遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

ゲルニカ鑑賞 ~作品の持つ底力~

2019-08-31 16:04:38 | 美術教育
毎年恒例

3年生のゲルニカ鑑賞

2学期一番最初の美術の授業
今年はラッキーなことに国語科とコラボが実現したので
国語科の授業をもらえた。
それでなくても少ない美術の授業が温存できた。

もう10年余りいつも「ゲルニカ」

今回は45分授業でゲルニカを観て思ったこと、感じたことを共有できた。

いつもなら、駆け足でピカソのこと、スペイン内戦のこと、しゃべってきた。(これは実は無謀だ)

今年度は美術科のワークシート(メモのような感じになるが)をもとに文章としてブラッシュアップを国語科がやってくれる。

何とも幸運。種明かしも3時間目の国語の時間に。計4時間で鑑賞文完成まで国語科が担ってくれた。
本当にありがたい。しかも、国語科の2時間目の授業を研究授業にしていただいて、研究討議まで行ってくださった。

研究授業を実施するということはそれまでに入念な指導案検討がなされるということだ。
要するに授業案のブラッシュアップですね。


今年、改めて思ったことは、本当に毎年、子供たちの目の付け所は違うということだ。

今年の3年生はどのクラスも空間にこだわった。

ゲルニカの描かれている場面は部屋の内部か、それとも外部か。

部屋の中にもう一つ部屋があるという二重構造の意見もあった。

それと床に描かれたマス目。「これは地図だ」「矢印は進むべき方向を指している。」など地図論が展開された。

いずれにしても、悲惨な場面が描きながら一抹の希望、かすかな光にそれを見出している。

逃げ惑う、女性像にそれでも力強く少しでも希望のある方に導いてくれているという女子の意見もあった。

感情たちの今を反映するのだろうか?心強いことだ。

悲惨な場面の中に少しでも前に進もうとする明るい未来の希望を「今」の子供たちに伝えたピカソはやっぱり尋常ではない。

計算され尽くしたというよりは、直観でこんな風にと表現していったのだはないだろうか。

このゲルニカの持つ底知れる力強さに改めて感謝である。

そういう作品は子供たちには観せたい。





イケメン武士に会いにいく ~京都国立博物館 美を守り美を伝える~

2019-08-24 22:55:51 | 美術館、博物館
さて、もうすぐ第2ラウンドが始まる最終週末。

狂ったような暑さも萎え、金曜日の雨のためにさすがにクールダウン。

京都も涼しいだろうということで、京都国立博物館、自分とこで持ってます展に行ってきました。

正式名「美を守り美を伝える」

良かったです。さすがいい物預かってます。
建仁寺、高台寺、高山寺。お寺にそのまま置いておいたら痛むだろうし、隠せば一般の人には観られないし。

預かってます展。

まずは、谷口吉生さん建築の平成知新館





いつ来ても静謐でいいです。

今回気が付いたのですが、2階にデッキがあるのです。



シンプルななんということはない休憩所ですが、展示室とは完全に隔離されていて、外の景色も見えて
ほーとするいい空間でした。

今回海北友松の龍の絵も感動したのですが、、。

鎌倉時代、正確には南北朝時代のこのハンサム武士の肖像画


教科書でも有名ですね。伝源頼朝像。
神護寺にありました。高山寺の横のお寺です。

改めて今回見ほれました。本当に、ハンサム。ゆったりとした、気品、色気、十分な若さ、この時代に珍しい大きな目、
福よくとして恰幅の良さ。

でもこれ、源頼朝像ではないという説が現在有力
だいたい、神護寺に3体の肖像画がセットであって
一人が源頼朝で一人が平重盛で


もう一人が藤原光能


ということだが、なんだか組み合わせが変?

