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鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

湯の丸スキー場で初滑り

2021年12月09日 | 活動報告

  湯の丸スキー場は11月28日にオープンしています。12月7日から8日にかけて降雪が有ったので、早速、初滑りに行ってきました。気温があまり低くないのでやや重い雪でしたが、この時期としてはかなり良いコンディションでした、リフト代もオープン価格です。初滑りなので滑りはヨタヨタです。

第二ゲレンデから見た、第一ゲレンデ・湯ノ丸山方面(12月8日正午ごろ)。

 

第二ペアリフトの周りも昨夜からの雪ですっかり雪化粧。

 

今回は標高1500m位から上で雪になったようです。

 

平日で人出は少ないですが、スキー場はすっかり冬の装いです。

 

(投稿:ワイルド馴鹿)

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秋の「池の平」周遊

2021年10月05日 | 活動報告

 10月5日、久々に秋の湯ノ丸高原「池の平湿原」を周遊しました。澄みきった空気と陽光の中をのんびり歩きました。四阿山の背後には雲があふれ北方の山々は見えません。小諸市の方角も雲海になり市街は見えませんでした。それ以外は、遠く富士山・八ヶ岳・穂高連峰、近くの上田市街・烏帽子岳・湯ノ丸山・篭ノ登山・黒斑山が良く見えました。人出も少なく、静かで気持ちの良い秋の山歩きができました。

雲上の丘からみた「池の平湿原」

 

池の平駐車場

 

レンゲツツジの紅葉

 

ミネカエデの紅葉

 

雲上の丘からの湯ノ丸山と四阿山

 

雲上の丘からの篭ノ登山

 

雲上の丘からの黒斑山・高峯山

 

雲上の丘からの池の平湿原

 

三方ケ峰からの篭ノ登山・水ノ登山

 

三方ケ峰からの富士山

三方ケ峰から八ヶ岳

 

三方ケ峰からの上田市街

 

池の平湿原の鏡池

 

(投稿:ワイルド馴鹿)

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センサーカメラの設置と植物相調査を実施しました。

2021年10月04日 | 活動報告

 鹿沢園地はすっかり秋です。10月3日に哺乳類調査のセンサーカメラの設置と植物相調査を実施しました。

鹿沢園地はすっかり秋です。

哺乳類調査のセンサーカメラの設置

 

植物相調査

(投稿:ワイルド馴鹿)

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鹿沢園地のニホンジカ

2021年09月10日 | 活動報告
 群馬県内も新型コロナウイルスの感染拡大によって8月20日に発令された「緊急事態措置」が9月30日まで延長されています。このためパークボランティア(PV)活動も依然として休止の状態が続いています。
 今回は深刻になっているニホンジカの増加について報告します。1997年発行の「鹿沢の自然観察・10年のあゆみ」鹿沢の動物リスト(哺乳類)には、カワネズミ・ヒミズ・アズマモグラ・コテングコウモリ・ノウサギ・ニホンリス・ヤマネ・ハタネズミ・タヌキ・キツネ・テン・カモシカの13種が記載されています。その後のPV活動の中でヒメネズミ・アカネズミ・トガリネズミ・クマ・ハクビシン・イタチ・イノシシ・シカなどの生息を確認しています。1985年発行の「群馬県動物誌」では鹿沢地域はシカやイノシシの分布の空白地域で、2000年頃まで鹿沢園地ではクマやシカの生息を確認していません。しかし、その後のPV活動において湧水川沿いでクマ棚を発見し、園地内でシカやイノシシの食痕が観察できるようになりました。2013年のフィールドサイン研修会では注意深く観察すれば鹿沢園地内でシカのフィールドサインがたくさん見られることがわかりました。
 最近ではシカによる食害が極めて激しくなっています。特に2019年秋の19号台風被害のあと、休暇村鹿沢高原の一時休業とその後の新型コロナウイルス感染拡大による観光客の減少やPV活動の休止などで、鹿沢園地内の人出が減少し、それに反比例して園地内のシカの活動が活発になっています。里地調査開始時点(2018年)の調査地点の写真と現在(2021年)の写真を比べると、3年間でシカの食害がいかに激しくなったかわかります。シカはリョウブ・イタドリ・スイバ・アカソなどを好んで食べます。このままでは植物相が変化するかもしれません。シカの糞がたくさん見られるので、ルート上の糞塊を数える「糞塊密度調査」でシカの生息密度の変化を記録することが出きるかもしれません。傾斜地が裸地化すれば土壌流亡が懸念され、対策が必要な時期になっています。
 群馬県では2020年度の野生鳥獣による農林業被害は前年比0.4%増の5億6152万円、シカによる被害は23%増の2億6474万円、シカの捕獲数は36.8%増の1万2779頭で、「継続的な対策が必要」としています(読売新聞群馬版:2021年9月8日)。


