Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

春の味 菜の花のぺペロンチーノ

2011-03-27 08:29:49 | ウチご飯

前回母が「こういう年に限って寒いのよね~」と言っていたと書いたが
もちろん「こういう年」と言うのは「日本を全体的に揺るがす何か」が
起こった年の事だ。
震災が起こってまだ早い頃の新聞記事に「有事は弱体政府の時に起こっている」
とどなたか識者が書かれていた。湾岸戦争ぼっ発時には海部俊樹。
阪神大震災時は村山富一、今回が管直人である。なーるほど・・・

歴史を遡っても国の経済的混乱、天災、争乱はセットでやって来ている。
1923年(大正12年)の関東大震災は9月1日に起こったが調べてみると
第一次世界大戦が終わりヨーロッパ及び日本も好景気に湧いていたが、
それも終焉し世界全体が不景気の暗い影に覆われている時期だったらしい。
その様な時期にわが日本では震災発生8日前に時の首相が急逝し首相不在
の間に震災が発生。指揮系統は大変な混乱だったが、新内閣発足後
かの有名な後藤新平を復興のトップに置き、驚くほどの速さで、首都東京は
蘇った。
首相不在でも大正時代の政府はこの情報がふんだんに使える現代の内閣
よりよほど機能していたことになる。

今日のお料理は菜の花を使った物。菜の花は春の味ですね。
しかしその菜の花も昨年のようにふんだんには食べられないのかも
しれない。東京で売られている物は殆どが千葉産なので影響は
少ないかもしれないが、例の原発事故の影響で葉物野菜の
売れ行きに影響がないのだろうか?
というのも、私は普段、葉物野菜はもちろん関東の物も買うのだが
日本橋高島屋に入っている京野菜を買う事が多い。
野菜売り場をウオッチしてみると、ふんだんにあるし、お値段も上がっては
いない。私は出掛ける前に推測として関東産が原発の影響で品薄だし、
消費者の不安心理が働き西日本の野菜を求める傾向が強くなり
ゆえに、高島屋の京野菜売り場の野菜は品薄になっていると考えたのだが
見事に裏切られた
安いし、沢山あるし良い事なんだけどさ。お野菜自体が産地がどこであれ
売れなくなっているのかしら?

で、「菜の花のぺペロンチーノ」です。

これは付け合わせとしても単品としてもよく登場します。もちろんおひたしも
大好きだけれど、菜の花は焼いた方が甘味が増す。

「菜の花と鯛のパスタ」でも登場しましたがこのパスタの作り方と同じで
たっぷりのオリーブオイルにみじん切りのガーリックを入れゆっくり香りを
だして、鷹の爪を入れ菜の花を投入!直ぐにはかき混ぜないようにし
焼き色がつくまで動かさない方が美味しく出来ますね。
あとは塩、胡椒して出来あがり
付け合わせにも良しパスタと和えても良し同じ手法でブロッコリーニや
ブロッコリーも美味しい。ブロッコリーのぺペロンチーノをパスタと和える場合は
ブロッコリーはクタクタになるまで蒸し煮したほうが美味しいです

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。