Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

イタリアを行く2ムラーノに宿泊した理由とヴァポレットについて。

2014-09-28 08:48:50 | 2014sepイタリアの旅

ドーハで乗り換え5時間ほどでヴェネチア・マルコポーロ空港へ。
今まで中東乗り換え欧州行きの便は大きな機体だったのが、今回は
欧州内乗り換えに毛が生えた程度の機体。
ヴェネチアだからか?と思ったけれど帰りのローマ~ドーハ間も同じ大きさだった。

羽田からの最後の食事は朝食だったけれどこの便も最初の食事は朝食。


同じ感じ・・・もはや一枚しか画像がない・・・この事からこの時点で機内食に関して期待が無い事が分ると思う 
昨年のエティハドはアブダビ~ヒースロー間でミールと最後にボリュームたっぷりホット・サンドイッチが
出たけれどここはおやつ。もはやカタールに対する期待はない・・・

 さーて定刻通り14:00に到着!私達の宿泊するホテルはなーんと空港~ホテル、
ホテル~列車駅、ホテル~ヴェネチア本島の送り迎えの専用タクシーが無料で
利用できるのだ。水上タクシーは馬鹿高いのでこれは大きなポイントですよ!

その為に水上タクシーやヴァポレット(ヴェネチアの公共水上交通)乗り場のポート方面へ。 

マルコポーロ空港はそこそこ大きな空港です。空港を出て左に歩いていくと・・

この写真の一番左の様なアーケードの下を10分ほど歩いてポートに出ます。

ホテルのロゴの入ったモーターボードでアドリア海をムラーノに向かいます!

こんな水上タクシーと同じ大きさ。

空港からどんどんムラーノへ!水しぶきも豪快に気持ちいい~。

専用船着き場に到着。

ヴァポレットの「ムゼオMUSEO」という乗り場のまん前にガラス工場をホテルに改築した
「ラ・ガールホテルMギャラリー」があります。

開業3年目なのでとても新しくてモダンなホテルです。

なぜ本島ではなくムラーノにしたか?ずばり価格です 
イタリア全体の有名観光都市に言える事ですが高くて狭いホテルが多い
ヴェネチア本島のこのホテルレベルだとハイシーズンは一泊10万なんて事も

周辺の島のホテルはかなりお得に泊まれ、結果的にはムラーノに宿泊して大正解。
ムラーノはガラス工芸で有名なので日中は観光客が多く賑わっていますが、
朝や夕方以降はとても静かで平和な島なのです
それにヴァポレットで15分程度で本島の「Fondamente nove(フォンダメンテ・ノヴェ)」へ到着。
このノヴェはヴェネチア各所に行くヴァポレットが止まるヴェネチア北の玄関口とも言える停留所です。
このムラーノ~本島行きのヴァポレットは日中は15分毎に深夜早朝でも30分毎に運航しています。
真夜中の2時でも運航しているんですよ 

 

ここで少しヴァポレットの利用法を。
ヴェネチアはリド島を除いて車・自転車の類いの利用は全くできません。
一番、一般的な交通手段はヴァポレットでしょう。
またヴァポレットのルートはヴェネチア全体をくまなく網羅していて、
東京の地下鉄の様な感覚で便利に使えます。
サイトで時刻表も見られますhttp://www.actv.it/sites/default/files/ultimorario.pdf
E-Venise.comというサイトでもヴァポレットのルート・時刻表が見られます。

ヴェネチアの本島でも歩いて回れる規模なのでノヴェと真反対にあるサン・マルコ広場でも
迷路を迷いながらのウォーキングは楽しいですし、大キャナル経由のヴァポレットを乗り継いで
反対側に行くのもまた楽しいものです。
ヴァポレットの料金は片道7€ですが、24時間券20€、36時間券30€などがあり、
もちろん、周辺のリド、ムラーノ、ブラーノなどにも行けますから、滞在に応じてチケットを
購入し、乗り倒すっていうのが楽しいです。 

料金やオンラインでチケットを買う場合はこのサイトね
http://www.veneziaunica.it/en/ecommerce/composer

それにしても、一年ごとに値上がりしている感が否めない。
これはヴェネチアだけではなく他の観光都市にも言える事で、不況の中
お金を落とす観光客から取れる物は取るぞ!というイタリア政府の思惑が見え見え。 

ヴァポレットの停留所も固定されているのではなく浮かんでいます

 

大きな停留所には行き先、時刻がわかる電光掲示板も完備

右周り・左周りでヴァポレットのライン番号が変りますが、間違って乗っても
適当なところで降りて反対方向に乗ればOKです!船体にライン番号が書いてありますし、
停留所内にもルートが書かれています。

ヴァポレット内部。

 

 さあホテルにチェック・インしましょう!