先日、NHKの『ろうを生きる 難聴を生きる』で、残存聴力活用型人工内耳を取り上げていた。
残存聴力活用型人工内耳は、高音域は聞こえないが低音域は補聴器を活用すればある程度聞こえる難聴者に有効のようだ。
その方々は従来の人工内耳の対象にはなっていなかった。
人工内耳のことは、拙著「アイ・コンタクト」でも言及しているが、手術した方の耳の聴力は完全に失われる。
しかし残存聴力活用型人工内耳は、残された低音域の聴力を活用し補聴器で聞き、高音域は人口内耳で聞くということのようだ。
まだまだ先進医療の段階で日本全国でも5つの病院のみで手術が行なわれているようだが、手術した人の話しによると、最初は音が2つ聞こえるような印象らしい。
ちなみに人工内耳の手術をしても、聞こえる人と同じような聞こえ方になるわけではない。
また幼児の人工内耳手術には、かなりの賛否両論がある。
話は変わるが、先週、日本ろう者劇団の芝居を観にいった。
米内山さんの作・演出。
佐々木小次郎と宮本武蔵の話で、新たな解釈で小次郎側から描いたもの。
独自の解釈の着眼点はとても興味深かった。
殺陣もたっぷりで役者陣もかなり稽古を積んだようであるが、ドラマ部分をもう少し深く描いてほしかったような印象。
そのあたりが少々物足りなかった。
言うのは簡単ですけどね。
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