渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

どこでも飲める君

2020年05月16日 | open


アリスパックのサイドポケットからこれを
出して使うことにする。

通称「どこでも飲める君」。



ウイスキーをストレートで。
スキットルでラッパ飲みとはまた一味
違う。なかなか良い。


インスタントラーメン

2020年05月16日 | open


昭和の小学生のお供、出前一丁を作る。
私が小2の冬2月に出た。1968年の2月は
首都圏は大雪だった。
出前一丁は発売されてすぐに食べるよう
になった。
世界初のインスタントラーメンはチキン
ラーメンだったが、出前一丁とサッポロ
一番は出てすぐに大人気となった。
理由は簡単。登場当時、とても美味しか
ったからだ。今でも美味い。
それ以前にあったお湯だけ注ぐチキンラー
メンは画期的であったが、一手間かける
インスタントラーメンの美味さは驚きだっ
た。

スノーピークのまな板セットでネギを切
る。




先ほど仕舞ったバーナーを出してセット
する。


お湯は500ml指定だが、やや多目にした。


卵を割り茹でにすることにした。


箸はモンベルの組み立て箸を使う。


半分から先が黒檀製になっている。


湯が沸騰した。


出前一丁を投入。


茹では3分が標準だが、お好みで。
残り2分の段階で卵を割って入れる。
片手でコンパカッ。(別な容器に割って
に人の腎臓を痛める不具合物が混じって
無いか確認したほうが本来はよい)


卵に箸が触れないように麺をほぐす。




インスタントでも一応、麺の硬さは私は
みる。
2〜3本摘んで箸先を空中でくるくると
回して巻きつかせる。


茹で上がったので、粉末スープを投入。


ネギと出前一丁独特のゴマラー油を入れ
る。


胡椒は白胡椒と黒の粗挽きを入れる。


卵を割ってみた。
いい塩梅で茹で上がっている。


食べる。
ウマイ!!
これを外でやったらうまいんだよなあ。
渓流のほとりとかで。

食器は洗って水気をよく拭き取り、すぐに
片付ける。終了。
うまかったす!


カトラリー

2020年05月16日 | open


この薄い箱物も野外ではかなり使えます。

開くとこう。
焦がしちゃってますが(笑)。


クッキングナイフ=包丁が入っています。


マグネット付で包丁は固定されます。


新潟産。他のアイテムも、このメーカーの
製品は好きな物が多い。


裏返すとまな板になります。便利。


餅は餅屋ではないですが、実は野外調理
だろうと、料理は包丁が一般ナイフを凌駕
しています。
このような小さなペティナイフでも普通の
ナイフよりも食材に対して良い切断面を
作ります。特に野菜。
レタスなどはえぐみが出るので包丁入れは
せずに私は手でちぎるのですが、他の野菜
は刃物の切れ味によって味が変化しま
す。
ただ、この付属の包丁は、フィレナイフの
ように薄いので、硬い食材を切る場合には
厳しいものがあるかも。
そうなるとナイフの登場でしょうか。
三徳包丁、文化包丁のような物が野外調理
でも能力が高いのですが、運搬等で難しさ
が残ります。
ナイフはあくまで汎用刃物で、使いこなす
ことで大抵をカバーできるのですが、魚の
さばきなどは絶対に専用の包丁のほうが
優っていると思います。
それでも、野外で普段使いのナイフで食材
をさばくのは、それは一つのロマン?的な
ものからでしょう。
包丁は料理特化刃物なので優れているのは
当たり前ですが、包丁でバトニングはでき
ない。
そのあたりの折衷の落とし所をどこに見出
すかで、野外で使うナイフは絞られて来る
と思います。

この杉原渓童さんデザインの蓬莱氏が手掛
けたモデルは、バトニングなどはできませ
ん。






切先まで背刃は付いていません。
ここに刃があるとダガーになってしまう。


あくまで渓流魚さばき用に作られたナイフ
ですので、野外でのハードな使用でも躊躇
われる繊細な造り込みです。
ただ、薄刃のATS34の切れ味といったら、
これはもう素晴らしいものがあります。


ナイフは汎用物ですが、どうしても1本
だけで全てをまかなうことには限界性が
あります。
それゆえ、ナイフと野外活動が好きな人
たちは次から次に手元にナイフが増える
でしょうけど(笑)。
それぞれの基準で多くの方がナイフを楽
しんでいます。
ナイフマガジンは残念ながら廃刊になって
しまいましたが、ナイフは野外活動では
必須の道具なので、ナイフがこの世から
無くなることはないでしょう。
ナイフが無ければ、リンゴの皮も剥けな
いし、料理もできない。
人類が初めて作った道具である刃物は、
多分人類が滅亡するまで人々に便利な道具
として使い続けられることでしょう。

紅茶タイム

2020年05月16日 | open


雨の日は、部屋の中で紅茶タイム。
雨でなくとも今の時期は外には出ないよう
にしてますが、室内でも野外気分は味わえ
るかな、と。

自作物でなく市販のアルコールバーナー
で湯を沸かします。


速く沸かすため蓋をしました。


自作缶バーナーのような勢いよいジェット
噴流ではないのですが、柔らかくも力強い
炎です。


すぐに沸いた。


紅茶タイム。なぜムーミン?


