あ〜〜〜もう嫌だ
ロクな写真がない!美術品の価値が高すぎ、どれを写しても
美術本になりそうなヴァチカン博物館だったのに〜
さて、今回の旅の目的のもう一つの大きなものは「システィーナ礼拝堂」に行く・・
という事でした。
システィーナ礼拝堂はあのコンクラーベも行われ、ミケランジェロ作、
「最後の審判」のフレスコ画が天井を飾っているという事で有名です。
その影に隠れているけれど、壁画はボッティチェッリなどの有名画家が
手がけています。
この礼拝堂はヴァチカン博物館内にあります。
さて、この美術館にどのような方法で行くか?検討しました。
普通に入場しようとすれば、とにかく長蛇の列。それは避けたい・・・
それに、いつも見ている「ブラブラ美術館・博物館」で、やはりその筋の専門家の
話を聴きながらの見学は、ただの見学より何倍も楽しめるとつくづく思う・・
オーディオガイドを借りるって言う手もありなんだけれどね~
最終的に現地ツアーを日本から予約しました。
これはホテルでピックアップしてくれ、現地に行き、日本語ガイドが
ついているというもの。確か、€64くらいかな?
この出費はしょうがない。ALan1.netを利用。
さて、時系列でこのツアーを追ってみると・・
7:15分にピックアップの予定だったので、朝食を慌てて食べて
ロビーで待っていると、時間になってもお迎えがやってきません
「15分過ぎても、こない場合は連絡下さい」とあるのでフロントで電話を
借りようとすると「アランならいつもは45分くらいに来るよ、このあたりを回って」
との事。もう少し待つことに・・
しかしフロントさんも心配になったらしく電話してくれました
ほどなく、アランさんの現地運転手登場
なんと、大型バスに私達3人だけ
同じバルベリーニ広場近辺でスペイン人親子3人をピックアップし、
共和国広場近辺、アランさんの集合場所に到着。
そこで、バスを降り違う大型バスに乗り込む。
既にバス内は満杯。
このバスは英語圏以外のツアー客が乗車しているようでした。
ガイドさんもそれぞれ、フランス語、スペイン語、ドイツ語、日本語の方が
乗車。
それぞれの言葉で順にガイドします。
この橋を渡れば、ヴァチカン市国。
エマヌエーレ2世橋といい、これはやはりヴェネチア広場に続いています。
右上にサン・ピエトロ大聖堂が見えています。
バスの中で最初のバスから一緒だったスペイン人親子の
娘が話しかけてきました。(おそらく、母親は英語が話せないと思う)
「この運転手ったら、何を聞いてもプレーゴ!プレーゴプレーゴ
そればっかり」
「ふーん、そうなんだ~、でも、イタリア語とスペイン語って似てるでしょう?
それでも、それっておかしいわけね・・・」
なので、彼女らと私の会話は全て「プレーゴ」で済ませる事にしました
ヴァチカンに着くと、それぞれの国毎に分かれてガイドさんにつきます。
日本人は私達含め8人でした。
さて、ツアーなので、長い行列をどんどん追い越し、ヴァチカン博物館へと
入っていきます。
この庭でシスティーナ礼拝堂内部ではガイドが出来ない為、ここに何箇所もある
説明板で礼拝堂内の美術などについてレクチャーされます。
礼拝堂内だけ、基本おしゃべりと写真撮影は禁止です。
男性叔父さん、基本無口ガイドさんに従って館内に入りました。
個人個人にチケットが手渡されるまで少々待つのですが、
このようなディスプレイが・・・
パパ様ですね・・・これはパパ様を映したかったというよりもこの
「Panasonic」を写したかったの
現状は厳しい我が国の家電メーカーも頑張っているんだな~と。
中にはサムスンもありましたけれど・・・
因みにヴァチカン博物館内はとても現代的で、最先端の施設という感じです。
置いてある美術・工芸品がオールドスタイルなだけで。
この博物館は法王住居、ヴァチカン宮殿(Palazzo Vaticano)にあり、
歴代法王がてんでバラバラに増改築したため、迷路のようで
全長7kmに及ぶので、とうてい数時間では見切れません
おまけに内部も見学の人で溢れかえっている。
その為、ツアーはかなり端折ってのガイドとなりました。
車内のガイド含めて3~4時間くらいでしょうか
まずは入ってすぐのピオ・クレメンティー美術館から周ります。
円形の間には強大なお風呂?かもと言われている石造物が。
この幾何学模様と写実的な模様を施した床は、紀元前のうーんと昔の
どこかの床を一度全部はがして移設したらしい。
このモザイク床は色々な色の石を組み合わせて出来ているというのだから、
淒いよね~。それを移設したってね~、法王ってお金持ち
こんな所を通り・・・
こんな所って、ここ地図の間です。
こんな所も通り・・・
ただ、ただヴァチカンの豪華さに圧倒されひたすら、
唸りながら首が痛くなりながら、歩く・・・