Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

ウクレレ、ボディー仮組み

2018-06-17 20:48:47 | 日記


今日はいい天気。
気温もちょうどいい感じの一日でした。

作業はウクレレの続き。
まずは、ボディーの組み立てに備え、サイドのネックほぞを仕上げて行きました。
ブロックのほぞは彫ってありますが、サイドをほぞに合わせてカットし、切断面をほぞの角度に合わせてノミで整形して行きます。
仕上がったほぞです。


これに、ネック側のほぞを仮製作し、チェックしました。


ほぞ加工の次はブレイシングとライニングを組み合わせて行きます。
ウクレレはブレイシングの両端をスキャロップしてますが、ギターに比べるとかなり薄めに仕上げてあります。
ただ、それでも、ライニングを少し削らないと表板が密着しません。
ちょっとですが、合わせながら削って行きました。
仮組みしたところです。


今日は表板を仮組みして終了でした。

明日も続きを予定しています。

昨日は午後にクラシックギターのコンサートに出かけ、夕方からは自分のバンドのコンサートのリハに向かいました。
すでに予定の時間を過ぎており、自分はほとんどリハなしで本番。
色々と問題はありましたが、なんとか終って肩の荷がおりました。
その後、打ち上げで、家に戻ったのは深夜の2時過ぎ。
今日は、午後イチでリペアの引き取りにお客様が見えるので、午前中から楽器のチェックと準備。
バタバタの二日間でした。

写真は表板をサイドに仮組みしたところです。