キャンプ場近くに現れ、警戒するシカの群れ(2021年9月3日早朝:鹿沢園地)


キャンプ場近くで草を食むシカの群れ(2021年9月3日早朝:鹿沢園地)


下草が亡くなった、今年の鹿沢園地(2021年9月3日撮影)


おなじ場所、3年前の鹿沢園地(2018年8月5日撮影)


おなじ場所、3年前の鹿沢園地(2018年9月3日撮影)


下草が亡くなった、今年の鹿沢園地(2021年9月3日撮影)


おなじ場所、3年前の鹿沢園地(2018年7月16日撮影)


食害されたイタドリ(2018年7月16日撮影)


食害されたイタドリ(2020年7月12日撮影)


食害されたアカソ(2020年7月12日撮影)


鹿沢園地でのフィールドサイン研修会(2013年6月30日撮影)


シカの食痕(研修会:2013年6月30日撮影)


シカの足跡(研修会:2013年6月30日撮影)


シカの食痕に絡んだ獣毛(研修会:2013年6月30日撮影)

(投稿:ワイルド馴鹿)
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鹿沢園地8月の「植物相調査」と「朝のお散歩会」など

2021年08月07日 | 活動報告
 8月6日「植物相調査」がパークボランティア(PV)の活動として久々に実施できました。夏らしい良く晴れた日に鹿沢園地の植物を見て回りました。夏休み期間中なので「朝のお散歩会」やオートキャンプ場は子供連れの家族が多いです。園地内の災害復旧工事も進んでいました。
 今年も新型コロナウイルスの影響でPV活動は休止が続いていました。PV活動の再開から束の間、またまた新型コロナウイルスの感染拡大で8月8日からは群馬県も「まん延防止等重点措置」が適用されます。鹿沢園地がある嬬恋村は重点措置地域ではありませんが、鹿沢インフォメーションセンターは8日から当面のあいだ休館になり、それに伴いPV活動も残念ながら休止になります。


夏の野草園


植物相調査


アキノキリンソウ


キンミズヒキ


ヨツバヒヨドリ


シカによる食害が深刻です、林床の植物が食べられて森の中が遠くまで見通せます。


ヌスビトハギ


朝の散歩会、夏休み期間なので子供連れの家族も参加しています。


朝のお散歩、園地内の植物や景色を見て回ります。


ズミ 今年は葉っぱが痛んでいます。


ツルウメモドキ 秋に色づくのが楽しみです。


シナノキ 特異な実の様子が観察できます。


キャンプ場 標高1400mの木陰のキャンプ場は涼しくて快適です、子供連れの家族も多いです。


湧水川から小さな湿原への水取り入れ口は
19年の19号台風で破損しました、復旧工事が進んでいます。


小さな湿原までの水路も整備中です。

(投稿:ワイルド馴鹿)
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鹿沢園地「清流の小径」と「かえでの小径」の復旧状況

