
アンペックスのビデオレコーダーが導入されて
テレビ生ドラマはほとんどが録画されることに
なりました。
ドラマが録画されることになって、
放送日時や放送開始時間を
気にしなくてもよくなりました

今まで、放送日時、放送時間をめがけて
制作準備していたことから開放されました
当然、勤務時間は、はみ出して残業が
増えることになりました
局の上層部はVTRを導入すると
どうして残業が増えるのかと悩んでいました

ビデオレコーダーは当然、ビデオテープが
必要です。
2吋巾(銀塩フィルムのブロニー判ぐらい)で
大きなアルミリールに巻かれていて
レコーダーに装填するとき
技術員が両手に抱えて
「ヨイショ…」とかけ声を掛けていました
ビデオテープ、一巻、2万円だったそうです

ビデオテープも輸入でした
アメリカ3M社製「スコッチ」でした
録画番組が軌道に乗りだした頃
写真フィルム、映画用フィルムを製造している
大メーカー富士写真フイルムが製造販売に乗り出しました

銀塩フィルムの乳剤塗布技術を応用して…とかの
キャッチフレーズ?でしたが、ビデオテープの将来を
予測したのでしょう。
冨士写真フィルムは「先見の明」のある会社だと
感じました

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