一つ前の記事で紹介した『デフフットサル男子日本代表』が参加する『第8回アジア太平洋ろう者競技大会』が、台湾で10月3日から開幕する。大会はろう者のアジア大会、つまりデフリンピックのアジア版ということになる。世界大会であるデフリンピックよりは競技が少ないものの、11の競技で熱戦が繰り広げられる予定だ。例えばデフリンピックにはあるバレーボール男女はおこなわれないが、逆にデフリンピックにはないフットサル男子競技がおこなわれる。
是非『デフフットサル男子日本代表』は持てる力を存分に発揮してきてほしい。
ブルガリアのソフィアデフリンピック(2013年)で現地取材した水泳競技、とりわけ茨隆太郎選手の泳ぎもとても気になるところ。
そして前回大会(2012年韓国大会)で見事アジアチャンピオンに輝いた『ろう者サッカー男子日本代表』が、本日(9月28日)台湾に向け出発する。開会式の前日、10月2日にカザフスタンとの初戦に備えるためである。今大会は2017年トルコで開催予定のデフリンピック出場権をかけた大会にもなっている。デフリンピック出場の要件は上位3か国。日本代表はこれまでアジア予選を3大会連続突破しデフリンピックに駒を進めているが、今大会はイランやサウジアラビアなどアジア諸国の力も上がってきており予断を許さない状況のようだ。日本は、イラン、オーストラリア、カザフスタンのグループリーグでまずは2位以上に入り、決勝、もしくは3位決定戦に出場することが絶対条件となる。
まずはデフリンピック出場権獲得の3位以上、そしてその先の優勝目指して突っ走ってきてほしい。今大会は残念ながら生観戦できないが、デフリンピックトルコ大会には是非行きたいと思っている。
日程は以下。
グループリーグ
2日 vsカザフスタン 5-0で勝利!
4日 vsイラン 0-4で敗れる。
6日 vsオーストラリア 2-0で準決勝進出!
準決勝
9日 vs韓国 3-0と勝利! 決勝進出、そしてデフリンピック出場権獲得!!
決勝
11日 16時(日本時間) vsイラン
1-1で延長戦へ、そしてPK戦にまでもつれこんだ試合はイランが勝利し、日本は準優勝。“やりきった”準優勝のようです。
フットサル競技は、6日~9日、イラン、タイ、バーレーン、ウズベキスタン、カザフスタン、日本の総当たり戦により、順位が決定されるようだ。
その後 フットサル競技 はイラン、UAE、日本の3ヶ国で争われることになった。
第1戦 UAE 14-3 第2戦 イラン 2-7 第3戦 UAE 12-0 第4戦 イラン 2-8
2勝2敗で2位となった。
日本ろう者サッカー協会 http://jdfa.jp