カラー写真の最初はリバーサルだけでした
構図を整えてなるべく正確な露出で撮っていました
35ミリカメラでは撮り終えたフィルムを巻き戻して
現像所(フィルム・メーカー)に
送りました
数日して、一齣ずつ紙製のマウントに入った
スライドとして返送されました
部屋の壁にスクリーンを置いて
スライドプロジェクター(映写機、幻灯機)をセットします
スライドプロジェクターに
返送されてきたカラースライドを挿入して映写します
カラーフィルムの映像はスクリーンに投射して
楽しむしか方法がありませんでした,
カラーリバーサルフィルムは撮影するとき
カメラを被写体に近付けたり、遠退いたりして
構図の整えなくてはなりません。
その画面の構図を
簡単に整えるのに便利な
トリミングレンズが現れました
… … …
つまり低倍率ズームレンズのことです
写真用ズームレンズはこのあたりが
出発点なのでしょう