「海のはじまり」で、おかあさんが海ちゃんに寝るまえ
絵本を読んでいました。
知らない絵本だったので、
図書館に予約して、昨日借りてきました。
次に予約の人がいる・・・
その人も、よもや、「海のはじまり」を見て?
内容は、衝撃的でした。
あたかも、これからのことを暗示しているような。
くまは、ことりと暮らしていましたが、
ある朝、突然、ことりは死んでしまうのです。
悲しみにくれるくま。
きれいな箱に、ことりをいれて、
どこへ行くにも、持っています。
みんなは、早くわすれてしまいなよ、と言う。
かなしくて、家にひきこもってしまうくま。
そこへやまねこがやってきて・・・・・
切なくも、深いお話でした。
おかあさんを亡くした海ちゃんのところへ
やまねこがやってきた。
死という別れ。
だれも避けられない。
湯本香樹実(ゆもとかずみ)作
酒井駒子(さかいこまこ)絵
外国の絵本作家のタッチのように感じました。
あまり色を使わない 地味な絵ですが
やさしさにあふれている。
絵本『くまとやまねこ』 (無料画像をお借りしました)
2008年4月30日に河出書房から出版されていました