2021年06月01日 | 活動報告

 6月を迎え鹿沢園地では木々の緑が濃くなり、野草園ではゼンマイやオニゼンマイが新葉を展開しています。 2019年秋の19号台風に伴う湧水川・湯尻川の増水で被害のあった鹿沢園地内の遊歩道「清流の小径」と「かえでの小径」の復旧工事が終了して利用できるようになったので、遊歩道を歩いて見ました。

ゼンマイやオニゼンマイの新葉が美しい「野草園」

 

 「清流の小径」いちばん上流にある「清流の四阿」の対岸、湧水川左岸の2か所で2019年の19号台風で大きな土砂崩れが生じミズナラの木が土砂と共に崩落しました。新しい遊歩道は自然解説版7(田代牧場跡)と10(渓流沿いの植物)を結び、奥の四阿をショートカットしたルートで復旧しています。

「清流の小径」の復旧工事部分

 

テニスコート前を通り過ぎると木道であった部分は木道が撤去され割石が敷かれた遊歩道になっています。

 

復旧した遊歩道は新しい橋で湧水川を渡り右岸の急斜面を登って行きます。

 

下の崩壊部分は目立たない色で残存斜面の保護工事がされています。

 

上の崩壊部分は残存斜面がそのままで、倒れた木は集められています。

 

遊歩道は土塁に沿って急な登り坂になっています。

 

登り終えると自然解説板7(田代牧場跡)の前に出ます。

 

ミズナラ林の中、従来の遊歩道をたどります。

 

まもなく、ボランティア棟の前に出ます。

 

 「かえでの小径」は湯尻川右岸の自然解説版8(つる植物)の下流部分の遊歩道が完全に流失しました。また、湯尻川に合流する直前の湧水川に架かる「ツガの橋」は流されて失われました。 流失した湯尻川右岸の遊歩道は湧水川左岸に付け替えられ、失われた橋の少し上流部分に新たな橋が架けられて復旧しています。

園地入口(いこい橋)付近の湯尻川歩道に被害は有りません。

 

湯尻川右岸の遊歩道を下流に向かって進むと、

 

行く手の正面に交通止めの表示があり、この先の遊歩道は流失しています。

 

ここを右折して新たな遊歩道が付けられています。

 

新しい遊歩道は湧水川の方に向かいます、足元がやや悪いです。

 

新しい遊歩道は湧水川左岸の大きな岩の間に付けられています。

 

湯尻川との合流点手前に新橋が設置されました。左奥が流された古い遊歩道のあった場所です。

 

新しい橋を渡り段差を登ると従来の遊歩道に出ます。

 

この先が「ツガの橋」があった湯尻川との合流点です。

 

「ツガの橋」があった湯尻川と湧水川の合流点です、湧水川に架かっていた「ツガの橋」は跡形もありません。

 

キャンプ場方面に戻る遊歩道には新しく丸太が設置されています。

 

左に進むとキャンプ場から流れ出た小渓流を渡る橋が新設されています。

 

自然解説板11(サンショウウオ)から見た新設された橋の方面です。

 

 「すずらん橋」下の湧水川からの水取り入れ口は復旧して「小さな湿原」に水が入っています。古くなった木道は撤去さ割石の歩道になりました。 今後、湿原(ビオトープ)の土砂の掘り出し工事が行われます。

「小さな湿原」に水を引き込む「すずらん橋」下の堰は改修されて水が流れている。

 

木道は撤去され割石が敷き詰められました。

 

橋は更新されています。

 

湿原には水が入っています。今後はビオトープ(小さな湿原)の土砂の掘り出しが予定されています。

(投稿:ワイルド馴鹿)

