レギュレートレクチファイア。
通称レギュレーター。
これのオシャカはバイクの場
合かなりある。
飛ぶとどうなるかというと、
整流が正規にできないので、
電装系に即不具合が出る。
症状としては様々な状態が突
如現れる。ウインカーリレー
故障と同じ症状だったり、バ
ッテリー電圧不足と同じ症状
でウインカーが点いたままで
点滅しなかったり、急にライ
トが暗くなったり、走行中の
プラグ点火状態が変動的にな
ったりする。
ひどい時には過充電を起こし
てバッテリーが膨張(危険)し
たりもする。
過電流の場合、当然ヒューズ
も切れる事もある。
セルは回らなくなる。
電流系のトラブルは実に様々
な原因があるが、困るのは不
具合が別原因であっても症状
が似たようなもので重なるケ
ースが多い事だ。
だが、一つ一つ状態を整理し
て行けば、必ず確実に真の原
因を突き止められる。
そして、ローター不具合やピ
ックアップコイル等の不具合
よりも、圧倒的に多いのがレ
ギュのパンクだ。
これは実は頻繁に起こる。
対処方法はレギュレーター自
体の交換と冷却向上対策しか
ない。二輪メーカーもレギュ
レーターのパンク対処で細か
く仕様変更して対策用レギュ
レーターに交換したりしてい
る。不具合が起きると熱によ
りシールド部分がごつごつに
突起して飛び出して来る。大
抵は御役御免の寿命が尽きた
レギュレーターはそうなる。
不具合の原因がレギュレータ
ー本体であるか或いは別な個
所かの診断方法は、テスター
を使って段階を追って特定す
る事ができる。
ローターやピックアップはさ
ほど壊れる事は無い。
だが、不具合が多いのはスパ
ークコイル系もあるにはあっ
たりするが、圧倒的に断然多
いのはレギュレーター本体の
不具合だ。故障というか直ら
ない完全損壊。
かなり高熱になるパーツなの
で、いずれいつかはパンクす
る可能性のある電子部品であ
り、またバイクの電気関係で
バッテリー以上に重要なパー
ツだ。
ほぼオーバーヒートでやられ
る。
対処方法は交換のみ。
不具合確定の検知はテスター
で行う。
レギュの担う仕事はエンジン
発電によって発生した交流の
電気を直流に変換してバッテ
リーの充電をしたり灯火類に
電力を供給する事。
大仕事を担っているので、か
なり重要なパーツだ。

このイタリア製125はとても
気に入っているが、メーター
内の時計電池がすぐに切れる
のが如何ともしがたい。
大体新品に交換してから3ヶ
月〜半年程で切れる。
腕時計でさえ1年はもつのに、
やはり最短3ヶ月はかなり早
いと思える。
気に入ってるんだけどね(笑
気に入ってるんだけどね(笑
初心者がジョグのリアホーイール
から異音がするのでベアリングを
交換します【前編】
初心者がジョグのリアホーイール
から異音がするのでベアリングを
交換します【後編】
機関部駆動系のベアリング
の交換は、定期的に絶対に
必要。
この人はよくまとめている。
このようにまとめてメモで
データの控えを残すのは極
めて重要な事だといえる。
ヤマハ純正品と社外規格品
との価格を比較すると、ピ
ックアップしたベアリング
類だけで5000円程も価格が
異なる。
ヤマハがベアリングを作っ
ているのではなく、NTNや
ミネベア等の社外規格品そ
のものを使っているので、
消耗部品等は部品メーカー
の販売品を購入するのが賢
明だろう。
ただ、駆動系は機関部だけ
でなくホイール部も含める
ともっと多くのベアリング
がある。クランク部のニー
ドルを除いても。
長く乗る車両の円滑な動き
を得るためには車両の全て
のベアリングを交換するの
が望ましい。
一般的にはユーザーがそれ
をすべてカバーするのはな
かなか難しいが。