
「アサヒカメラ」主催の天ヶダム・撮影会で
私は最後まで粘っていました.
モデルさんの決まりのショットが撮れると
ファインダーの中で,手応えを感じます.
「来たッ…」
丁度,釣り人が竿に手応えを感じるのに
似ているのかもしれません.
私は,魚釣りはしませんが….。
… … …
銀塩カメラは、36枚撮り(20枚撮り)の
フィルムを詰めなくてはなりません.
フィルムを入れて,3枚ほど空写しをします.
私は,10枚ほど撮ったときから調子が出てきます.
30枚ぐらいから後は調子が落ちてきます.
これは、自分で思いこんだらいけないのですが
いつも、10枚~30枚くらいで調子が出ています

夕暮れ前で、あれだけ大勢だった
カメラマンも少し少なくなっていました.
遠方から来ていた人が帰りだしたのでしょう.
天ヶダムは山間にありますから、急に陽が暮れてきます。

帰宅して,早速フィルム現像を済ませます.
現像した35㍉のフィルムを6コマずつ切ります.
引伸機のイーゼルに四つ切りの印画紙を置きます.
その上に,フィルムを並べます.
透明のガラス板を被せて
引伸機をオンします。
印画紙を現像してコンタクトプリントを作ります.
… … …
コンタクト・プリントで,
モデルさんの表情の良いのをセレクトします.
次に,そのネガフィルムをルーペで調べます.
モデルさんにピントが合っているか、
カメラブレはないかなどのチェックです。
… … …
天ヶダムの現場で,手応えを感じた,コンタクトを見ても,
どうして現場で手応えを感じたのか,
我ながら首を傾げるのがあります….
残念ながら何の考えもなくシャッターを押したものが
良いのがあるのです….
… … …
どのコンテストでも応募作品のサイズは,
四つ切りプリントが相場です.
それ以上大きいと,審査会場に並べられません.
また、小さいプリントだと審査が大変なのでしょう
納得のいくネガ・フィルムを四つ切りプリントにします。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます