Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

ダブテイルボディー側出来た!

2010-01-04 22:20:14 | 日記
今日はちらちらと雪がずっと降っていたような気がしました。
あっと言う間にもう4日です。
今日から仕事始めの所も多いと思います。
作業はダブテイル加工の続きです。
19世紀ギターのネックの仕込みが面倒だと思っていましたが、ダブテイル加工の方がなれないせいもあって時間がかかってます。
今日はボディー側の仕上げ作業をしました。
昨日、ラフに彫っていたので、今日はテーパーを着けて面を整えて行きました。
本当は治具を作ってボディーを固定して作業しようと思っていましたが、ひやみこいて(秋田弁で面倒くさがって)結局作らず作業を進めました。
ボディーを手で支えながらの作業だったので、大変でした。
それでもちびちびノミで削って行ってなんとかきれいに彫れました。
今日でボディー側が出来たので、後はネック側を合わせて行く擦り合わせに入ります。
きっちり仕込みが出来るのかどうか?
アコースティックギターのビルダーでグレーベンさんがいます。
押尾コータローさんが使っているので有名です。
グレーベンはダブテイルの仕込みで緩みが出ると、隙間に厚紙をはさむと聞いた事があります。
グレーベンはいいギターな事は確かですが、紙をはさむのがいいのかどうか判断に困ります。
できれば、緩みなくピッタリ仕込みたい所です。
写真は今日出来たダブテイルボディー側です。