新説は
足利直義、足利尊氏、足利義詮ということ。

神護寺に新たに文書が見つかり、徳川時代初期に落ちぶれた神護寺が徳川幕府に源氏縁の寺であると
源頼朝像だと紹介したということだ。

諸説によると直義は夢窓疎石というお坊さんに聖徳太子を見習えと言われ自分が聖徳太子、尊氏が達磨大使というペアで
肖像画を描かせたということがあります。(歴史トークより引用)

そういえばこの伝源頼朝像どことなく、聖徳太子像の顔とも似てる。

結局、三枚目に描かれた言われている足利義詮にこの足利直義は毒殺されてしまうのですが、、、。

そこらへんは観応の擾乱などの本を読まなければまたわかりませんが、、、。

なんだかあたり室町初期は私わかりません。

どちらにしてもこの修復された伝源頼朝像、ため息でるくらいハンサムでした。

世間はなんとなく源頼朝像であってほしいと思っているような気がしますが。

それと心に残ったのは
これ


中国北宋時代の「孔雀明王像」お顔が素敵。中世的な魅力。

今回の展覧会、そんなに混んでなくて(入場者の半分は外国の方)お値段もお安く
何回か観たなと思う作品も多いのですが、

日本美術史の流れも感じられ、いい展覧会でした。

お定まりの久しぶりのハイアットリージェンシーの東山で




ゆっくり篭会席。

メールアドレス会員になったら10%オフでした。

美味しかったです。

ここ、やっぱり落ち着きます。





心はイギリス ~ライアンの娘~

2019-08-22 17:52:29 | 舞台、映画、DVD
ブレイディみかこさんの本を手当たり次第に読んでいる。

イギリスってほんまにおもろい国やねんなーということで、
スコットランドと、イングランド問題があって、そういやーメアリースチュアートはスコットランドの女王やってんな。地図を調べたら、イギリスの北部はスコットランドやねん。

ここが独立って?大変やん。

ブレイディさんの本の話はまた別の機会に。
ダンナが「ほな、ライアンの娘観な。」と言うので○mazon primeで検索ありました。レンタル199円。
なんとも中途半端な値段。無料にしたらいいのにね。でも194分長いからお金取るのね。
3時間超え! 

 
一昨日の夜から見始めて昨日の朝続きを見始めたらやっいいやんこれ。

デビット・リーン巨匠の晩年の作。
アラビアのロレンスやドクトルジバゴ、戦場に掛ける橋、観ました。
10代の頃に。私には戦場に掛ける橋の印象が強い。日曜洋画劇場とかテレビで観た。

でもよく考えたらこれはアイルランドの話やん!
でもまーいいかー雰囲気出てるから。

ブレイディさんもその本の中に書いていたけどアイルランドのその辺の兄ちゃんがすごい詩を作ってたり普通の市囲の人たちが芸術家だそうだ。

見始めるとどんより曇った空、打ち寄せる荒波、絵になる。


撮影する時も大変だっただろうなー


またイングランドの将校として出てくる
クリストファー・ジョーンズ

若くして亡くなったジェームス・ディーンの再来と言われたが、
この映画でデビット・リーンに相当しごかれた(だって決まっていたのが、マーロ・ブランドだそうだ)ことと
この映画撮影の直前に不倫関係にあったシャロン・テートが殺害されたことでショックを受けて
すぐに引退
アーティストになったそうだ。
この撮影時29歳。やっぱり30代半ばの役かな?