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好天に誘われて雪の「池の平」へ

2021年02月20日 | 活動報告

 2月19日(金)、前日まで続いた冬型の気圧配置が緩み好天が間違い無しの日、雪の「池の平」へ歩きに行ってきました。湯の丸スキー場の第6リフトでスキー場のトップへ、すぐに湯の丸高峰林道に出て林道に沿って登ります。踵が上がるテルマークスキーで後ろに滑らないウロコ板なので軽快に進めます。予想した通りの快晴で風もほとんど有りません。写真を撮りながらのんびりと歩いているとBCスキー2人組に追い越されました。BCスキーの人達はシールを付けたスキーで雲上の丘まで登り池の平に向かって滑ります。私は兎平(池の平駐車場)から池の平湿原に下りました。池の平の「放開口」付近からは眼下に小諸市街と佐久平方面、その先には富士山や八ヶ岳が良く見えました。暖かで静かな一日でした。

 2021年2月19日(金) 雪の「池の平」湿原

 

 湯の丸スキー場第6リフト終点

 

 湯の丸高峰林道に沿って進む

 

 左手には篭ノ登山、左が西篭ノ登山、右が東篭ノ登山

 

 林道には電柱が立っているので迷うことはありません

 

 40分ほどで池の平駐車場(兎平)に着きます

 

 避難所・指導員詰め所は閉鎖されています

 

 兎平2061mのあずま屋

 

 兎平から池の平に向かって雪の斜面を下ります

 

 正面に富士山が見えました

 

 池の平の放開口

 

 雪の池の平湿原

 

 BCスキーの人は雲上の丘から滑り下りています。下に3人組、中段に2人組。

 

 兎平を目指して戻ります

 

 第3リフトの終点に戻ってきました、ここから下はスキー場です

 

 以下、付録

 帰り道、鹿沢温泉の鹿沢館は解体されておりました。

 

 解体が始まった鹿沢館です(昨年の10月18日撮影)。

(投稿:ワイルド馴鹿)

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雪のフィールドを求めて野地平から浦倉山へ

2021年01月22日 | 活動報告

 1月21日(木)、移動性高気圧に覆われて好天に恵まれた日、スキーで自由に歩き廻れる雪原を求めてワイルド三太さんと歩きました。 コースはパルコール嬬恋スキー場の駐車場からほぼ夏道沿い、野地平の近くを経て浦倉山を目指して登りスキー場のゴンドラ山頂駅の上に出てスキー場を下りました。 タイムは約7時間(休憩を含む)・距離約8km・登り620m、スキーで気楽に歩くには少し厳しいコースです。 野地平付近は平たんな開けた場所が多く展望も良いのでスキーやスノーシューでの冬の自然観察には最適です。 我々が使用した用具はテレマークスキー(シール使用)・SNOW HIKE(ロングシール)でした。

野地平付近から北方を望む、左から御飯岳・横手山・草津白根山。

 

パルコール嬬恋スキー場のゴンドラ山麓駅、遠景は浅間山。

 

スキー場から野地平への道標。

 

野地平へ向かう途中の雪原、左は四阿山・中央はスキー場の上部・右は浦倉山。

 

野地平へ向かう途中の雪原、遠景は草津白根山。

 

緩やかな斜面を登る、標高が高くなると傾斜も急になる。

 

左から土鍋山と御飯岳、中央手前の白い毛無山の下が小串硫黄鉱山跡。

 

万座温泉方面、横手山と草津白根山。

 

浦倉山に登る夏道の道標。

 

浦倉山の山頂を迂回してスキー場へ。

 

ゴンドラ山頂駅、遠景は右から鼻曲山・浅間隠し山・榛名山・赤城山。

 

スキー場の中腹から見た草津白根山。

 

(投稿:ワイルド馴鹿)

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「山の日」トレッキング「棧敷山とヤナギラン」が開催されました。

2020年08月10日 | 活動報告
8月10日「山の日」に、嬬恋鹿沢の「棧敷山とヤナギラン」が開催されました。参加者は15名(群馬県14名、長野県1名)、主催者等の関係者は8名(環境省2名、鹿沢IC1名、PV5名)、合計23名が参加しました。 棧敷山(1915m)は近くで半日程度の山歩をするには最適です。頂上(1931m)からは四阿山白根山が望め、展望岩か地蔵峠や湯ノ丸山方面が望めます。また、麓のせんべい平ではたくさんの花を観察できます。残念なことに、今年はヤナギランの花が不作でほとんど見られませんでしたが、ヨツバヒヨドリなどがたくさん咲いていました。


