しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

カンガルーケアのこと

2023年11月28日 14時24分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

これから書く事ね、

文責は負えません

くちこ的大昔の邂逅でしか無いのでね。

 

昨今のイスラエルとハマスの戦争?紛争?のニュース。

くちこは致命的なレベルの世界情勢に疎いのですが、

どうしても引っ掛かる映像が、何度も流れた新生児達の姿。

広いベッド?の上に何人もの新生児、未熟児達が並べられている

無造作に転がされているようにも見えてね

 

戦時中だから仕方ない。

物資が無いのだから仕方ない。

保育器が無い。

ミルクが足りない。

 

はいはい。

それもこれも、アホな戦争のせいですよね。

 

ただここで、

くちこの個人的疑問。

どうしてカンガルーケアのしないの

 

発祥は、当時貧しかった南米において、低体重児や未熟児が多いのに対して、

医療施設が不十分で、保育器等も圧倒的に不足している為、本来助かる新生児達が死亡していることに対して、

当時の小児科医が発案したケアなんです。

 

生まれてすぐの新生児をそのまま、母親の胸に抱かせる。

※その母子を丸ごと包む衣服か毛布は必要ですが。

これがカンガルーに似ているからカンガルーケア。

 

この効果はね。

保育器に勝るとも劣らないのよ

しかも、

母親が居なかったら、父親でも、祖父母でも、なんなら他人でも良いの。

 

抱かれること。

それは子宮に戻るイメージ。

心臓の鼓動を聴きつつ、密着して温かい。

 

保育器に強引に数人入れて感染を起こすよりも、

よほど安全。

 

母親はね、

カンガルーケアをした子の方が、後々可愛く感じると言う統計もあるんです。

同じ我が子であっても・・・

母性が育ち、絆ができているからかしらね。

 

以下抜粋~

 

•当時のコロンビアは経済危機のため、新生児医療への予算はなく、また、貧困から健診を十分に受けられないまま合併症が重症化する妊婦が多かった。

•以上のことから、新生児治療室(SCBC:special care baby unit)は常に定員オーバー、器材不足、スタッフ不足の状態で、1つの保育器に2~3人の新生児を同時に収容することも珍しくなく、交差感染の頻度が高く、感染による新生児死亡が多数あった。

•これらの患者は、早期の母子分離によって母子の愛着形成ができず、養育遺棄の頻度が高かった。

 

 

でも、これは他人事じゃなくて、経済大国でも有用だったんです↓

 

•カンガルーケアは、先進国の極低出生体重児の死Whitelaw A, Sleath K: Lancet 1985の結論亡率や感染率の改善には寄与しないであろう。

•しかし、著者らはカンガルーケアを、ロンドンの彼らの病院(Hammersmith Hospital)で行った。

 なぜなら、カンガルーケアによって極低出生体重児の体温は安定し母親と児はとてもリラックスした状態で体温は安定し、母親と児はとてもリラックスした状態となり、NICU環境でストレスの多かった家族においての愛着形成に有効であると考えられる。

 

ニュースで見るあの子達。

あそこに寝かせず、

誰かの胸に抱かせてほしいな、と。

あの状態じゃさ、誰だって不安だよね。

ただ転がされているだけ。

それどころじゃないと言われればそれまでなんだけどね。

 

蛍光灯ベビーって言葉もあるんです。

あの子達みたいに、ずっと蛍光灯だけを見て育ったベビー。

無表情でね、反応の乏しい、泣くことを諦めて泣かない子になった子達のことです。

くちこはね、忙しい看護師時代、そうなりそうな子が居たら、片手で抱いて片手で仕事を可能な限りしていました。

話しかけ、刺激を与え、色んな事情で抱いて貰えない子達のために。

 

 

なんならね、

生まれ出たばかりの新生児を未だ臍の緒も切らず、胎盤も出ていない状態で、

お母さんのお腹の上に置いたらね、

先ず、自分の手を舐めます。

それからどうするか?

素っ裸で生々しい臍の緒をつけた彼らは、

自力で這って、乳房まで行くんです。

これがまあ、百人百様のコースとタイミングでね。

見ていて面白い。

最終的には、お母さんの乳首まで到達して自分で吸い始める。

哺乳動物だからね

そして、そのタイミングでは乳輪から愛情と信頼のホルモン、オキシトシンが分泌されているんです。

彼らはそれにに呼び寄せられる。

そして、その時の母の匂いを一生忘れないように脳にインプットするんです。

 

この儀式?をした子の方が、母親は可愛く思うらしい・・・

 

あ、

話が逸れたわ。

だから、

あのニュースの画像に違和感があってね。

最悪の中にも最善の道がある。

だとしたら、あれは最善では無い、と思うんだなあ。。。

 

ついでにおまけ↓

 

 

 

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今日は、糖尿病の指導を受ける日で、保健センターまで行ったのですが、

想定外なことに、ポストが無かったのよね。

くちこのバッグの中に、国境なき医師団に寄付する封筒が入っていたのですが・・・

未だ、バッグの中です。

何の役にも立たないのでね、超微力ながらと思って些少ながら。

でさ、

くちこが死んだ時に、天国の扉が開きそうで開かなかったら、この寄付の領収書を袖の下からのぞかせてみようかと

 

閑話休題。

数日前、お隣さんがお引越しされて空き家に。

事前に、くちこ家に枝を延ばしている木を切らせて欲しいとお願いしておいたので、

サメ氏が、お隣の紅葉等々を伐採しました。

結構、落ち葉掃除が大変なのでね。

ビックリするほど、くちこ庭が明るくなりました。

 

     

 

満月だったので、久しぶりに家中のパワーストーンを塩水で洗って、二晩、月光に当てました

パワーチャージ

 

 

ブロ友さんから、こんな可愛いお土産が届きました。

わーい

 

          

 

昨日、近くの川の側を通ったら、いつも以上に水族館状態でした。

フグ、いつも居るけど、これ以上大きくならない種類なのかしらね。

 

   

 

体操のお母さんに貰った大根の葉っぱ、4本分全て浅漬けに。

くちサメ揃ってこの素朴な青菜が好きなのですが、

沢山あるので、鮭炒飯にもしましたよ。

 

   

 

素朴に美味しい

明日は・・・

久し振りに・・・・・・

サメ家に出陣します

 

 

コメント (18)
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