ちょっと横道に逸れましたが、私はクリストファー・ジョーンズも好演だったと思うのですが、、、。

そんなこんなでロバート・ミッチャムがいい味だしてたのとわき役の方々が良かったので、
すごいいい映画だと思うのですが、封切り当時はブーイングもんだったそうです。

いずれにしても、村民上げてのレジスタンス応援という精神性が感じられた映画でした。

イギリスって面白い。

アイルランドだけど、、、。







突然の高血圧

2019-08-20 07:31:42 | 日々のあれこれ
毎年1回の人間ドッグ

旦那が先に結果が来た。

1週間前から禁酒(もともとあんまり飲まないが)
軽い糖質ダイエット

一昨年、その前の年、忘れて朝ご飯を食べたので
ダイニングテーブルの上には×印を書いた紙を貼っている。

万全を期してドッグ当日に臨む。
結果、ずっと花粉症の薬を年中飲んでいた(四季それぞれの植物に反応するので)のと長年の暴食。
そのため、肝脂肪。ここはC。

でもなんと、血液検査で肝臓関係がいきなりCからAへ。
ɤGTPなんて半減している。

お酒を飲んでいはいけない数値から突然、普通になっている。

旦那は今まで朝はペーストリー系のデニッシュ一つとあと一つや二つのパンを軽く平らげ、
果物、ヨーグルト、牛乳。

お昼はマクドや王将。

夕方、私の帰りが遅いとお腹が空いてカッパえびせんやあられをポリポリ。

夜は普通に食べて、肝臓の数値が悪いのでさすがに晩酌は控えていたが、
食後は牛乳に和菓子というのが定番だった。

数年前から体重を落とすべく、パンを減らし、夕食の米飯を減らし、食後の和菓子を減らし、最近はほとんど昼食を食べる時間が
ないのでパン一つで乗り切り。

かなりのダイエットに成功した。もともとメタボを解消するためだったのが、
なんと、肝臓数値が下がったのはびっくりだった。

これだったら、少しぐらいの飲酒はOKなのだ。
年行ってからの過食は本当に百害あって一利なしだ。

私の方は、ずっと続けている軽い糖質ダイエットで体重は例年なみ、ウォーキングも続けているので

きっと現状維持と思って出かけたが、
えっ血圧「136、92」計ってくださった看護婦さんがもう一度と試したが上が140になったので、
余計に上がった。

例年、夏休みにドッグ行くので、ここ数年、上120ぐらい、下70ぐらいが定番だった。

なんで、一気に20も上がったのか、、、。不明である。

ホームドクターに相談すると、ちょっとしたことで血圧は上がるので
人間ドッグの結果が出て、毎日、家で血圧を測って記録して持ってきてくださいということだった。
それと塩分を控えるようにと。
さすがに、すぐに降圧剤など、出さないところがいい。
実家の父と母も血圧は高い方なので遺伝もあるということ。

色々原因を考えたのだが、毎日、ゆで卵を食べるのでその時の塩。
それとみそ汁も結構作るようになったのでその時の味噌の量。

それくらいしか考えられない。
だいたい、味の濃い物はきらいで、つくだ煮系統は全く食べないに。

ちょっとショック。

夏のある日の昼ごはん。






百年の孤独 ~ガルシア・マルケスに挑む~

2019-08-19 05:32:07 | ブックリスト
前前からガルシア・マルケスの「足元の大地から文化は生まれる」という言葉にいかれていた。

でも読んだことなかったです。マルケス。

そこで、この夏は自分の課題図書として、一気に一番の難物「百年の孤独」に挑戦。




長編、同じような名前出てくる。
途中、これは空想かというような部分が出てくる。

実際、訳者の方が何か所も矛盾のあるところを発見したと書いてらっしゃったけれど、
あえてそのままにしたということだった。

そうなんやー。でも、でもこの壮大な一族の百年に渡る歴史を読んでいると
なんだか世界のどこの国でも当てはまるような気がしてくるから不思議。

何度も家系図を見直しながら、これはこの人やんなーと確認しながら何とか
読み進んだ。

ただ読了したという感じ。
うっすらとマルケスの凄さが伝わってくるのはわかった。

次は「予告された殺人の記録」に挑んでみる。




ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

2019-08-18 06:38:30 | ブックリスト
夏の課題図書

すごい大作ガルシア・マルケスの「百年の孤独」に挑戦していたのだが、
何度も挫折しそうになったが、読了

次に書評欄で池澤夏樹が文章のテンポを絶賛していた
ブレイディみかこ著
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」



読み始めたら止まらないカッパえびセン状態だった。

ほぼ丸1日で読了

ブレイディみかこさんはイギリスで保育士をやっていて
イギリスの色々な問題を扱った本は2冊くらい家にあるが、
私は読み切った記憶はない。
なんだか途中で放り出していた。

これはアイルランド人の旦那さんとの息子さんが
小学校から中学校へ進学した公立中学校での出来事がアップテンポで綴られている。

読んでみたらこれが面白いったらありゃしない。

思春期に差し掛かった息子さんが自分のアイディンティに悩んだり、
友達のいじめ問題に悩んだり、なんとも複雑でリアル。
しかもこの息子さんがとてもキュート!
母とのやり取りもとても考えさせられる。


