癌フォーラムに行ってきました。
さて、
命の尊厳を守る為の6つの人間らしさ。
1,痛みから解放される人間らしさ。
2,家族の一員としての人間らしさ。
3,社会的に悔いのない人生にする人間らしさ。
4,自然の形で物が食べられる人間らしさ。
5,有り難うと別れの言葉を交わせる人間らしさ。
6,人間らしい死に顔を保つこと。
以上、市内の民間病院の緩和ケアの指針です。
最後の場面には医療モニターを一切置かないそうです。
家族が、去りゆく人に背中を向けて、モニターを凝視してしまうから・・・
くちこは、ピチピチ天使だった大昔、癌末期で埋まったような病棟にいました。
今は、天地の差です
ここ10年位で、緩和ケアはすごく進んだようです。
緩和医療は「敗北の医療」ではない。
モルヒネに対する、長年の誤解を解く必要あり
ある時期において、癌治療が、緩和治療に切り替わるのではない。
最初から、両方があり、その割合が変化するもの。
癌は突然死ではないので、死を準備することができる期間がある。
癌患者になったら・・・
気持ちの波に会わせて自然体で動く。
無理に自分を鼓舞しない。
調子の良いときに動く。
オレンジバルーンプロジェクトのチラシより抜粋します。
癌になったとき、病気だけでなく、いろいろな苦痛と闘わないといけないとしたら・・・
痛みはあなたの生きるエネルギーを奪います。
強い倦怠感は、もうなにもできないという無力感を招きます。
吐き気は、あなたを一日中不愉快な気分にさせます。
気持ちの落ち込みは、あなたの力を奪います。
希望が見えないことは、あなたを絶望の淵に追いやります。
癌になったとき、
からだやこころの苦痛を和らげる
医療があることを知っていますか。
緩和ケアは、癌医療を充実させる大切な医療。
苦痛が緩和されれば、おだやかな時間を取り戻せます。
遠慮せず、勇気を出して言って見ましょう。
「緩和ケアを受けたいです」と。
詳しくは、www.kanwacare.netで。
オレンジバルーンプロジェクトです。
本日は、超固いお話ですみません・・・
でもね、日本では二人に一人が癌になると言われているのですから、ね。
でも、一番の問題は、医師と看護師の人材不足かな。
上記理解した医療スタッフを育てることも急務ですよね。
北海道ゆきは今週末なのですが
(まだ行ってないのです)
「寄り添う」にも遠く
戸惑います
終わる前提で話をするなんて
今生の別れをするなんて果たして出来るのでしょうか
その戸惑いもツラいし、
むやみに寄り添われるのも時として辛い気がしました。
要するに
四十代で死ぬのは
どうあっても誰だっても
辛いってことですよね。
くちこさまに話せて
アドバイスいただけて良かったです
コメントの嵐をさばくのって
本当に大変な作業で、そんな中
発掘してくださって
本当にありがとうございました。
困った存在ですね。
正解は無いと思います。
貴女が構えるほど、お相手は辛いかな。
1昨年緩和医療に入り亡くなりました~
癌と診断され手術しても長くて1年と診断
奥様は身辺整理をして体調の良い時は
夫の仲間と一緒に希望するところへと
旅行やドライブを重ね・・・抗がん剤治療の
時は入院~~~
1年半で緩和医療に入って3ケ月でした!
その時でもスマホから病室の様子の
写真が送られてきました^^
笑っている写真です^^
私が彼女のために帽子を何度か作って
プレゼントしていました~。
その喜びの写真~最後の写真も新しい
帽子をかぶっての写真でした。
いずれ私も~そうなのかな^^;
と思うのです!
彼女のように人生を終えれたらいいなぁ
と思っています。
緩和医療が成功した例ですね。
かくあるべし・・・
ただ、緩和は新しい?医療だから、勉強不足の医師も多いです。
せめて、勉強不足を自覚して欲しいと思うのですが・・・
お教室の生徒さんの時は、くちこが勧めて、医師に処方して貰ったら、凄く楽になった、と。
これまで処方してくれなかった医師を恨みたいと言っておられました。
もう、他界されましたが・・・
くちこは、緩和が凄く上手で、新薬の治験にも積極的に参加されている医師からハンドブック的辞書を頼んで譲って貰いました。
学ぶべき医療だからと思って。
くちこも、楽に笑って逝きたいです。