2杯目は金属マグで。
このマグもムーミンと同じ容積ですが、
ミニストーブにピッタリの大きさで、この
ままストーブに載せることができます。
1杯飲みなどの時には便利。
けど、飲み物の味は陶器や磁器のほうが
良いです(笑)。


このクッカー(コッヘル)セットはコンパク
トに納まるので、結構使えます。


深さは約8センチ。


クッカーとバーナー+ゴトクと燃料。


整頓したパッキングで、出し入れはすぐ
にできます。
担ぐ場合は、重い物を上にするほうが
負担が少なく感じます。
車載の場合は、また別なノウハウがある
ようです。


改良版 空き缶バーナー ~ファイアー~

2020年05月16日 | open

自作の別な空き缶バーナーはジェット
噴射に難ありだったが、ふとした思い
つきで数点改良した。

これはプレヒート状態。


ジェット噴射開始!OK!ファイアー!

あれ?下から噴き出してる・・・。
これの原因は解っているので、
後ほどさらに改良版ベースを作って
嵌め込むことにする。

湯沸しテスト。


酸欠部あり。


なんとなく良い感じだが・・・


気に入らない。


湯は沸く。300cc。

ぼっこぼこ。


だが、まったくもって炎の状態が気に
入らない
ので、不具合箇所を改善すべく
改良版
(ウコン缶入れて自作第4弾)に
改造する
ことにした。

改良版を製作しての燃焼試験。
プレヒート開始。


プレヒート段階で500ccのお湯をコッフェル
に入れて乗せる。


本燃焼に入る。




理想的な炎を構成してきた。


500ccがぼっこぼこ。


ラーメン作れる湯加減。


狙っていた炎の状態が作れた。


ジェットも単独噴射せず、良い感じ。
単独直噴のような炎になると、ピン
スポット的にコッフェル底面を加熱
する。アルミなど穴が開いてしまう
ほどに火勢が部分的に強くなるだけで
効率が悪いため、私としてはこの炎の
状態を狙っていてた。炎の連帯てのを。


500ccの水がぐらぐら沸えたぎって、
よい湯になりました。


しばらく燃え盛り、火力弱まる。


鎮火。鎮火まで約19分。ミニ缶の
バーナーとしては充分すぎる。
それでも燃焼可能最上部まで燃料
は入れていない。


一応完成ということで、なんとか
及第点だろうか。


ウコン缶バーナーと並べてみる。
新たに作った缶バーナーは、笠は低いが
炎は良好。

ALOCSのゴトクでは最適の高さとなった。
雑誌Famの付録ミニ焚火台でもいける筈
だ。
サイドバーナーの高さの位置は1ミリ程
ウコン缶よりも上にしてある。
僅かな位置の違いで大きく炎が変わる
ので、空き缶バーナーは結構奥が深い。


ウコンの力 ~ファイアー~

2020年05月16日 | open


雑誌付録のこのミニ焚火台は結構いい。
コンパクトだし、一人分のコーヒーなど
を沸かすにはぴったしだ。

しかし、このような通常のアルコール
ストーブは大きすぎて焚火台に入らない。


そこでストーブバーナーを自作する。
使うのはウコンのアルミ缶。


アルミ缶を使った自作ストーブという
のは実に奥が深くて、世間には緻密に
設計して試作している達人たちが多く
いる。

私が作るのはネットでの空き缶ストーブ
作りの先人たちの手法を参考にさせて
もらいました。
ウコンの缶をカットして、飲み口のほう
を底部分にはめこんで穴をあけるだけと
いう簡単なストーブにしてみました。

高さ等を図って構想を練ります。


ということで、完成。


実際に燃焼させて、高さが足りない
場合は・・・


キャップを台座に使うことにしました。
天辺をへこませて安定させます。


キャップの上にストーブを乗せた場合は
こうなる。結構安定する。


キャップ台座なしの場合。ちょっと
遠いかも・・・。ミスったか。


キャップ台座ありの場合。いい感じ。


星の光

2020年05月16日 | open


我々の太陽系がある我々の銀河の中だけ
で恒星の数は1000億個といわれている。
我々の太陽系の太陽も一つに数えて。
そして宇宙には2兆個の銀河があるとされ
る。
これは観測による類推計算だろう。
それにしても、恒星はどんだけあんねん、
という感じだ。
文明を持つ天体が我々の地球だけだとする
ほうが計算上は可能性が低いのも肯ける。

これ、光っているのが全部我らの太陽と
同じ恒星だ。


ただし、地球に住む人類は、星間移動は
まだ出来ていない。
やっとほんの51年前に地球を回る衛星で
ある月に降り立った程度だ。
しかも、地球の人類は宇宙空間を直進する
方法の飛行物体しかまだ開発できていな
い。

そして、人類は太陽どころか月の光さえも
タイムリーに見ることができない。
今、今の瞬間に見ている太陽の光も月の
明かりも、過去の光なのだ。
月の明かりは1.3秒、太陽の光は8分強前
過去の輝きなのである。
星の輝きにおいて、今の今を人類は見る
ことができない。
地球から見える星の光は、超新星も赤色
矮星も、何億、何百億年も前の光なので
ある。
僕らが見ているあの星たちは、今は無いか
も知れない。