是非、ご一読を。

黄金のアデーレ ~名画の行方~

2019-08-17 14:52:47 | 舞台、映画、DVD
やっと全面休みになったので、三食とも家で料理して、
ゆったりすごす。

2日目くらいになると起きる時に体全体が痛くない。
仕事に行ってるときは起きる時に全身激痛。

「疲れてたんだなー。」としみじみ思う。

食事も量が少なくて済む。外食はやっぱり食べ過ぎです。

で、夏の課題図書に取り組んだり(読書です単に)
カードのポイントが貯まるのを待って読みたい本を買いに行ったり。
日ごろの家雑用を片づけたりと。

昼ごはんの後は〇mazon Primeで映画。

旦那が探してきたこれ「黄金のアデーレ」原題「Woman in Gold」


主役のヘレン・ミレンがまー素敵!


スタイルいい、ファッションいい、皺までいい、当然演技も最高。

あっと言う間の1時間40分でした。

見ごたえありました。なんと実話。

ナチスから逃げたユダヤ人の当時のオーストリアでの苦難。

圧巻でした。

最近と言うか私が気がついてないだけかもしれないけれど美術、アートに世界の風がなびいてる?

とてもいいことだと思う。オーストリアのモナリザと、言われたこの名画はいったい誰の所有かと問うことは
あの時代を再度検証することになる。

第二次世界対戦や太平洋戦争でどれぐらいの名作が失われたことだろう。

本当に美しい力のある作品はたくさんの人に心震える感動を与える。
それが、生きていく糧になることもあっただろうに。

主人公のマリアは84歳でこの絵の所有をオーストリア国相手に提訴し、90歳で勝訴する。
弁護を務めたのは、遠い知り合いの若手弁護士
オーストリアの作曲家シェーンブルグの孫

今、「黄金のアデーレ」はアメリカのノイエギャラリーで沢山の人に感銘を与えている。



いつの日か会いに行きたいものである。

風をつかまえた少年 ~世界では~

2019-08-16 08:03:22 | 舞台、映画、DVD
さて、この夏は観たい映画が目白押し。

でも、時間的に中途半端で見逃してしまった作品も多い。

兵庫県立美術館と友達のお家にお邪魔する予定があったので

合わせてシネリーブル神戸で「風をつかまえた少年」を観る。



実際にあった話である。

監督・父親役出演の
キウェテル・イジョフォー



この人調べてみたら、あのキンキーブーツのローラ


ドラッグクィーン役

ブレイクしたのは

それでも夜は明ける


10年前に原作を読んでいつか映画化をと考えていて、出演するつもりはなかったけれど、
ちょうど40代を超え、ピッタリの年齢に。

主役の
マックスウェル・シンバ、お母さん役のアイサ・マイガ



このお母さんがチャーミングでとっても良かった。

主人公の少年を演じたマックスウェル君は現地のオーディションから選ばれた素人、現地の秀才そうだ。


アメリカのグランドゼロの時代にアフリカでは干ばつと飢えに苦しむ現実があったというのが
衝撃だった。現実問題なんだけど。

厳しい現状と与えられた条件で最大限に学びから現実を改善するためにあきらめずに頑張る。
勉強したくてもお金がないために学校にさえ行けない。

改めに自分の置かれた状況の恵まれていることに気づき、
その中で最大限頑張ろうと思わせてくれる映画でした。


夏の計画 

2019-08-15 06:43:03 | 日々のあれこれ
今年の夏は体力的に考えることがあったので
消耗した体力を徐々に回復するように計画した。

去年は2回の旅行と様々な展覧会に飛び回り、たくさんの研修にも参加したが、
今年はまー沢山の展覧会を観たが、旅行と兼ねていたし、
研修も最初から鑑賞の研修が入っていたからそれ以外は参加せず、
お盆は自宅で静養、家の片づけ、仕事と割り切った。

だいたい、夏時間になると半日の勤務を心がけている。
私は暑さに弱いのは自覚しているので。
ここで無理をすると後で来る。


旅は少し休憩した後は必ず出かける。
気分的にリフレッシュ。

休日の朝は、5時過ぎに近くを1時間くらいウォーキング。
ダンベル運動も続けている。

体重は驚くほど減らない!

