Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

祝東南アジアデビュー⑧PhoはPhoでもPho違い&Hang

2016-02-22 08:40:37 | ハノイへGO!

ハノイでは美味しいフォー&ブンチャーを食べるという目的があるので、とにかく記念すべき1杯目を食べなくっちゃ
ネットやガイドブックでピックアップした評判の良いフォー屋さんを探したのだけれど、
思いのほか「Pho○○」と掲げているお店が多く、よ~く見るとフォー屋さんには見えないところも多い。
最終的に分かった事は、テトの期間だった為休業しているお店もあり、
地図を見ながらさまよったけれど、結局見つけられなかったのだろう。
ピックアップしていったお店には1件しかたどり着けなかった 

全く素養の無い外国語というものは厄介な物で、書かれている物が店名なのか?
はたまた他の物なのかも全くわからない 
ハノイは英語表記はほとんどなく、ワケの分かんないベトナム語が街のカオスと同じように
カオスに氾濫していた。

ワケの分からぬまま、地図とにらめっこし通り名を示す標識と照らし合わせ、
歩いていたわけだが、そのうちに面白い発見をした

通りごとにお店で取り扱っている商品が同じだという場合が多いのだ。
金物屋さんが多い通り、シルク店、生鮮食品、おもちゃ、コーヒー豆を扱う通りなどなど・・・
以前何かで読んだのだけれど、東京の神保町は本屋、秋葉は電気街、東日本橋は繊維・・・
これは世界的に珍しいと。
しかしハノイも、町全体ではなく通りごとに分かれているのだった。 

左の店も右の店も、ほぼ同じものを売っている。

生鮮食品通り。

 

驚いた事にフォーやブンチャー屋さんで使っている米麺は、このようにすでに茹でて売られている。
なのでお店では、どんぶりにこの麺をいれスープを注ぐだけ。 

お茶、コーヒーが多く売られている通り。

画廊とシルクは同じ通りで多く見られた。

東京の蔵前のようにおもちゃ屋さんが多い通りも。

ハノイの通り名に「Hang(ハン)」と付く通りが多い。

日本に帰って調べるとこのハンとは「商品、品物」という意味で「ハン○○」通りでは、それぞれ
同じ種類の商品が多く売られている通りなんだって~ 

上の写真、左の道路標識に注目 「HANG BO」ハンボーと表記されその上ですよ!
「PHO」の文字が見えるでしょ???
ハノイのお店はビニールのシェードから垂れている部分に住所と店名が書かれている事も多いの。
これも徐々に気づいた事なんだけどね。
で、「PHO」と書かれている場合が多く「フォー屋さんかな?」等と思うと違う訳よ~
この「Pho」って「○○通り」って意味なんだって~
なので上の標識「Pho Hang Bo」で「ハンボー通り」って意味。

ベトナムの食べるほうのフォーはフランス語の「ポトフー」から来ているらしく、
「フォー」というより「フ~」の発音の方が近いらしい。
どおりでホテルなどで何度かフォーの事をきこうとしたり注文しても分かってもらえず、
英語で説明したりして分かってもらえたものな~

話は戻って・・・お店を持っている人達はこの様に通りごとで集まっていて、
それ以外、肩に担いでそれ以外の通りで売っている主にオバサンもたくさんいました。

美味しそうなベトナム菓子を売っているオバちゃん。

見た事もないくらい大きな鯉を売っていたオバちゃん。

 野菜や果物を売っているオバちゃんはあちこちで見ました。

お土産の笠売りのオバちゃんも多数。

そういえば全てオバちゃん・・・
オジちゃん達は家の前でお茶飲みながらただ座ってたものな~
ベトナムは女性の方が働き者なんだな。