渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ナイフのフィールドテスト

2020年06月21日 | open
 
ビクトリノックスのセンチネルを野営で
使いまくりたい。
まだこれは外では使い倒してみてはいな
い。
 
以前、フィールドテストだ!とばかりに
30本ほどのナイフをアリスパックに詰め
て森に入ったことがある。
装備重量が増えて、重たくてくたびれた
だな、あれは(笑)。
思ったこと。
ハットリ(ブローニング・チーターのコ
ピー)のブレードで、フルタングでハン
ドルが太かったら最高のナイフなのに、
と。
 
ハットリ3718。現在は受注生産ライン。
かなり出来が良い。
但し、細すぎるハンドルは、細かい作業
には向くがハードな使用では力が入らな
いので、保持性が悪くなる。
これでプーッコのようなハンドルだったら
最高だ。ハマグリ刃の武生VG-10鋼材。
ハンドルが細い以外は、私のこれまでに
自分で持ったナイフの歴55年で一番の
「良い」ナイフがこれだ。


上のハットリのベースとなったブローニ
ング#4000チーター。ハットリのOEM
だ。フラットグラインドの440C。
私が思い切り使って来たので、かなり
研ぎ減っている。剣友ジョーイ近藤氏
からの頂き物。現在は私の娘の所有物。
これの基本的な良質設計がハットリに
活きている。廃番。とても残念。
 
ブローニングとハットリの同モデルが
廃番(ハットリは頼めば作ってくれる)で
あるのは、多分、黒檀が貴重になって来
たからではなかろうか。
特に真っ暗なマグロと呼ばれる黒檀は、
近年かなり入手困難になって来ている。
1メートル程の長さの細い無垢角材が数本
60万円くらいしたりする。
マグロ本黒檀の箸もかなり高価になって
来ている。

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