強い陽射しの棧敷山登山口駐車場に集合、皆さんマスク着用です。


駐車場を出発


急斜面を登る登山道の途中で休憩


棧敷山の頂上(1931m)で休憩、北方に眺めがよい。


棧敷山の頂上からの展望(四阿山方面)


棧敷山の頂上からの展望(横手山・草津白根山方面)


棧敷山麓のせんべい平


ヨツバヒヨドリ


ヤマハハコ

(投稿:ワイルド馴鹿)
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鹿沢園地ではニホンジカによる植生の食害が深刻です。

2020年07月12日 | 活動報告
 7月12日(日)に植物相調査を実施しました。調査のために鹿沢園地を回ると、シカによる植生の食害が顕著です。数年前からシカの食害が目立つようになりましたが、今年はいたるところで食害の跡が見られ、たいへん酷い状態になっています。被害は人気の少ない場所ばかりでなく遊歩道やキャンプ場内、休暇村の宿泊棟近くまでも例外ではありません。食害で林床の見通しが良くなり、夏だというのに褐色の落ち葉が目立ちます。植生に与える影響は深刻です。


休暇村の宿泊棟近くのイタドリが食べられています。


朝のお散歩会で散策しながら自然観察する場所です。


食害を受けて少し経つと再発芽してきます。


長く伸びた枝は折って食べます。


有毒植物のバイケイソウも荒らされています。


ヤグルマソウも食べられていました。


アカソも食べます。


垂れ下がったリョウブの葉は食べれれました、手前はイタドリの茎。


明るく見通しの良くなった林床。

(投稿:ワイルド馴鹿)
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6月の植物相調査とセンサーカメラの設置。

2020年06月22日 | 活動報告
鹿沢園地では「朝のお散歩会」が6月1日からスタートしています。 今年度初めてのPV活動として、6月21日に「植物相調査」を実施しました。5月の「植物相調査」は新型コロナウイルス感染拡大防止対策で中止になり、今年度初めての調査です。 「哺乳類調査」のセンサーカメラ設置も合わせて行いました。鹿沢園地ではシカによる食害が広範囲で見られます。今年もシカなどの哺乳類の活動を記録します。


「朝のお散歩会」は自然に詳しい鹿沢インフォーメイションセンターのスタッフがご案内しています。


「朝のお散歩会」は毎朝7時30分から約30分間、参加費無料(雨天中止)です。


植物相調査:今年は例年に比べ花が少ない感じです。初めての植物も観察しました。


植物相調査:小さな植物も細部を見て種名を決めています。


カンボク


サギスゲ


ベニバナイチヤクソウ


フタリシズカ


ギンリョウソウ


「哺乳類調査」のセンサーカメラの設置状況


けもの道に向けてセンサーカメラを設置します。


園地内ではシカの食害がめだちます。


この数年でシカの食痕は広範囲で目立つようになりました。


春になっても林床の落ち葉がめだちます、シカの食害のせいでしょうか。

(投稿:ワイルド馴鹿)
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鹿沢園地のボランティア棟とオオミズアオ

2020年06月21日 | 活動報告
新型コロナウィルスの感染拡大防止対策で遅れていた、鹿沢万座パークボランティアの今年度の活動が始まりました。 明日からの調査に備えてボランティア棟の内部を清掃、消毒用アルコールも設置しました。 翌21日の朝、入口の網戸に大きなオオミズアオがとまっていました。 ボランティア棟は鹿沢園地のミズナラやカエデ類の2次林の中にあります。ここに宿泊すると夜はシカの鳴き声や小動物が動きまわる音が聞こえます。夕方にセンサーカメラを仕掛け夜間のテンやキツネの姿を撮影したこともあります。昼間も周辺で植物観察などをすれば飽きることがありません。季節を通じて鹿沢万座パークボランティアのメンバーが鹿沢園地で活動しています。


