渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

雰囲気が重なる女優

2020年11月25日 | open



実力派大女優の韓国のソン・イェジン(孫 
藝珍)と日本の高畑充希を比べたら韓国の
人に申し訳ないが、高畑さんはソンさんに
顔の雰囲気がとても似ている。
ただ〜し!
ソン・イェジンの演技力は天才的だ。
やり手のピーターパンも敵わないぞー。
ソン・イェジンは顔の表情が百面相のよう
になるのは反則技でもあるが、声の色の
変化、全身での表現、何を取ってももしか
すると世界一かも、という程の女優だ。
ソンさんは韓国映画ではなく、ハリウッド
で活躍して欲しいと願う。


ソンさんの台詞回しでは、韓国語によく
ある語尾を伸ばす言い方の時がめちゃく
ちゃかわいいし、一種の心を揺さぶる響き
がある。まるで魔術のような。
日本語にすると「そなんだよぉ〜」という
ような伸ばし方を韓国人はよくやる。
しかも同音程で「よー」ではなく音程を
変えながら「よぉ〜」と言うのだ。若い
韓国人のそれがとても可愛く聴こえる。男
も女も。
韓国語というのはとても耳触りがよい。
イントネーションだけを聴いていると日本
の弘前弁にしか聴こえないのだが、抑揚が
耳に心地よいのだ。ただ、破裂音は多い。
そこはクシュクッセアムアモという語感の
フランス語とは異なる。
それでも耳に不快感がないのは、たぶん
原始日本語は朝鮮語に違いからだろう。
ベロベェ〜ロデレッチョダンテ、という
語感のスペイン語やイタリア語のほうが
日本人には馴染みが薄い。

『愛の不時着』を観ていて、朝鮮の言葉
で夫のことを俗語で「旅人」と主婦たち
が言っているのは、なんだかおかしかっ
た。
言い得て妙だと思ったからだ。
どこの国でも、男はさすらいの旅人なの
か。

この記事についてブログを書く
« とことんドアホなネトウヨ | トップ | 仲良し »