しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

新しい癌?

2021年04月14日 20時09分07秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

4/12 月曜日以来、くちこがどんなに辛かったか・・・

そう、

まさに、

「金曜日の激震」がもう一度再現されたんです

 

 

金曜日の激震 - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

先ず職員検診で引っかかりました・・・3.15精査目的のCTで上腹部の腫瘍6.5cmが見つかりました。消化器医長は、しばらく、くちこの前で言葉...

金曜日の激震 - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

 

両親揃って胃癌でした。

59歳と64歳で他界しました。

身内は高血圧と癌だらけ、父方も母方もね。

覚悟とか、予感とかは持っていました。

癌になること。

元気になれないこと。

長生きしないこと。

でもさ、

八年後とは・・・

同じ膵臓なのに別の癌とは・・・ね。

人生って、ホント、侮れないわ。

特に、くちこの場合はね。

 

此処でお断りしておきます。

くちこは、此処を病気についての備忘録の場所としているし、

同病者の参考資料にもなっているので、結構、専門的内容が入ります。

一般の方は、スルーしてくださいね。

 

月曜日、年に一度の画像検査で造影CTを受けて、

消化器外科の愛しの外科医長の診察室へ。

そう、一年振りに。

八年前の膵頭十二指腸切除術を受けた頃は半年に一回の画像検査でした。

何かあれば、もっと頻回でしたが、

基本、5年過ぎてからは年に一度だったんです。

※二年前に、怒涛の糖尿病になった時はそれどころではなかったのですが。

 

 

急遽前倒したMRI - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

4/8PDオペ後6年でCTを撮ったところ、「主膵管の拡張が著明に悪い」と本来1,2mmであるべき主膵管がオペ後はじわりと拡張して3,4mmに...

急遽前倒したMRI - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

 

 

 

診察室に入ると、愛しの外科医長(以下、い)の顔が暗い。

先生に何かあったのかな?

先生何か辛いのかな?

今考えたら、能天気なくちこです。

何かあったのは、くちこでした

い「くちこさん、元気だった?」

考えてみたら、今までそう訊かれたこと無いわ。。。

元気で無いことを示唆する画像だったのでした。

 

本来、膵臓の主膵管って1~2ミリ程度。

くちこは、8年前の4/11にPD(膵臓十二指腸切除術)を受けてからは3ミリから5ミリ位でした。

膵管の拡張は増悪したり、やや改善したり・・・

膵管の縫合部の狭窄が原因だろう、と。

オペ中に、膵管の縫合、相当苦労したそうなので。

オペ後の合併症として膵液瘻を起こして入院も伸びているしね。

 

とにかく、

この前々から拡張気味だった主膵管が、14.4㎜に、ド拡張していたのでした。

尾部の細い所でも5㎜。

膵臓(すいぞう)の仕組みと働き | がん治療に免疫の力をプラス、がん免疫療法情報ガイド

すい臓(膵臓)とは胃の裏側に存在し、大きさは長さが約15~20センチ、幅が約2-3センチ大で重さは80~120グラムと、消化器臓器の中では比較的小さな臓器です。

膵臓の機能としては消化液を分泌したり、インスリンなどのホルモンを分泌したりします。

 

このさ、明太子程度の物体の管が、14.4㎜だとね・・

管だけが写っているのに、丸ごと膵臓と見紛いそうに

上の画像は、2019/6   激烈に糖尿病を発症した時(この時の膵管は太くなっていたんです、それでも6.7㎜)

下の画像は、4/12 月曜日の物(膵管は14.4㎜)

 

   

愕然としました

ナンダコレ・・・

彼は、何度も口ごもり、言葉を飲み込み、沈黙してしまう。

くちこは、彼が敢えて沈黙した言葉を自分で補い、確認する。

その言葉は・・・

悪性、

癌、

膵全摘、etc

 

ただ、部分的に太くて、全体的に太くなっていないのが妙なので、

膵管縫合部の狭窄によるものにも見える、と。

ただ、近くのリンパ節がちょっと大きい、とも。

 

8年前に発症した膵神経内分泌腫瘍とは無関係の癌とのことでした。

IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)

膵臓癌の一種だけど、メジャーな膵臓癌よりも顔つきは最初大人しい。

粘い粘液が分泌されてできる嚢胞的腫瘍(中身は粘液)それで、膵液の流れが悪くなり膵管が拡張する。

浸潤すれば、普通の膵臓癌と同じ顔つきになる。

くちこは、既に膵切除しているの、全摘しか方法が無い。

治療法は、手術しかない。

10㎜を越したら手術が適応・・・等々。

くちこが時々痛くなる心窩部、それは、ジャスト拡張した膵管の位置だったのでした。

 

い「食事は、あっさりしたもので、控え目に食べてね、

  それで、改善する可能性もあるからね。

  とにかく、未だ、この画像だけでは確定できないよ。」

 

くちこが検査後に食事をしていなかったら、超音波内視鏡をそのまま受けられたのですが、

まさか、そんなこととは知らずに、食べてしまっていたので出来ず、

それは、明日します(木曜日)

 

今日(水曜日)は、MRI  MRCP を受けました。

残念ながら、それでも病名は確定できず、です

 

昨日(火曜日)は、彼は、消化器のカンファレンスに、くちこの症例を掛けてくれたそうで、

院内の消化器内科、外科の医師達があれこれ過去画像を含めて考えてくれたらしいです。

 

今日は診察中に内視鏡室に電話して、カメラ中だと看護師に言われたら、

ちょっと歩いて頼みに行ってくるよ、強引に明日にしてもらうんだ、と診察室を出ていく彼。

てね、

彼の外来日は月曜日だけ。

今日は、無理してMRIを入れてくれて、

予備みたいな診察室で、くちこだけの外来をしてくれたんです。

 

10分位したら内視鏡室から帰ってきて、

くちこの肩を叩きながら、

「くちこさん、なかなかカメラが終わらなくてね、未だ頼めていないんだよ。

 待たせてごめんね、もうちょっと待ってね」と、また内視鏡室に戻っていったのでした。

そして、また10分位して?頼んできたよ、と。

結局、診察は、一時間位になりました

 

実は、朝九時からは糖尿外来でした。

 

 

糖医より、彼が上級医だからか、どうか・・・

とても、腰が引けていて、

まあ、あの画像を見たらね

これといったコメントも無く、

膵全摘の予後を訊いたら、

訊く相手を間違っています、と。

後で、彼にチクったら、

冷たいなあ・・・と。

HbA1cは6.2と横ばいだし、

彼が、膵管の状態によっては改善の余地があるし、

6.2では治療不要と判断しているので、いつもの消化剤(リパクレオン)等々の処方をしただけで、

糖尿病外来は早々に終わったのですが、

その後にMRIや、彼の診察で、一日仕事になり、すっかり疲れた彼とくちこでした

 

長くなったので、心情、詳細、

書きたいことは多々ですが、後日とします。

明日も検査だしね。

 

そう、未だ、病名は確定できていないんです。

 

 


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