埋木前です。


埋木後です。


ナットスロットを調整した後はナットの製作に入りました。
牛骨材の厚みや幅を合わせて弦の溝を切って行きます。
最終調整は後にして、サドルの製作に入りました。
こちらも牛骨材の幅と長さを調整して、だいたいの所まで整形します。
ブリッジピンがしっかりはまっていなかったので、ブリッジのピン穴もリーマーで調整。
次は、弦を張ってナットの調整に入りました。
ナットを仕上げ、サドルも高さとオクターブピッチを合わせて磨いて仕上げます。
交換したナットです。


サドルはこんな感じ。


今日でリペアは終了しました。
明日は別のリペアを予定しています。

今日のリペアはパーツ交換ですが、新しいパーツの製作の他にもサドルの溝の底面を平面出ししたり、ピン穴調整、ナットの溝修正と付随する作業か結構あります。
なんだかんだで一日かかってしまいます。

写真はリペアが終わったギターです。
ナットとサドル交換で音はだいぶ良くなりました。