自宅にビリヤードテーブルを
置いている人を何人か知って
いる。
だが、共通項がある。
家にあると撞かなくなる、と
誰もが言うのだ。
「娯楽室」的な存在だとしたら
時々は撞くのかも知れない。
だが、「練習の場」としての
撞球台だとしたらどうか。
やはり撞かなくなるのかも知れ
ない。自宅では。
友人の一人は言った。
「結局、玉屋に行くんだよね(笑)」
と笑いながら。
なんとなくわかるような気もする。
9フィートフルサイズだと、結構
場所を取る。
うちは9フィートのフルサイズの
ビリヤードテーブルは置ける。
プレーもできる縦横空間もある。
ただし、そのエリアでの生活が
一切できなくなる(笑)
メシどこで食うだよ、みたいな。
キューや刀さどこで手入れするだ、
というような。ゆえに家には玉台
は置けない。
あと、アパートメントは分譲でも
共同住宅なのでブレイクができ
ない。ピアノの音が聞こえない程
防音はしっかりしている造りでは
あるけど、台置いて玉撞いて苦情
が来たらおじゃんだ。
となると静かなキャロム台しか
置けなくなる。
どのみち、家台設置は諸条件から
可能性が限りなく低い。
置けるのは日本人の世界に冠たる
大発明の全自動雀卓くらい(笑)。
こういう感じの撞球エリアが家に
あったらいいけどね。
手玉が場外に飛び出したら、下に
いる人の死亡事件になりかねない
けど。
ビリヤードボールが上から飛んで
来て当たり所が悪ければ死ぬだ
ろうし・・・。
映画『ワイアット・アープ』では
ワイアット(ケビン・コスナー)
が酒場で絡まれた相手にビリヤー
ドボールを速攻で投げて命中させ
て殺していた。
日本の戦国時代の死亡率トップも
実は投石。その技を鍛える印字打
ちなんて武技も発達したほどで。
投石などは最古の武器使用法だろう。
映画『新ハスラー』でも、酒場で
ハスラー行為がばれた時に、ジェー
ムズ・コバーンの相方の若いのは
ボールを投げまくってピンチを
しのいだ。相手のチンピラは真剣
によけまくっていた。撮影とは
いえあぶね~。バッコバコと室内
調度品にも命中してボッコボコに
なってたから『ワイアット・アー
プ』とは違って本物のボールを
投げてたんだと思う。
(映画『新ハスラー』(1980/原題
「THE BALTIMORE BULLET」は
内容展開が1986年の『ハスラー2』
にソックリ。という事は、1986年
のニューマンとトム・クルーズの
作のシナリオはかなりコバーン
版からいただいている、という事。
ただ、80年『新ハスラー』は、
能天気な娯楽映画作品となって
いる)
やはり、老舗のプールホールに行く
というのが味があるのかも。
以前にも書いたけど。
家飲みよりも店で飲むほうが数倍
楽しいというのは確かにあるのと
同じなのかもね。
この店の1912年状態はこれ。
最高だよ、こういうプールホールは。
こういう台で撞きたいなぁ・・・。
せめて家に7フィート台でもあったら
楽しいだろうが、7フィートだと、
やはり娯楽室的になってしまうかも。
7フィート台でもかな~りマジモー
ドで楽しめるのですけどね。
横浜の元町のカフェや原宿表参道
のカフェなどでは7フィート台が
多かった。
コイン式のは昔は手玉の大きさが
違ったけど、今は同じ大きさに
して、磁石内蔵で感知してスクラ
ッチでもゲームオーバーにならな
いようにしているみたい。
昔は1ゲーム50円とか100円だった。
瞬息マスワリしたら2分で100円。
それは、たっけ~(笑)
ただ、コイン式の台はデザインが
スマートなので、このタイプを改造
してフリーリターン式にしたら
家庭でも楽しめるかと思う。
もしくは、専用メダルを用意して
おくとか。
このコイン式の台、穴が結構狭いの
で、なかなか侮れないんですよ。
以前、80年代に職場旅行で泊まっ
た伊豆大島の民宿にはコイン式で
はない7フィート台があって、撞
き放題だった。
外での大バーベキュー宴会終わっ
てから、夜明け前までずっと撞い
てました~(笑)
「ビリヤードある宿にしといた
よ」って、幹事さんありがたい(笑)
まだその宿あるみたい。
ダイバー御用達みたいな感じの
民宿。とても感じよかった。
日中はダイビングに行く人や、釣り
に興じる人等々半日は自由時間。
海水浴タイムはみんなで太平洋を
満喫した。翌日は火山登山や島内
半周サイクリング等。
よかったね~。伊豆大島は。
日本のハワイだぜ、伊豆大島は。
って、ここは東京都です(笑)。