ピアニスト田部京子さんは、奏でる音楽の静けさと清らかさを併せ持つ美しいピアニストで敬愛している。彼女のレパートリーはどれもオイラの琴線に触れてくれる。たとえば、ブラームスの間奏曲、メンデルスゾーンの「夏の名残の薔薇」幻想曲、吉松隆のプレアディス舞曲集、いまは、シューベルトだという。
こないだ、youtubeで、カッチーニのアヴェ・マリアなども聴いた。そうか、日本なら観音様、西洋ならマリア様、祈りのあて先は異なっても、すべては母性的なるものへの憧れ。ヒトは、困難を目の当たりにして、合わせる手の向こう側は同じと見える。
今度の徳之島、真夏のトライアスロン。炎天下や梅雨の真っ只中での豪雨も予想される。その困難な環境で、ロードのペダルを踏みながら、この、カッチーニなどを口すさんだら、何も怖いことはないのだろう。
午後8時過ぎに、東の空に16日の月が昇る。隣の屋根の上からだが、8月ごろの満月は、白保の浜辺で海から上る15日の月を捉えたい。8月は、何の予定もないので、ただただ天空を見つめているものと思われる。
https://youtu.be/S3EEnulcV8I
https://youtu.be/HC_T6GOWbeQ