
写真クラブ「京都シュピーゲル」は,
年に何回か撮影会がありました。
同じ場所にクラブ会員が
集まって撮影するのは楽しいです.
撮影会の後で月例会の作品を
見るのは勉強になりました.
そういう角度からの作品があったのか…。
… … …
撮影会に持参されるカメラはさまざまです。
超高価なカメラを持っている人もいました。
珍しいカメラを見せてもらえる楽しさがありました。

当時は,ズームレンズがまだありませんから,
カメラと単焦点レンズを横から眺めると,
被写体をどのサイズで画面にとらえているか想像できました。.
ベテランの撮影も勉強になりました。

「アサヒカメラ」「カメラ毎日」「サンケイカメラ」
「日本カメラ」「光画月刊」…など
カメラ雑誌が多数出版されていました.
… … …
当時は、カメラ雑誌が主催する撮影会がよくありました.
カメラ雑誌の撮影会は,何ヶ月も前から雑誌に
指導のプロカメラマン,月例作家が、
それに一流のモデルさん達が参加すると掲載されます.。
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カメラ雑誌の老舗、「アサヒカメラ」が主催する,
撮影会は何時も桁違いのカメラマンが押し掛けるので有名でした.

アサヒカメラ主催の、京都府宇治市の天ヶ瀬ダムで
開かれた大撮影会に出かけました.
普段、観光客もまばらに見える
スケールの大きな天ヶダムが、
甘い菓子に群がる蟻のように、大勢のカメラマンで
天ヶダムがびっちり埋まってしまいました。
… … …
撮影指導されるプロカメラマン、
月例作家のカメラマンが7,8人ほど
それに、美しいモデルさんも7,8人が花を添えます.


大勢のカメラマンがそれぞれ撮影指導のカメラマンに
引率されて7,8組にわかれます。
それでも、ひとつの班は大勢です.
… … …
ワンカット撮り終えた私は,
フィルムを巻き上げながら
カメラを横に少し振りました.
途端に,横で構えたいた人の
レンズフードに.
私のレンズフードが触れて
「カチン…」
身動きができません。
… … …
私の隣の人に
貴方はどこから来たのですか,
「名古屋からです…」
そんな遠方から来るカメラマンがいるのです.
天ヶ瀬ダムがカメラマンで
埋まるのも当たり前だと納得しまた.

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