毎日ルートを変えて歩くと色々な発見がある。

台風の今日はまだ、風が強くないので超ショートコースで。

台風の空



ここんところの夜明けは5時15分

帰り際に空にくっきりの虹



大きな台風だけど、大きな被害が出ませんように。


我が家の夏合宿 ④ ~豊田市美術館、クリムト、あいちトリエンナーレ~

2019-08-14 09:05:34 | 旅行
いよいよ旅も最終日

まず、豊田市美術館に行ってみたかった。
それも東京でやった、クリムト展が来る!
これは行かねば。しかも、熱海の帰りに行くといいかも。

ということでまずは娘が行きたかったあいちトリエンナーレへ。

名古屋市内の地元商店街、夏祭りたけなわのようなところで共通チケットを購入。

古い家屋を改造したようなところでの展示をいくつか観る。

私が印象に残ったのは古い蔵に中の物を再構成して戦後の焼け跡風景を再現した一室。


商店街は夏祭り風でごった返していました。

夕食は娘お勧めのイタリアンへ予約して行く。


ここがまた、美味しかった。スパークリングワイン飲み放題2時間1500円というのを付けるが、少し飲むとすぐに
お店の人がつぎに来てくるのだが、グラスのワインがなくなってから「すみませーん」というタイミングの方が
ありがたい。そんなに飲めないですよね、結構。

突然、泊まることになった娘のためにシングルの部屋を探すが、ない。
週末名古屋は本当にホテルが取りにくい。
唯一、禁煙の部屋を違うホテルで見つけた。シニア割引。
旦那がここに泊まることになった。

私たちが泊まることになったリッチモンドホテル名古屋納屋橋
なかなか良かった。新しい、スタイリッシュ、部屋広く、ズボンプレッサーがあって便利だった。

ここはポイント還元10%なのでダブルで2人で泊まるとコスパが良かった。

私たちはコンビニで買ってすませたけれど、レストランの朝食が、すごくおいしそうだった。

最終日は朝から豊田市へ。

ここは昔違う名前だったのが、企業の名前に替わった街。

結構、駅から坂を上がっていきます。
かなりの敷地に現れたかっこいい建物。

谷口吉生さんは本当にその土地の形状を活用して見せ方もすごい。
内部に入って見える景観も計算済み。

開館15分前にチケットもすでにコンビニで発券済みでよかった。並びました。
でも館内が広大なので大丈夫。

クリムト、日本でこれだけまとめて観る機会はそうないだろう。

よかった。もう本当に純粋な人。

あとはトリエンナーレの作品

天井から布状の物に包まれた明かりが下がり下りしながら点いたり消えたり。
下でみんな寝転がりながら観てました。花が咲いたりしぼんだりする感じ。


作品から泡がでてました。


パリ万博に展示されたガガーリンの指、巨大


隣の廃校になった高校のプールを使っての作品。


なんだか疲れました。

名古屋に戻って、軽い昼食。

栄の地下街にある喫茶店 コンパルで。
娘は名物エビフライサンド

旅行中食べ続けるのでなんだかで、私はフルーツアラモードならずフルーツソーダ。

さて、午後からいよいよ、愛知芸術センターである。
私は知らなかったのだけれど、ここが問題の企画展示があった場所。
すでに前日の午前中に企画展は停止されて入場はできなかった。

同じ建物の近くでコスプレ大会イン東海みたいな催し物はやってるわ、紫のTシャツを着た人はうよいよ
いるわ、(ドリカムのコンサートまで近くでやってた)大変な人でがるつぼと化していた。

芸術センターはなかなかいい建物だった。



ポスターになっていたピエロの人形


まるで人間大で顔も全員違った。


今回の旅行でまるで、違うコンセプトの美術館、展覧会を立て続けに観て
表現することについて色々考えさせられた旅行だった。

私には表現の自由 とても難し問題ですね。