
製作・監督のクリント・イーストウッドは
熱心なジャズファンなのかも知れません

音楽映画で重要なチャーリー・パーカーの
音源の吹き替えを誰にするかで悩んだことでしょう

アメリカでモダンジャズの
名アルト・サックス・プレイヤーは
大勢いるはずですが
皆に断られたのでしょうか

チャーリー・パーカーグループの
録音からパーカーの音だけを
抜き出して、現在のサイドメンの
演奏とミックスしてサウンド・トラックを
作り出しました

このチャーリー・パーカーの
古い録音と現在のサイドメンとの
ダビングで作ったサウンド・トラックに
異議を唱えた映画評論家がいましたが

古い録音でもチャーリー・パーカーの音源を
大事にしたクリント・イーストウッドの
制作態度は立派です
