風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

小川未明の童話

2022-09-06 19:07:00 | 文学

小川未明の童話は、よく知られていますが、

最近読んだのは、「野ばら」と「小さい針の音」

 丁寧なことばづかいに、少し時代を感じます。

「野ばらは」朗読の発表会の時に、ひとりの男性が読まれました。

最後に敵だった若い兵士に出会う幻の情景が、目に見えるようでした。

 

物語の情景が見える、、、というのは、その朗読者が、本当に内容を理解しているということ。

 

分かりやすいお話は、人の心にすっと入っていきます。

 

「小さい針の音」は、子どもたちから贈られた時計の話。

心のこもった贈り物・・・・

教師の青年のその後の描き方は、ちょっと雑というか、簡単すぎますが、

人は、なんのために生きるのか。

ほかの人のために、役に立つ仕事をする。

 

真理というのは、とても簡単だけど、行うのは難しい。

 

童話から、たくさんのことを学びます。

 一番好きな宝物のような童話は、『星の王子さま』です。

 聖書アプリからです。

  なんだか絵画のような色彩、、、この自然の色を捉えた写真家の魂を思います。

   茜色でしょうか、私の好きな色のひとつです。