鹿沢園地ボランティアの森とボランティア棟


鹿沢万座パークボランティアが利用するボランティア棟


ボランティア棟の全景


ヤママユガ科のオオミズアオ(Actias aliena)


オオミズアオ(オス)の触覚はシダの葉のような形で美しい。

(投稿:ワイルド馴鹿)
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植物相調査(10月)と嬬恋ほくほくマルシェ

2019年10月06日 | 活動報告
10月6日(日)は午前8時から植物相調査を実施しました。今年の植物相調査は今回で終了です。9月の調査時に咲いていたアケボノソウやシラヒゲソなど多くの花は実になっていましたが、トリカブト・ノコンギク・ヨメナなど秋の花がまだ咲いています。ツタウルシの紅葉が始まりこれから紅葉の季節になります。 当日、鹿沢園地では初開催の「嬬恋ほくほくマルシェ」がにぎやかに開催されました。キャンプ場の各テントサイトには旬のグルメや手づくりの品のお店がならび、森の小径ライブではアイリッシュミュージックバンド(Men's Cap)の演奏が聴かれました。行事の一環の園地ガイドではPVも自然観察ガイドを務めました。


園地ガイド(自然観察会)で湯尻川畔のテラス


園地ガイド(自然観察会)


森の小径ライブMen's Cap(アイリッシュミュージックバンド)


森の小径ライブMen's Cap


キャンプ場テントサイトに旬のグルメや手づくりの品のお店


嬬恋マルシェの会場になったキャンプ場入口

(投稿:ワイルド馴鹿)
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写真展「鹿沢の動物たち」が開催中です

2019年08月16日 | 活動報告
鹿沢万座パークボランティア創立15周年記念の写真展が鹿沢インフォメーションのビジターズサロンで開催中です。鹿沢園地にはいろいろな動物たちが住んでいますが、なかなか目にすることができません。写真展ではパークボランティアたちが撮影した写真で鹿沢に住んでいる動物たちを紹介しています。


写真はインフォメーションセンター2階のビジターズサロンで見られます。


ビジターズサロンでは鹿沢園地の自然を解説した一般の展示も見られます。


鹿沢万座パークボランティア創立15周年記念の写真展「鹿沢の動物たち」


ビジターズサロンの片隅に動物たちの写真が展示されています。


ヤマネ・カモシカ・ヒメネズミ・アカネズミ・ツキノワグマ・イノシシイ・カラス・キツネ・テン・ハクビシンなどの写真が展示されています。

(投稿:ワイルド馴鹿)
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朝のお散歩会と鹿沢園地

2019年06月03日 | 活動報告
 鹿沢園地では毎朝、「朝のお散歩会」が開催され、鹿沢インフォーメイションセンターの職員が鹿沢園地の自然を解説しています。この日はパークボランティアも同行して、園地に多いシラカバとダケカンバ、外来種のハルザキヤマガラシ、春の小さな花々などを観察しました。 また、いまの鹿沢園地ではエゾハルゼミの羽化が盛んです。木の幹などにたくさんのセミの抜け殻が見られます。(投稿:ワイルド馴鹿)


朝のお散歩会


インフォーメイションセンターの職員が鹿沢園地の自然を解説


園地のシラカバとダケカンバの違いを解説


シラカバの葉、葉脈が7本。


ダケカンバの葉、葉脈が11本。「シラカバ-ダケカンバ」=”7-Eleven”と覚える。


マイズルソウ


チゴユリ


園地内ではレンゲツツジも咲きだしました。


ズミの花が満開


いま、鹿沢園地ではエゾハルゼミの羽化が盛んです。


エゾハルゼミの抜け殻

(投稿:ワイルド馴鹿)
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