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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

晴踏雨読の日々

2019-06-15 14:28:19 | 日記

 6月第2週、みちのく潮風トレイルに2日間、安達太良山(1699m)に2日間を費やし、あと1日は、クリニック診療での降圧剤の処方と採血に半日、ついでに図書館、酒と食料の買い出しに半日を費やして、都合5日間、この週末は、低気圧通過による悪天のため、家に引きこもり、読書、旅写真の整理、潮風トレイルと山と高原地図を広げながらの旅計画に費やすことにした。

 

脈絡のない日常のようであっても、何かしらの「意思」によって事は運ばれている。福島県相馬市松川浦を起点とした潮風トレイルは、名取市閖上地区まで到達し、創設されたトレイルセンターから新しく地図7枚を入手し、青森県八戸市蕪島まで被災地と復興の街を一本の足跡という線で結ぶ武器がそろった。盛夏の7,8月はいったん休止し、9月半ばから10月にかけて一気に北にめざそう。岩手県宮古市から岩泉町にかけては「海のアルプス編」との文言が印字されており、わくわくとしてきた。アルプス上ならテン場の確保もできよう。

盛夏は、富士山山開きに始まって、北アルプス白馬周辺を丹念に歩き、最後は栂海新道から日本海に降り立つ10日程度のテント山行を実行してから、東北のアルプス朝日連峰と飯豊連峰をそれぞれ4泊5日予備日1日で縦走しなおしの旅へ。そのために、15キロ前後の重荷に耐える体力を回復せねばとの思いで、毎週2日程度の泊りの山に出かけよう。今週は、素泊まりだが安達太良山のくろがね小屋に泊まってきたが、テントを担がない場合は、三脚と一眼を背負って重荷のトレーニングとしよう。ちょうど、15kあった。

いずれにしても、来年の紀伊半島奥駆道への再チャレンジできるまで「心身を復興させる」という幼気な「向上心」に基づいているのだが、若き日々と異なり加齢と体調不良→突然死への不安というストレスを抱えての、いわば成仏へ至る修業なのである。

久々の、三脚を担いで、20mレンズでの星撮影、マクロレンズでの花撮影に戸惑うも、冷たさも和らいできたのだし、来週も潮風トレイルに2~3日、山岳の泊り山行に2~3日、晴れたら出かけよう。山は、雪が解けて花々が彩を見せ、小鳥が恋をし、カッコウが愛の巣に托卵をたくらむ賑わいを見せている。

 

 

くろがね小屋から夏の大三角形を望む

 

 

ふもとの光とペガスス

 

くろがね小屋とふもとの光る雲海 カシオペア

 

レンゲツツジの勢至平から山頂を望む

 

 

サラサドウダン

ウラジロヨウラクはつぼみ

 

智恵子の青い空と安達太良山頂

 

 

山頂から磐梯山

 

  秋元湖の向こうに飯豊の山並み 

 

 

 

 下山口の塩沢温泉近くでオオルリが縄張り争いをしていたようだ。でも、幸福の青い鳥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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